戦略83)中学受験を通じて気づくこと 〜ジャイアント・キリング編〜

心得について
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現在、中学受験に励んでいる人がたくさんいると思います。

でも実際に第一志望校に合格出来る人って割と少ない事実がありますよね。実際、どういった人がきちんと第一志望校に合格しているのか?気になりますよね。

そこで今回は私の周りにもいたジャイアント・キリング、つまり、大番狂わせと呼べるか分かりませんが「えー!そこ受かったんだ!」という子供達の特長や、更に繰り上がり合格で合格してそこに通って、現在、高校3年生のお子さんや実際に安全校に入学され、現在、大学生になっている近所の方もいますのでそこに関しても記載したいと思います

題して、「ジャイアント・キリング」をテーマに記載したいと思います。

 

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ジャイアント・キリングとは

ジャイアント・キリングとは、スポーツの試合などで明らかに格上の相手から(大方の予想を覆して)勝利をもぎ取る、いわゆる「大番狂わせ」を意味する表現のようです。

ジャイアントキリング(giant killing)は英語由来の表現で「Jack the Giant Killer」と呼ばれる御伽話が直接の語源とされているようです。(「Jack the Giant Killer」は「ジャックと豆の木」として有名かもしれません。「巨人殺しのジャック」もしくは「巨人退治のジャック」と訳されることも多いようです。

今回の中学受験で言うならば、大方の予想を覆しての勝利をもぎ取った、合格できた時にまさに「ジャイアント・キリング」と言えるのだと思います。

ジャイアント・キリングをなし得なかった人々の特長

ジャイアント・キリングを語る前にジャイアントキリングをなし得なかった人々で特にあと一歩という方々のダメだった人の共通点を先に論じさせて頂きます

というのも能力そのものはほぼ同じで紙一重な違いがあるように感じているからです。

またそこにはマインドや日頃の態度などトータルでの違いみたいなものが存在しているようにも感じています。ジャイアント・キリングをなし得なかった人の共通点について以下の通り、一つずつ整理し、記載します。

母・父・子供しいては塾の先生の目標校が不一致

え?って思うかもしれませんが、このパターンのご家庭はそこそこ居ました。

  • 母は男子校の現実的でありつつ、ブランド志向である学校を希望している。
  • 塾の先生はより実践的なある学校を勧めていた。
  • 父親は塾に通わせているのだから、もっとレベルの高い学校を希望している。
  • 子供はグラウンド等設備を見てハード面重視である共学校に行きたい。

結局、こういうご家庭は上記の4校全て受験していました、が、全て不合格で安全校に通われていることの方が多く聞きます。

それぞれの意見を組み入れたのは良いですが、なんかチグハグなんですよね、見てる側からしても。

子供からすると行きたいと思える学校よりあんまり興味のない学校を目標設定されて、そこを重視して過去問題対策とか進めると乗り気にならないことでしょう

ここでの教訓は少なくとも行きたい学校(第1〜5希望校)は全てご家族や塾の先生、子供自身も意見を一致させたところに目標を定めて進めて行きましょう

そうでないと子供自身も本領発揮なんて、出来ないだろうし、やる気も起きないことでしょう。ぜひ、戦略的な中学受験というカットで考えて、上記の施策を実施しましょう。

バラバラで中学受験の入試に突入は自ら合格確度を下げているものですので、非常に愚かですね。

子供自身が精神的に弱い/メンタルやられている。

小6の冬以降、精神的に滅入ってくる子供が出てきます。特長は以下。

  • 周りの子供達の様子を見て焦り出す。
    • 学校別特訓が加速し、仲良かった友達が上位クラスに上がったりすると悪い意味で気落ちする。
  • 気が弱いタイプ
    • 塾の先生の気合い/発破でマイナスに捉え、気落ちする。
  • 学校や塾も体調不良で時折、休んでしまう。

こういうタイプの子供は見ていると入試において本領発揮出来ません。相応校でギリギリ合格という印象。

教訓としては、具体的に1月以降の入試において、チャレンジ校よりも一段下げた学校での入試日程の再組み立てをした方が良いです。

頑張れ等の声掛けも必要なのですが、まだ幼いので何を言っても気持ちが追いつかない傾向があるので安全校などを増やす、最初に合格を握っておく等が大事だと思います。

私の知っている子供は、基本的に2/1〜3の間で安全校を1つ抑え、その後、2/4-5で相応校に合格したケースを聞きましたが、全部落ちてもおかしくないようなメンタル状況のようでした。無理しないことがベストかと思います。

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子供自身が強気過ぎる。調子に乗っている。意地悪。

頭の良い子供でも善を積んでいない子供には天罰が下るとはこの事か、と感慨深くなります。天の神様は見ているのです。

とはいえ、合格間違いないと言われているような子供で不合格となった原理を考えると、ひとえに小6の冬に余裕をかまして、あぐらをかいていたというのに尽きるのかもしれません。

小6の冬はラストスパートをして頑張る子供が出てきます。うさぎとかめの話の通りで、模試の結果が良かったから、俺は合格できる、と強気になるあまり詰めが甘くなるようです

実際、学校別オープンで優秀だった子供程、不合格となっていたケースをよく見ました。

調子に乗らず、最後まで油断せず、入試に立ち向かう謙虚な姿勢というのが1つキーポイントなのかもしれません。

ジャイアント・キリングをなし得た人の特長

ジャイアント・キリングをなし得た人の特長について以下に記載します。

  • この学校に合格したいという意志が子供・親ともに強い。
    • 中学受験としてどこでも良いから受かりたいではなく、「ここに行きたい」になっている。
  • 周りに何を言われようと屈しない。
    • 友達のクラス昇降に関してあまり反応しない。
    • 「自分との戦い」という感じで切り替わっている。
  • 精神的にもタフ。
    • 試験の結果に対して、都度、それほど執着しない。
    • 学校別特訓のクラスにおいて注力している。
    • 普段のクラスポジションは気にしない。
  • 成績で一喜一憂せず、自分なりに分析している。
    • 学校別の試験結果を見て自分のポジショニングを確認し、合格を掴む努力を自らする。

中学入学後について

我が家の子供と同世代の子供達の中で繰り上がり合格だったり、予想以上の学校に合格した方々が、皆、どのくらいの成績に中1の1学期時点でポジショニングしているのか、知ってる範囲で以下に記載します。

◆ジャイアント・キリングによる合格者&繰り上がり合格者
基本的に自分自身がギリギリ合格したことを子供自身が理解しているので、きちんと勉強に向かっていることもあり、真ん中順位もしくは上位にいるというケースをよく聞きます。

これに関して、もう1つよく私立中学校の学校説明会に行くと説明頂ける学校もあるのですが、入学時の成績はあくまで中学入試の時のアドバンテージが大きいとも言われており、当然、成績が良いに越したことはないのですが、5年後の高校3年の時にもその序列のままかというとそうではないようです。

複数の私立の男子中学校で私は同じことを異なる学校でも言うんだなあ、と感じました。要はギリギリで入ろうが余裕で入ろうが入学した後は本人の努力次第なのです。

サボる奴はサボるし、努力し続ける子供は努力を怠らない。それに尽きると思います。

よって、繰り上がり合格出て、入ってもビリになるので繰り上がり合格ではなく最初に合格頂いた学校に入学した方が良いだろうということで繰り上がり合格の学校の入学を断ったご家庭もいたのですが、個人的には「つまんない理由だな」なんて思います。

その学校を受験している時点でそこを目指していた、行こうとしていた学校の1つなはずなので繰り上がり合格でビビってしまうのはナンセンスです

合格点がトップレベルの子と比べると差は大きいかもしれませんが、合格者の過半数と比較した場合、大きな差があるとは思えません。そのくらい微差での合不合が受験だと思いますので。(中学問わず、高校・大学も)

よって、それほど、気にせず飛び込んだ方が良いと思います。

我が家の息子はジャイアント・キリングとまでは行きませんが、そこそこ相応校で入学していますが、普通に真ん中ら辺で浮遊しています。

「先輩から高校になってから勉強すれば間に合うって言われた」と調子の良いことを言ってましたが・・・(その先輩は成績良いのか、聞いとけ!と伝えましたがね。)

また安全校に合格したサピックスの友達について言うと入試前の並々ならぬ努力の甲斐もあって、学年でも一桁順位とか相当上位にいる子供が多いです。

まあ、サピックス生で安全校通っていると最初のうちは強いのは事実のようです。ただ、ずっと続くかは分かりませんのでやはりその子供次第ですね。

大学受験について

我が家のご近所では既に大学受験も終わっている子供や今、高校3年生の子もおり、状況も聞いているので若干記載しようと思います。二人とも男子です。仮にAさんとBさんということにします。

Aさんは、既に大学生です。中学受験では第一志望校には合格できませんでしたが、サレジオ学院中学と桐蔭中等教育学校に合格していました。

但し、桐蔭中等教育学校は特待生合格をしていたということもあり、色々ご家庭内で議論はあったようですが、結局、桐蔭中等教育学校に入学されました。

最終的に1浪をしたものの横浜国立大学経済学部に合格され、現在、そこに通っています。安全校でも努力を怠らず、現役時代の不合格に気を病まず、きちんと結果を出したので良かったと遠巻きに見ていて思いました

Bさんは、現在、高校3年生です。中学受験では芝中学に合格し、通学予定だったのですが栄光学園に繰り上がり合格の連絡が来て、最終的に栄光学園に通われています。ちなみにそのお母さんが言ってたのは栄光学園の合格判定は20%くらいだったのでまさか合格できるとは思わなかったと。

成績に関しては中学時代は真ん中ぐらいだったようですが高校では上位の順位だそうです。現在、東京大学を目指して勉強しているようです

2人の共通点は、両方ともに勤勉な好青年です。見た感じも。擦れていないし、家族想いだったりします。(逆に彼女がいるのかは怪しいところですが、まあ、そんなの大学や社会人になれば出会いも多いことでしょう。)

安全校だろうが、繰り上がり合格だろうが、きちんと勉強に向き合って邁進していれば、その環境に適用し、良い巡回・スパイラルを自ら作り出せることを証明しているように思います。

まとめ

結局のところ、ジャイアント・キリングが実現できるのは、その子供自身の意志やメンタリティの部分が非常に強いと感じています。もちろん、それをサポートする親等がバラバラしていると余計ダメではあるのですが。

また希望した中学やそうではない安全校に入学した後も初心を忘れず、「やるべきことはやる」というマインドを忘れずに日々、勉強等に邁進することで次の大学というステップに向けて努力をし続けられるのだと思います。

中学受験はGoalではなく、途中地点ですのでここでジャイアント・キリングって言っても、また大学でターンが回って来ます。よって、ある意味では余裕を持って進めて行くほうが良いですね。

 

 

 

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