息子はサピックスに通っていたのですが、こういう子は転塾したほうが良いというケースをテーマに記載したいと思います。
サピックスに関する他の記事を見たい方は以下を参照お願いします。
サピックスの授業スピードに耐え、強いメンタルがあるか?
サピックスでの授業内容は非常に高度ですし、進度が非常に早い特徴を持っています。
それを踏まえて、要点を整理して以下に記載すると以下の通り。
- 最下位ブロックに定住し、抜け出せない。
- そもそも超上位校を目指している塾であるがゆえに中堅校を目指すことになるサピックスでの下位クラスにいる場合、劣等感も宿る。
- 月次のクラス変動に耐えきれない。
- クラス変動も激しいので一喜一憂せずに構えられる鬼の心臓が必要になるが、そこがメンタル上、耐えられない。
- 小学校4年や5年の前半で個別指導等の並用が必要。
- 小学校4年や小学校5年の前半時点で専業主婦のご家庭で個別塾を横付けで実施しないと耐えきれない場合、そもそも横付けが必要なくその子のスピードに合った塾に通った方が負担が少なくて済む。(サピックスという塾特性には向かない。)
ではそれぞれ詳細について述べて行きたいと思います。
A〜Cのブロックから抜け出せず、苦しい
サピックスのメインターゲットとなる得意とする学校群は、対象としてH〜α1だと思います。
A〜Cでずーっと定住している場合、サピックスの特性上、やたらに難しい問題ばかり解くことになり、基礎定着が困難だと思います。
下のクラスに行けば行くほどやる内容もそうはいえ、若干、簡易なものになりますし、周りの子供のモチベーションも低く、いつまで経っても下のクラスから上がっていくことが難しくなります。
最初はこのブロックにいたが、徐々に上位ブロックに上がって来ているならば問題ないですが、1年近く、どーにもこーにもこのブロックから抜け出せないと言った場合、できれば細かなフォローアップが出来る親身な塾にしたほうが良いです。
クラス変動に耐えきれない。(メンタル上、耐えきれない)
サピックスは、ある意味、常にクラス変動するので良い意味では名誉挽回が月ごとに可能です。
その反面、毎回クラス変動に怯えることにもなります。
このクラス変動を良い意味で刺激にし、励みにし、頑張れる子供(親含め)でないとかなり精神面でやられます。
クラス変動が耐えきれない場合、もうちょっとクラス変動が緩和な塾はありますのでそっちに移った方が良いように思います。
授業内容が早すぎて、個別学習塾や他の塾も併用している。
サピックスの授業スピードは確かに早いです。
例でいうと小5の社会について歴史が始った際に”旧石器時代から始まり、昭和に入る”という約2,000年分の単元を約3ヶ月でこなします。
当然、サピックス・クオリティなのでそこそこ細部にも及びます。
算数はより緻密で過酷であることは想像しやすいでしょう。
これは常に復習をし続けないと耐えきれないのも事実ですが、別の塾の併用をするようであればその子のスピードにあった塾に転塾しないと苦しいと思いますし、やはり基礎定着の観点で難しいと思います。
小学校5年後半から6年の当たりでの補助的な個別指導ではなく、4年から併用をせざるおえない場合、基礎体力とも言える能力が養われていない可能性があります。
その場合、その子供のスピードにあった塾に転塾した方が良いと考えます。
自宅での事前学習の強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、幼児(年少・年中・年長)、小学校の低学年の方向けの話です。
本来であればこちらに記載の通り、我が家では公文を実施していたのでそれを押したいのですが
コロナ禍の昨今、密を避けて自宅学習が非常に重要になります。
一方で我が家の子供達の同世代で勉強の出来る塾友にて結構な確率で事前学習で活用していた通信教育がありました。
それがZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座です。
中学受験を目指している塾通い前の幼児、及び、小学校低学年のご家庭に対して、
コロナ禍の昨今、密を避けて自宅学習可能なZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座をお勧めさせて頂きます。
ちなみに中学受験を目指す際、何か事前学習をさせておくことはより上位の学校に行きたい場合、必要な事柄だと思います。
事前学習においてはこの記事にて塾の上位者の利用していた学習教材・方法を載せてますが
その中でもZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座は押せます。
資料請求に関しては当然ながら完全無償ですので一度、 資料請求の上、検討して頂くことをご提案します。



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