戦略80)中学受験を通じて気づくこと 〜塾のクラス変動編〜

塾について
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塾でのクラス変動が激しいサピックスでは心痛める保護者の方も多いと思います。また緩やかなクラス変動を行う日能研もなかなか上のクラスに上がれないや落ちてもおかしくない中でずーっとかろうじて残っている人も含め精神的に疲れることも多いと思います。

今回は塾のクラス変動をテーマにしたいと思います。

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クラス変動について

サピックスや四谷大塚は基本的に点数でドライにクラスを月次で変動させます。一方で日能研は一回の点数だけでなく、複数回の平均的な偏差値状況や授業態度を考慮して月次ではなく3ヶ月に1回クラス変動させます

よって、その子供のタイプによって、その塾のスタイルと合う/合わないは事実として存在すると思います。

大きな特長として小学校低学年から塾に通っていると小学校4年までは上位クラスで維持できる傾向が高いです

なぜなら、小学校低学年から塾で教わっているのでその基礎をベースに小学校4年の単元についてこなすことが出来ますし、また塾にも慣れているので勉強そのものに順応出来ます。

公文や他勉強をしていた子供達は最初の塾のテストに関して、暫く、感を掴めず、凡ミスをしてしまうなどテスト慣れしていないことに起因し、能力を発揮できないケースが往往にしてあるように見受けられます

よって、逆に言うと慣れてくるとどんどんそのような子供達がクラス変動の中で浮上していきます

もともと低学年から通っていた子供たちは逆に下がってくる子供が出てきます。低学年から通っている子供の保護者は、上位クラスにいることが普通になっているので成績が落ちていくことに困惑し始めます

これはどちらかと言うとその子がサボっているというのではなく、本当の能力が浮かび上がってくることを意味していると感じます。小学校5年からは小学校6年の単元含め新規に習う範囲も多いので、その頃には低学年から塾へ通っていた子供達もほぼアドバンテージはなくなり、真剣勝負になっていきます。

親としてクラス変動に関しては今の実力値ということで理解し、そのレベルに適した勉強をアシストしていくことが能力アップに繋げていく唯一の現実解なのだと思います。

ここで残念なことに焦って、塾の指示していないことを多めにやらせたり、難解な問題をやらそうとすると子供自身も勉強が嫌になり、疲弊もしていきます。が、保護者は子供に色々やらせることで対策していると考え、不安をかき消せるようなのでやってしまう親も多いようです。

そして月次の結果はまた芳しくないとさらにやらせてしまうという魔のスパイラルも発生するご家庭も多いように思います

これはアトピー性皮膚炎に突如掛かってしまい、ステロイドをどんどん増やして、悪化していくような事象にかなり近い気がします。まずは、保湿剤を塗るなどソフトに進めていくという我慢をすることが大事なように思います。

クラスが落ちる場合のメリット

我が家の息子はサピックスに通っていました。当時を振り返るとまさに上がって、下がって、上がって・・・となかなか浮遊していました

ただ、下のクラスにいる方が基礎の部分を徹底的にやりますし、クラスが落ちて正解というパターンを肌で感じました

我が家の息子が停滞した時期は小学校5年です。その時はいつもよりも下のブロックで浮遊しており、なかなか上に戻れないような状況が続きました。が、成績が良い証であるシールをたくさん貰えていた時期でもあり、下のブロックではあったものの自信はついて来ていたと思います。

また、小学校5年生の単元は実は中学受験において非常に重要であり、その小学校5年時代に下のブロックにいたことで基礎力は非常に身についたと振り返れば思います

ここで変に上位クラスにいたら、基礎定着出来ず、改めて基礎部分の底上げをする必要が出たかもしれません。

つまり、上位クラスにいることだけがベストではないと思います。

我が家の娘は今、日能研に通ってます。現在、一番上位のクラスにいますが、基礎力が今一つで本来なら下のクラスでやってた方が今は良いのかも、とうちの妻と話をしたりするケースもありますが、娘本人が既に上位クラスにずーっといるのでクラスが落ちるのは嫌だ、と言ってます。

うーん、いらぬプライドを持ってしまっている・・・。

別にクラスがどうこうではなく、その子のスキルにフィットした形が重要であり、そこはきめ細かくクラスが別れている塾はその恩恵に預かれるのだと感じます。

クラスが少ないと変動も少ないし、そう言った意味では心の安心はあるかもしれませんが、中学受験での戦闘能力をあげるという観点では温室環境という感じで弱いのかも〜。と見てて感じる部分はあります。

クラスによって変わるお友達の民度

ここが最大の特長ですがクラスは能力差で振り分けられているので例外なく、上位のクラスに行けば行く程、志の高い子供が多く、私語が少なく、勉強に向かう姿勢も勉強になる友達が多い傾向です。

逆に下のクラスに行けば行くほど、塾にただ行ってるだけ、私語は多い、勉強はとりあえず親がうるさいからやってる等、民度が低い傾向になります。

—クラスが落ちて、そのクラスの授業終了後—>
(* ´ ∀`)←我が家の息子
すげえ、バカばっかだった。隣の奴、小テスト半分も埋まってねえの。前のクラスだと全部埋める奴しかいなかったがこのクラスはやべえな。」 

(;๏д๏)←パパ(自分)
お前もそのバカと言ってる連中とテスト結果が同じくらいだったんでしょ。嫌ならクラス上がんないとお前もそのレベルということ。

—クラスが上がって、そのクラスの授業終了後—>
(* ´ ∀`)←我が家の息子
俺の隣の奴すげえ、頭良いんだよ。前のマンスリーの時、どのクラスにいたか聞いたら、α2にいたらしい。今回のマンスリーは史上最悪で今、このクラスにいるんだって。

(;๏д๏)←パパ(自分)
なるほど。上には上がいるってことを学べて良いじゃん。お前も頑張れよ。

クラスが変わることでいろんな友達が出来、和気藹々と授業も出来たり、メリットの方が多いように思います。

この環境を楽しめる子供だと、という前提条件は付きますが。

クラスによって変わる先生の質

ここはそれほどネガティブではありません。言うまでもないですが良い先生は基本的に上位クラスを担当しています

なぜなら、難しい問題をいかに解りやすく伝えて、さらにその子供達の偏差値を上げられるか、そして最終的には中学受験として良い成果が出るように導けるかが問われるため。

下のクラスというのはまず基礎的な部分など本来落としてはならない部分の定着を目標に進めようとしますので先ほどの先生よりも高度なことを求められていません

よって、クラスによって厳密には先生の質も変わりますが、その子供の能力に応じて先生も問題ないように構えていますので、そこはあまり問題にはならないと感じます。

あとこれは難しい問題ですが、上位のクラスだと授業レベルが高過ぎて一部の頭の良い子以外はよく分からないという子供もいる旨、結構聞きます。

また下のクラスだと本来、上位クラスを教えてもおかしくないけどまだ中堅・若手なので下のクラスを担当している先生は先生自身が上り盛りな状態なので教え方が上手だったりします

ここは全くもって運に左右されるのでしょうがないのですが、先生の質もクラス変動によって変わるというのは揺るぎない事実です。

実績のある先生が上位クラス担当となっていますので、出来る限りそこを目指すということに変わりないかと思います。

クラスはあくまで目安。特に小6の夏までは。

小学校6年の夏まではこのクラスという指標以外ないのですがるようにクラス上がれ〜。と唱える保護者が多いと思います

一方で小学校6年の秋以降はクラスの意味がそんなになく、学校別特訓でいかに良い位置に着けるのか、に変わって行きます。

志望している中学のタイプがAタイプ(処置能力重視)、Bタイプ(記述・論理力重視)、ABタイプ(ハイブリッド)によって、対策が異なります。

先ほどから話している塾のクラスは上記において、基本的にAタイプに近い試験問題になっています。なのでAタイプを志望校にしているなら通常のクラスも指標となり得るのですが、Bタイプの子供だと通常のクラスはあまり指標になりません。

クラスにこだわるのは小学校6年の夏までであとはいかに希望する学校を攻略できるのか、に掛かってきます。現在進行形で小学校6年生の子供を持つ保護者の方は通常のクラスを決めるマンスリーではなく、学校別特訓についてぜひ、注力&サポートを〜。

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