戦略144)付属校を徹底分析 〜学習院編〜

付属校
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昨今、付属校の人気が激増中という事で過去にも以下の記事の通り、深掘っていました。

尚、Twitterで付属校に関して呼びかけたところ、反響や興味度/進学希望者が高かった学校群であるGMARCHを始めとして付属校に関して希望者が多くいらっしゃったことから学校ごとに徹底分析していこうと思います。

とはいえ、学校数が多いので大学を軸にその付属中学に関して論じて行きたいと思います。
最初は、GMARCHのGである学習院大学の付属校に関して記載します
(ちなみにアイキャッチ画像は、学習院大学のゆかりの地である目白にちなんでメジロをチョイスしましたw)

色々な参考文献や我が家の周りの情報を元に記載していますので、細部に関して認識と異なる部分があるかもしれませんが、その際はぜひ、ご指摘お願いします。

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前提

学習院大学の付属校で中学入試においては以下の2校のみとなっています。

種別 付属校名称 偏差値
(日能研基準)
場所 備考
男子校 学習院中等科 56 学習院大学キャンパス内 高校入試有
女子校 学習院女子中等部 58 学習院女子大学キャンパス内
都立戸山高校の近く
完全中高一貫校
(高校入試なし)

男子校と女子校がそれぞれ1校であることから学習院大学の付属に入学を希望する場合、どちらかの学校を目指すという事になります。

学習院中等科について

学習院中等部は以下の通り、歴史古く、由緒正しい学校となっています。皆様、ご存知の通り、天皇家も通われる公家・華族のために開かれた学校として有名です。

弘化4年(1847) 京都に公家の学問所である学習院開講
嘉永2年(1849) 孝明天皇より「学習院」の勅額が下賜され,正式名称となった。
明治3年(1870) 幾度かの改組の後,閉鎖され,24年にわたる京都学習院の時代は終わった。
明治10年(1877) 神田錦町に私立の華族学校が創立された。
10月17日に明治天皇・皇后両陛下親臨のもと開業式が行われた。
勅諭により「学習院」の名称が定まり,後に勅額が再び下賜された。
現在の学習院はこの時をもって創立としている。
小学・女子小学・中学が置かれ,修業年限はいずれも6年,入学年齢は満6歳であった。その時の生徒数は男子196名,女子59名であった。

制服・立地

制服は以下の通り。紺色の海軍を基調とした学ランとなっています。息子に学ランを着せたいという場合には良いと思います。

冬服 夏服

立地としては、学習院大学のキャンパス内にあり、設備も大学のものを利用出来るというメリットがあります。JR目白駅からも近く、周りの環境も比較的良いと思います。

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教育環境

中学入試組が125名、初等科組が75名で計200名が中等科の1学年の総人数。
高校から20名追加になるものの、どちらかというと中学入試組が多数派になります。

よって、中学から入学する場合、居心地は良いのかもしれません。

項目 結論 備考
クラス 学年5組で1組当たり40名前後の計200名 高校で約20名募集
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内部進学について

進学基準は以下の通りで例年、50%以上が学習院大学に内部進学します。

  • 高等科での学業成績、実力試験、学科が指定する教科目の成績、出席や態度を加味されます。
  • 成績については、3年次の学業成績の平均点が60点以上で、50点に満たない教科目が3年次2教科目以内であり、実力試験において平均40点以上であることが基準となります。
  • 2年次までの学業成績は、平均点が一定の点数を切る場合に限り、借点として3年次の学業成績の平均点から減算されるが、基本的に影響はありません。
  • 3年次の学業成績の平均点と実力試験の平均点の和が120点以上あれば、ほぼ確実に希望の学科に進学できます。 尚、出席や態度・素行(懲戒を受けるなどの非行)によっては上記の点数に関係なく、推薦を受けられないことがあります。
  • 実力試験 学習院大学に進学を希望する者は全員、受験しなければならない。(他大学に進学を希望する者も、9月の試験は受験する)
    • 3年次の9月と1月の2回、行われる。
    • 1回目は高等科・女子高等科それぞれ単独で、2回目は女子高等科と共通の試験を受験する。
    • 実力試験における平均40点の要件は2回とも満たす必要はなく、2回分を合算して80点であればよい。
    • 内部推薦の資格を満たし合格のうえ、進学確定した段階において、他大学への挑戦・進学は認められない
    • 希望する学部・学科は、基本的に成績の良い順に選択権が与えられる

外部受験について

理工学部、工学部や、医学部、薬学部など学習院大学にない学部・学科を目指す場合、外部受験となる

Web上での評判を見る限り、やはり付属校のため、教育カリキュラムや先生方が付属校へ進学することを前提とした授業内容になっている。

そのため、外部受験を視野に入れた場合、別途予備校等のテコ入れをしないと相当に困難である旨の情報が散見されます

学習院女子中等部について

起源は学習院中等科と同じであり、途中から分家しています。

明治10年(1877) 東京の神田錦町に華族学校が開設され、130名(うち女子30名)を集めて授業を開始する。10月17日開業式を行い、「学習院」の校名が改めて定まる
明治17年(1884) 宮内省所轄の官立学校と定められた。
明治18年(1885) 学習院より分離し四谷尾張町に華族女学校開設、133名を集め授業を開始する。11月13日開校式を行う
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制服・立地

冬服・夏服共にセーラー服になっています。天皇家である、秋篠宮眞子さま・佳子さまも以下の通り、中等部・高等部に通われていました。

冬服・夏服 秋篠宮眞子さま・佳子さま
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: gakushuin_03.jpg

立地としては、学習院女子大学の付近であり、西早稲田駅が最も近いです。早稲田大学にも近い環境になっています。

教育環境

中学入試組が130名、初等科組が75名で計200名が中等部の1学年の総人数となります。
中学入試組が多数派になります。

よって、この学校も中学から入学する場合、居心地は良いのかもしれません。

項目 結論 備考
クラス 学年5組で1組当たり40名前後の計200名 高校からの募集は、なし

内部進学について

推薦の基準となる成績は、高校1・2年生の成績+高3夏冬の実力考査の結果で判断される。学習院大学への内部推薦に必要な成績は、平均を大きく下回ると厳しいようです。

例年約6〜7割が内部進学を行うようです。

人気のある学部・学科から埋まっていく傾向のため、良い成績を取らないと希望する学部・学科に行けない可能性があるようです。

こちらも基本的に内部推薦の資格を満たした場合で合格のうえ、進学を確定した段階において、他大学への挑戦・進学は認められない

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外部進学について

国公立大学、難関私大の実績あり。尚、予備校等が必須か否かは情報なし。

学習院大学への入学メリット

学習院大学は、GMARCHのGにあたる難関私立大学として有名

大学の規模としては他の大学ほど大きくありませんが、皇族が通っていた背景もあり、知名度が高く、「堅実」「真面目」といったイメージも強い大学だと思います。

有名な武士の末裔や社長のご子息などお金持ちの方々も通われているということで入学することでご学友になれるというチャンスはあろうかと思います。

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学部学科

学部学科は以下の通りで、文系の場合、一通り揃っているような状況です。息子・娘が完全な文系で算数が弱い、という子供であれば、全く問題ないのかもしれません。

尚、理系の場合、理学部しかないことから、理工学部、工学部、医学部、薬学部などを目指そうとした場合、他大学を視野に入れる必要があります

  •  法学部
    • 法学科
    • 政治学科
  • 経済学部
    • 経済学科
    • 経営学科
  • 文学部
    • 哲学科
    • 史学科
    • 日本語日本文学科
    • 英語英米文化学科
    • ドイツ語圏文化学科
    • フランス語圏文化学科
    • 心理学科
    • 教育学科
  • 理学部
    • 物理学科
    • 化学科
    • 数学科
    • 生命科学科
  • 国際社会科学部
    • 国際社会科学部
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就職先

基本的に聞いたことのある大企業もしくはその子会社への就職実績が多いものの、運輸・通信、サービス、金融への業界に特化しているように見えます。(もちろん、その他の業種にも就職している方はいると思いますが、おおよそ先輩が多い業種・大学として就職に強い業種というのが上記と言えるかと思います)

また、金融でいうとメガバンクではなく地銀であったりと特長が出ております。詳細は以下を参照お願いします。

一方で、中盤に記載した通り、社長の息子などが多く在籍していることもあり、縁故での採用も実質多い印象です。

また男性よりも女性の方が就職率が高い状況です。

学習院は気品があるイメージも強く、女性は非常に就職に有利に働くようですが男性の場合、弱々しい印象もあり、営業職等においては他大学の方がたくましさを抱かせるのかもしれません。

最終的には本人次第だとは思います。

まとめ

学習院大学への内部進学を希望し、その付属中学に行く場合には以下が大事なのかな?と感じました。

  • 基本的に学習院大学へ進学することを前提とする。
  • (子供自身の気質として)理系ではなく、文系脳と確信が持てる。
  • 就職先については、運輸・通信、サービス、金融への業界で全く問題ないと思える。

色々、調べて疲れましたが、付属校や大学で特長あるなあ、と改めて私自身も実感しました。

中学で付属校に入るということは上記のようにある程度将来予測や見立ても出来るので、そこに関して、満足であると言えるなら、非常にハッピーな選択のようにも感じました。

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