戦略36)サピックスの活用術 〜偏差値編〜

塾について
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サピックスを日々通っている方々やそうでない方もいると思います。
ここでは、入試・中学受験でのサピックスの利活用の視点で記載をしたいと思います。
(サピックスって何?という方は以下を参照お願いします。)

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サピックスの偏差値について(小4〜6夏まで)

基本的にサピックスでは非常に優秀な子供が通っている小学生の集まりであり、上位層/精鋭集団という理解が正しいです。

その母集合の中で標準偏差を取ると自ずと通常のオール小学生の偏差値を基準とした首都圏模試センター等の偏差値表とは大きな乖離が出ます

サピックスの偏差値は、首都圏模試センターや日能研やY塾と偏差値と比べて、上位層のデータが多いので、基本的に首都圏模試センターにおける偏差値70以上の学校がより細かに分布されるのが特長です。

以下、参考までに2019年7月における本日時点の各塾等の偏差値及び、各塾の2019年度における合格実績を男子校(共学校)に絞って一部学校を記載しています。

また、サピックス(S塾)の偏差値の50以上を軸とし、2回目以降の入試については除外しています。黄色の網掛けは、学校ごとに合格実績として一番多い塾にマーキングしています。

ここで理解した方が良い部分として、サピックスの偏差値で50以上の中学校は基本的に他塾よりも合格者実績数が圧倒的に多いということです。

塾によって偏差値が上下するのは他塾の合格実績/サンプルデータが少ないことに依存していると思います。

上記の表の偏差値とともに合格実績数を見るとサピックスの生徒でサピックス偏差値50以上の学校選定をする際、サピックス偏差値をベースに選ぶのは、非常にブレ幅が少ない信頼性の高いデータを元に検討を進めることが出来ることを立証していると思います。
(こう見るとサピックスの偏差値50以上のレンジの子供の親が、早慶クラス未満の付属校を目指して中学受験させていない背景も透けて見えます。)

逆にここでは触れていませんが、サピックスの偏差値50未満の合格実績/サンプルデータは他塾の方が多いと思いますし、日能研(N塾)やY塾の合格実績はサピックスの偏差値50未満にボリュームゾーンがあるかと推定されます。(ここではサピックスの活用術にフォーカスしているので上記の数値には触れません。)

結論、サピックスの偏差値50以上を保持しているサピックスに通う子供の場合、サピックスの偏差値で学校選定等の目安に活用するのは非常に有効であると言えます。
(一方でサピックスで偏差値が50未満の場合は、日能研やY塾にて実施している試験・テストを受けることでより精度の高い偏差値の確認、学校選定等の目安をより精緻に実施できる可能性があります。)

学校別サピックスオープン(小6秋から)

学校別のサピックスオープンを実施している対象学校は限られていますが、これがいわゆるサピックスの看板学校であり、ここに大量に合格者を送り込む強い意志がある学校群となります

小6の9月と11月に実施されます。

このテストは予想問題で構成されており、Aタイプ、Bタイプも把握された上で問題が構成されている非常に考えつくされた問題です。

また当日を考慮して、入試よりもわざと難易度を高めに設定されており、平均点も低いような試験になります

よって、点数が低くてもしょうがない試験内容にはなっているようです。

なお、ここでの受験者は他塾の生徒含め参加するので極めて精緻なものとなることは事実ですのでその時点では非常にベンチマークになります。

その時点では、というのもここで奮起する子と調子に乗る子でまた生死を分けますので。

このレベルの子達はもはや互角の域にあるので、油断するとすぐ、2回目の学校別オープンで成績がダウンします。

つまり、これをやってる時期はとにかくベストで臨まないと意味がないです。
また仮にこの2回の成績が良くても12月、1月で追い上げてくる子がたくさんいるので油断禁物です。

以下でも語りましたが、トップ層だった子達も入試で落ちてますから。

合格力判定オープン(入試直前)

小6の9月から毎月、マンスリーテストとは別で合格力判定オープンテストが実施されます。
これを9月、10月、11月、12月の計4回実施し、その平均偏差値が確定します。

その上でその偏差値帯の子が、各志望校での過去の5年間の合格率が偏差値帯ごとに細かくデータとして冊子が自宅に届きます

で、このデータについて、結論から言うと、かなり信頼性が高いです。
うちの子の受験データを振り返るとかなり近似

まあ、そりゃ、そうでしょうけど。。うーん。

母集合が多い偏差だと本当に情報が素晴らしく精密だと思います。

戦略的な中学受験という意味では過去の各偏差値帯のデータで緻密に分析できるのでこの情報を基にどのような受験日程を組むかも非常に重要と思います!

小6の秋以降のマンスリーテストは気にする必要なし

小6の入試直前の1月までマンスリーテストは存在します。

なお、Bタイプを第一志望にしている子供は、基本的にクラスが下がっていく傾向にあります。
マンスリーテストが満遍なく出題されるAタイプをベースに作成されたテストのため

よって、基本的に小6の秋以降はマンスリーテストは普通にこなすでOKです。

また上位層の学校を狙う子はBタイプを第一志望にしていても、そこまでガツンとクラスは沈みません。
逆に沈む場合、第二志望、第三志望が危ういと思いますので注意が必要です。

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