男子校/女子校と共学校について、結構好みが分かれるようです。
ご家庭によっては共学はNGとかいうところも。
但し、そういうご家庭に限って子供が共学を望んでいるパターンが往々にしてありますね。
中・高の6年間はそれなりに長い期間になるので人格形成においてもどっちを選択するかで結構、人生違う気はします。
私は中学は公立だったので中学3年間は共学で高校から男子校でした。
また我が家の息子は男子校に通っています。
今回は、男子/女子校と共学校をテーマに記載します。
あなたはどっち派?に関する他の記事を見たい方は以下を参照お願いします。
勉強重視なら男子/女子校。楽しさ、青春を重視するなら共学校。
そもそも子供が行きたい学校という軸として共学が良い等が既に決まっている場合は、その意志の強さにもよりますが尊重した方が良いかと思います。
子供が共学に通いたいという中で親自身の憧れの学校があって、そこが男女別学校であり、そちらに無理やり受験させるという事はせず、きちんと方向性を合わせて学校選定する事が大前提として進めていく事が重要です。
その上でまだ迷いがあるという場合や意志がない場合にどうするかというテーマになろうかと思います。
結論としては以下の通り。
- 勉強を重視するなら男子校/女子校がベスト
- 楽しさ/青春を重視するなら共学校がベスト
ちなみに共学校行って「つまらない」なんてことがあったら、悲劇ですね。
共学校の最大の良さは”楽しい”なので。ただ、いるんだろうな「イメージと違う」みたいな。
可愛い子や格好良い子/活発な子は、共学行くとモテるので共学のメリットを存分に享受できるように思います。
そうでもない子は、男子校か女子校に行った方が良いかもしれません。
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中学受験における男子と女子の違い 〜学校編〜
男子校/女子校について
私は3年間男子校でしたが、色々なメリットもあるし、当然デメリットもあるので以下に整理して記載したいと思います。
◆男子校/女子校としてのメリット
- 授業/勉強に集中できる。
- 異性がいないので気が散らない。
- 進学実績が良い学校はほとんどが男子校/女子校。
- 特性に応じた効果的な指導により学習効果を高めやすくなる。
- 男子校の場合
- 理系と文系の割合がちょうど良い、もしくは理系の方が人数が多い。
- 女子がいないので家庭科などもオール男子で実施。
- 女子校の場合
- 全て自分たちでやるため自立心やリーダーシップが養われる。
- マナーや礼儀作法などの指導が行われるケースがある。
- 女性社会での生き方を学ぶことが出来る。
- 男子校の場合
- 気を使わず、過ごすことが出来る。
- 男子校の場合、自由な校風の学校が多い。
- 女子校の場合、校則が厳しい学校が多い。
- 学校内で異性との恋愛関係に心を煩わす必要がない。
- 趣味などで仲間を見つけやすい。
- 暗い趣味や嗜好を持っていても異性もいないので気兼ねなく、親しい友人を作りやすい。
- スポーツ好きならそれはそれで友人を作りやすい。
- スクールカーストやいじめが起きずらい。
- 異性もいないのでオラつく奴がほぼいない。
- いじめよりも他にやりたいことをするので、ほぼいじめが存在しない。
- 女子校の場合、男子にからかわれたりしない。(そもそも男子がいないため)
- 浮気をしても、バレ難い。
- 学内で異性がいないので付き合うなら学外になり、複数人と交際しても相手にバレない。
- 本人次第、そして本人の倫理観次第。
◆男子校/女子校としてのデメリット
- 学校では同世代の異性との出会いがない。
- 中学だと地元の小学校の異性の友達か。
- 高校だと友達の異性の友達、部活や予備校で知り合った別の学校に通う異性と出会う以外方法がない。
- 同世代の異性とのコミュニケーションの取り方を学ぶ機会がない。
- 学校内には同年代の異性はいないため、異性との関わり方や接し方が分からなくなってしまうことがある。
- 男女の社会での社会性が養われなくなるリスクあり。
- 本人次第。
- 多様な価値観に触れられなくなる。
- 同年代の同性しかおらず、異性の考え方や価値観に触れる機会がなくなる。
- 女子校の場合、女子特有の難しさがある。
- 極端に理系が少ない場合がある。(理系進学が強くない傾向。)
- 女性同士の人間関係の難しさがある。
- 異性の目がないためガサツで恥じらいが少なくなる。
- 異性がいないため寂しさを感じることがある。
- 異性がいないから寂しい時もあるさ。
なかなかメリット/デメリットが同じぐらいある印象。
個人的には3年間の男子校でしたが、3年くらいがちょうど良いですね。
6年間の男子校は、結構・・・。
ですが、6年間の男子校生活を送った私の友達は別に異常者でもなんでもなく、普通に結婚して子供もいますのでそんなに気にする必要はないかも。
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共学校について
共学校についてもメリット/デメリットを以下に記載します。
◆共学校のメリット
- 学園生活が楽しい!
- 男・女で文化祭や体育祭からの恋愛に発展しやすい。
- たくさんの思い出が出来やすい。
- 同年代の異性の友人・知人ができる。
- 人間力を養うことが出来る。
- 異性との関わり方や接し方を通じて、社会性が身につく。
- 異性がいるため、多様な価値観に触れられる。
- 異性の目を意識して、振る舞いを自制出来るようになる。
◆共学校のデメリット
- 異性の目を意識して窮屈になってしまう。
- カッコつけてしまう。
- 可愛いく見えるようにカマトトぶる。
- 授業に集中せず、同じクラスの好きな子を見てしまうw
- 勉強よりも恋愛したい。
- 恋バナ大好き。
- 友達同士が付き合い出すと、なんだか自分も誰かと付き合いたくなる。
- 学校でもラブラブ出来るが、授業に集中できず、勉強が・・・。
- 恋愛に関するトラブルが発生する。
- 異性に関するトラブルやからかいが学校内で起きやすい。
- 浮気が学内で発生すると速攻バレる。
- 男子と女子で役割が固定化されてしまうことが多い。
- 重たいものは男子が持って!
- 掃除は女子でやれよ!
色々書きましたが、そうは言え、共学で恋愛できない人もかなりいると思うのでベストケースの場合ですね。
学校説明会について特に付属校が共学の学校多いので行くと分かるのですがとにかく押しは「学園生活、楽しいですよー!」をかなりアピールしてきますね。
うーん、生徒とかも出てきて、言うのは「学校が楽しい!」です。
ですが、学校はお勉強するところだし、楽しむと言う意味では大学でも楽しめるゾ、とおじさんは思います。
“楽しい”の1点刺しのPRだけする学校はどうなんでしょうね。。
ただ、子供には楽しい学校生活を送って欲しいと強く願っているご家庭の場合は、共学校は良いのかもしれません。
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自宅での事前学習の強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、幼児(年少・年中・年長)、小学校の低学年の方向けの話です。
本来であればこちらに記載の通り、我が家では公文を実施していたのでそれを押したいのですが
コロナ禍の昨今、密を避けて自宅学習が非常に重要になります。
一方で我が家の子供達の同世代で勉強の出来る塾友にて結構な確率で事前学習で活用していた通信教育がありました。
それがZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座です。
中学受験を目指している塾通い前の幼児、及び、小学校低学年のご家庭に対して、
コロナ禍の昨今、密を避けて自宅学習可能なZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座をお勧めさせて頂きます。
ちなみに中学受験を目指す際、何か事前学習をさせておくことはより上位の学校に行きたい場合、必要な事柄だと思います。
事前学習においてはこの記事にて塾の上位者の利用していた学習教材・方法を載せてますが
その中でもZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座は押せます。
資料請求に関しては当然ながら完全無償ですので一度、 資料請求の上、検討して頂くことをご提案します。
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