必見!受験ママの伴走テクニック 〜勉強の教え方(努力)編〜

勉強法

我が家のママは自らのことを後回しにし、塾で習った分野全て(国語・算数・理科・社会)を自宅にて、総復習として子供とともに受験伴走を惜しみなく実施していました。

前回の記事では受験ママのタイムマネジメントに注力して記載しましたが、
今回は、受験ママとしての伴走テクニックで特に母親自身の勉強の教え方(特にママの努力)をテーマに記載します。

我が家のママからすれば私(パパ)に対し「あんたもちょっとはやんなさいよ!」というハイ・プレッシャーも掛けてくれました。

但し、先般にも記載しました通り、父親も教育・指導にアツくなると子供の逃げ場がないので私はメンタル面のケアを中心に過ごしました。(現在進行形)

実際に伴走って大変であり、中学受験を今、もしくは今後しようと考えているお母さんがいましたら参考にして頂ければと思います。

いつも子供の一番そばにいる受験ママの努力が非常に重要になります。
(パパも迷惑にならない程度に努力しますが、、、塾の送り迎えとか。)

算数は間違えた問題を中心に復習を重ねる

サピックスであれば、常時配布されるプリントやテキスト(BASICなど)、日能研でいうとテキスト(栄冠への道など)があり、それをメインに分からない問題や間違えた問題を復習していくことになります。

ここで重要なポイントがあります。

我が家もそうなのですが、中学受験を経験していない方はすぐxとかyとかの方程式とか自分の知っている算数ではない数学の解き方をやりがちです

コレは絶対にNG、というかそれで教えると子供が塾と異なる解法に触れることになり、混乱を招きます。
(最近、ニュースでも話題になってますが自己流はダメですね。)

塾での解法を基に教えることが必須になります。

我が家の場合、息子がサピックスだったのでサピックス・プリントを毎時間配布されており、そこの例題を見つつ、テキストの解法を見て、その解き方で復習していました。

とはいえ、受験ママとしても、その解法を見ても、よくわからないというものも存在します。

子供にどんな授業だったかを説明させ、なんとなく理解が追いつくパターンとそれでもよくわからないものについては質問教室で塾の先生に確認するという手法を取っていました。

なお、★が1つや2つの問題だと基本的に理解が追いつくのですが、★3つの問題はさすがにキツイという印象でした。

息子の伴走を行う場合は、学年が上がるごとに受験ママも算数だけは予習するということもしばしばしていました。

小4から小6までコレを繰り返し実施していましね。。受験ママ、エライ!

ちなみに上記に対応するために受験ママがサピックス教材とは別に以下も参考にしてサピックス教材の解法理解に努めていました。

もちろん、息子も解説書という感じで活用はしました。
基本的にサピックス準拠の解法となっているようです。

なお、小5の後半でサピックスのプリントの内容によっては過去問が含まれているのですが、

( ´ ▽ ` )←受験ママ
「あなた理系だったよね、さすがに難しいのでこの問題教えてあげて!」と言われた問題が麻布中でした。

(;๏д๏)←パパ(自分)
「おいおい俺の大学どこか知ってるだろ」と思いつつ、問題の途中まで読んで、余裕の断念(全く恥ずかしくありませんが何か?)ということで塾の先生にスルーパスしました。

無理に解いても時間の無駄ですし、デキる社会人ほど己のことを理解できているものです。(爆)

自分の中でそう思うとともに受験ママはすげえ頑張ってるなあ、と思いました。

なお、ある程度投資も惜しまない、理由が明確なら家庭教師という選択肢もありと思います。

 

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国語は読書・漢字を修練、塾の解き方を理解して進める。

我が家の場合、小学校低学年の頃から本や小説を読ませていました

公文でも小説の一文を抜き取った問題が多く、そこが読解力や漢字・ことわざ・四文字熟語のベースになっていると思います。

小学校高学年になっても「マジックツリーハウス(←コレは最新版ですが、1つの本で話が完結するので読み易いです)」を20冊以上は読んでいました。

小学校の図書室とかにもあったりします。

とにかく、宿題とは別に本を読ませるというのが重要です。

国語は一見すると感覚で解くものに見えますが、算数と同じように「解き方」というものが存在しています。

それはサピックスや日能研の様子を見ていると塾側で教えているようなのでそこをどこまで正確に試験においても従順に実施しているか、も文章題を解く意味では大事になってきます。

塾の教えをテキスト等で確認しておいて、セオリーを無視した解答の仕方をしている場合、受験ママは非常に怒ってましたね。

塾で教わっているようにやんないで問題間違えるってどういうことよ」と。

また漢字については、毎朝、実施するなどとにかく繰り返し練習するよう、SAPI×漢をよく使っていました。

受験ママは、試験でバツにならないように「跳ね」「止め」などの漢字としてのバランスを見て、汚い字や先生の見ようによってはバツになりそうな漢字について、厳しく書き直しを子供に伝えていました。

漢字そのものが合っていても、採点者がきちんと理解できるレベルの綺麗さをいつも気にしていました。

まさに受験ママの伴走クオリティが子供の偏差値向上に直結しますね。

 

理科はNHKの教育番組&博物館等で体感して理解を深める

我が家は、小学校低学年や高学年になっても「ダーウィンが来た!」をテレビでよく見てました。

生物の動態や動きなど理解が進みますし、上野の国立科学博物館にもよく連れて行きました。

田舎では星座を見たりと実は日常の中で教えられる部分って割と合ったりします。

受験ママはそこと紐づけて子供に教えたりします

生物や科学は実態を見て肌で感じて、勉強をすると身につき方が非常に効果的になるように思います。

化学や物理分野は実際に紙でものを作ったり、YouTubeで近しい動画を見せたりと創意工夫で子供への理解を進めます

受験ママの執念や意地があるのか、こっちが見ててもスゲエなあと思う程、単純に問題に向き合って復習するだけでなく、目や体で覚えるような形で勉強を進めていますね。

受験ママについて、少なくとも我が家のママについては私は頭が上がりません。

 

社会は地球儀や地図で遊んで、漫画を読み、ニュースを見る

地理について、地球儀や地図などを利用してどこにあるのか、そして何が名産なのかは問題をもとに教えます。

特に関東地方とか北海道地方など地方ごとに知識が分断するので日本全土を紐づけて位置関係がずれないように全体感も忘れず、復習させているようです。

歴史については、こちらにも記載していますが、歴史漫画や伝記漫画をよく読ませていました。

さらに歴史上の人物なども上記のページに記載した書籍をもとに深い理解が出来るように進めていましたね。

公民については、参議院選挙等があれば息子・娘を連れて行き、仕組みそのもの等をタイムリーに教えています

息子の時は衆議院選挙でしたね。

日頃のニュースに紐づけて子供にも教えてることですーっと理解が得られやすいです。

もちろん、社会全般は基本的に暗記物が多いのは事実なのですが、超難関校を目指しているのならば、暗記だけだと結構、キツイです。

なぜ、その法律が制定されたのか、とかなぜ?その戦いや戦争が起こったのか、という背景についてを理解させる必要があります

受験ママは、本や塾の内容を活用し、論述でも答えられるように勉強を教えていました。(Bタイプの学校を受験する方は特に上記みたいなこともやっていかないと結構、苦しいと思います。)

こうやって、我が家のママが実際にやっていたことを書き下ろしてみるとスゴイなと、受験ママの偉大さに気づきます!

中学受験の伴走は凄く大変。

本人の努力、そして、塾の絶対的なサポートそして、この受験ママの執念も交えた努力によりきちんと結果も出るのだと思います。

 

 

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日々、塾の勉強をしていく中で不明点があったり、弱い分野というものがあると思います。

先生にも聞けない照れ屋な子供もたくさんいます

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