戦略100)ワーキングママと中学受験 〜タイプ別特徴編〜

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記念すべき100記事目(番外編入れると異なりますが)について、ちょっとアグレッシブなお題目となります。ワーキングママさんは優しい目で読んで頂けると幸いです。

というのも今回のテーマは、ワーキングママのご家庭のタイプ別の特徴となります。という事でこの記事を読んでいるワーママさんはどこに自分が大別されるのか?なんて思うかと思いますがシビアな内容も記載していますのであくまで参考までという位置付けで読んで頂ければと思います。

我が家の周りではワーキングママの子供達を小学校の友達や塾友含め見ていました。なんとなくワーママ家庭における中学受験への戦い方・タイプが分類できるように思いました。そこで我が家の周り等、限定的ではありますが思う部分をタイプ別に纏めてみました。

それをもとになんとなくのイメージと各ご家庭に見合う教育等の振り返りや、それぞれの中学受験にて活かす事が出来ましたら、幸いです

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前提

ワーキングママでもいろんな家族背景があるので、保護者のタイプをざっくり以下の通り分類分けします。

猛烈系押し込み型

ママ自身が私立中学に通われていたパターンに多いように思います。中学受験において、既にパパの意志はあまり関係ありません。

ママが私立中学を受験している経験者の場合、とにかく私立中学への進学ありきであり、そこは素晴らしき世界という過去の経験をもとにテコでも私立中学に爆進して行く気概のあるご家庭となります

中学受験を実施する事でそのあとの道が切り開かれるというようなイメージの強いご家庭がこれに当たるかと思います。

近所にじじ、ばばが住んでいると子供を私立中学に進学させただけあってじじ・ばば自身も連携を惜しみなくして行く。首都圏になればなるほど、このタイプが多いと思います。

個別指導塾も活用するし、じじ・ばばも教えるし、場合によっては、家庭教師を雇ってじじ・ばばの近所の家で実施などあらゆる手を施すのがこのタイプの特徴かと思います。

実弾型

今後、グローバル人材がより社会的に必要になって行くことも見越しつつ、英語教育やITなど最先端の設備環境、教育が出来るような環境を望むサバサバしたタイプ。このタイプはワーママ自身が英語喋れる方が多いと感じます。

結構、メリハリを持った判断をされるので過剰にならず、バランスを持って保護者自身も対応されている印象です。

なお、ワーママ自身は子供のサポートは最低限するものの、基本的にフルアウトソーシング型で個別指導塾等を出来る限り活用しますし、子供自身も割とテキパキしている子供が多い印象です

このタイプは子供にやる気がない、もしくはポテンシャルがないと思うとそれに見合う良い学校を再探索し、プランB(代替策として良いと思う学校)のピックアップを行うリサーチ能力の高い方が多いように思います。

冷静と情熱の間型

このタイプは自分が私立中学、公立中学関係なく、現在の教育状況を勘案して、子供にとってより良い環境に行って欲しいと冷静に考え、私立中学受験に向かって行く、割とスタンダード系。但し、出来る限りの事をワーママ自身でケアしていく情熱も持つ

一般的にこのタイプが一番多いのだと思います。

個別指導塾を活用しながら、ママ自体がチェックを繰り返し、中学受験へ向かっていくパターン

天と地と型

このタイプは本人が勉強したいし、私立中学行きたいなら、塾に通おう、勉強が追いつかないなら個別指導塾など使おう、と言う自由と自律を重んじます。一方で、保護者自身が忙しいので中学受験はあくまで本人のベストを金銭的に補完し、自律させながら進めていく。割と少数派。

親も子供もマイペースなのが特徴かと思います。

各タイプの志望校へのこだわり

それぞれのタイプで一定の共通項があるように感じましたので以下に記載します。

猛烈系押し込み型

とにかく良い中学に行って欲しいという事で中高一貫校で男女別学の中学を基本的に好みます。男子は男子校、女子は女子校。そして最悪でもお坊ちゃん中学、お嬢さん中学に入学させたいという、割とブランド志向のように思います

それでも厳しい場合は、とにかく大学の進学実績となる出口が良い中学に押し込もうとする習性があります

そこに子供の意志はほとんど存在しません

とにかく最終的に良い大学に入って欲しい、というかそれを普通に思っているご家庭というのが特徴のように思います。(大学行かないなんて有りえないという思考ですね、ざっくり言うと。)

実弾型

上位校でなくても各偏差値階層でこのタイプの方は存在します。共通して良い意味で子の実力値を見切っているように思います。なので、オーバーワークにならないレベルで良い学校を仕留めているように思います。

英語に力を入れている等の一点刺しの特色ある学校や校舎の設備が充実しているような特徴のある中高一貫校を好むように思います。

ちなみに高偏差値帯の方だと、我が家の周りでは慶應系列の中学に行かれる方が多かったように思います。うーん、ビジネス等を考えると慶應大学でベストポジションを本人次第で取れるでしょう、という判断かもしれません。非常にクレバー。

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冷静と情熱の間型

このタイプは更に2種類のパターンに分岐するように思います。以下に更に分類します。

安全志向パターン

冷静に子供の偏差値を見ながら、今の時代、大学はどこ出ても大きくは変わりない。中学・高校はのんびり没頭できる中学で過ごして欲しい、と願う

基本的にMARCH以上の学校を第一志望に据えて、その子の偏差値に応じて別の付属校を選択していく安全志向パターン。

もちろん、付属校でなくても、自分の子供が6年間楽しく過ごせそうか?という観点で学校をみる特長があるように思います

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古豪校志向パターン

折角、私立中学に行くのだから、歴史ある中学に子供を通わせたい。良い教育を長年実施している学校に入って欲しい、と願う

基本的に歴史が長く、教育方針に共感できる古豪校を志向するパターン。

天と地と型

このご家庭は特に新興校や古豪校などの偏見はなく、学校を見に行って教育方針に共感出来れば、それほどこだわりなく学校を決める、自由型。

但し、大学はきちんと本人で行きたい学部・学科に行って欲しいという事で付属校を嫌う習性があるように思います。

子供の特長

では次にそれぞれのタイプの子供の特長を記載したいと思います。恐らく、各タイプのご家庭での教育が積み上がって人間形成・人格形成となっていると思います。

猛烈系押し込み型

とにかく子供自身は健気に必死について行こうとします。とはいえ、詰め込む傾向が高いのでうまく行く/行かないが大きく分かれるのがこのパターンと思います。

どんどん頑張っても、親がもっともっとと目標高く進めて行くので、疲弊して行く子供も多いように思います。非常に子供にプレッシャーが掛かるので緩急付けた教育や動機付けをきちんとして行かないと息切れを起こすのがこのパターンです。

子供への動機付けやモチベーションのリードや詰め込み過ぎない教育というのがポイントのように思います。成績が上がって来ない場合に塾以外に個別指導塾や家庭教師などいくつか策を講じているなら、きちんとその子供にあった塾に変更した方が良いのかもしれません。そもそもオーバーワークになってるのが現状だと思います。が、親としては認めたくない、と思い、突っ走ってしまいがちです。

中学から頑張れば勉強面でまだ十分伸びる可能性があるはずですが、この詰め込みを過剰にやると戦意喪失まで招くので本当に止めた方が良いと思います。我が家の知っているご家庭は第3志望校に合格し、中学入った途端勉強しなくなり、鉄板の赤点ホルダーになっています。

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実弾型

ここは子供の明確な意志とご家族の志向が合致することで最大のパフォーマンスが効果的に出ます。

子供自身は目的意識が高い子、もしくは真面目な子が多く、自分の行きたい学校に邁進する傾向が高いように思います。

特に中学に入っても自学自習もして行く傾向が高いです。実弾志向の保護者に育てられた子供は割と合理的で自分が勉強しないとどうなるのか、よく理解できています。恐らく親の思考がそのまま子供に受け継げられているように思います。

冷静と情熱の間型

安全志向パターン

子供と親子の関係がそのまま結果に現れるパターンがこのパターンです。

本来は、もっと勉強すれば頭が良い子も親の安全志向によって、そこそこの勉強で踏みとどまってしまう可能性があります。それが悪いと言うわけではなく、親の期待値のバーが低いとこのパターンの子供はそこでいいや、と思いがちな子が多い印象です。

ちょっとずつ、期待値のバーを上げていくことで子供も伸びて行く可能性があるゾーンだと思います。

我が家の知り合いはMARCH系列の付属校に行かれてかなり安パイで入学され、成績も上位に入っているそうです。それならそれで良いと思います。但し、普通に国公立、早稲田、慶應を大量に送り込んでいる中高一貫校に普通に入れるレベルでしたので個人的にはそれって勿体無いのでは?とは思います

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古豪校志向パターン

このタイプもうまく行く/行かないが大きく分かれるパターンと思います。

と言うのも古豪校は既にその学校でカルチャーが形成されているし、設備面でも新興校よりも古い傾向があり、子供によってはその学校自体が魅力的に映らないケースもあり得ます。親が良いと思っても、子供が良いと思うかどうかが異なってきます。子供の意見を聞いて、その志向に合うかどうかが非常に重要となります。

古豪校は首都圏だと校舎が狭かったりで子供的に不満足だったり、受験少年院のような学校の場合、戦意喪失で全く勉強しなくなるなどありますのでその子の特長に合う学校を選択しないと入った後に苦労します。また、例えば、理系を重視している古豪の学校なのに学校名だけで文系科目が得意な子供を押し込もうとすると入った後に苦労します。そもそも受験でも理系が欲しい古豪の学校は算数や理科が特徴的な問題となっているので入試そのものを通過することが困難です。(中学受験ガイドを見ると在学生が理系/文系のどちらが多いのか、設備で理科室が多いとか大学進学実績で理系/文系どちらが多いかはおおよそ把握できます。)

古豪の特長と子供の特長をいかに把握できているかで入試の突破率が大きく変わりますし、入学した後も影響が大きいです。

我が家の塾友の知り合いは古豪の中堅校に入学されましたが、何が肌感あっていなかったか分かりませんが、中1の夏前から登校拒否で今も登校拒否のままで転出(公立中学への転校)する可能性が高いようです。登校拒否自体はこのパターン特有のものではないですが、苦労して入った私立を肌が合わず、辞めるケースは少なからず存在していることってあまり知られていないように思います。子供がその学校に馴染むイメージを持てるかは文化祭や学校説明会で十分解ると私は思いますのでそこだけ気をつけた方が良いと思います。

天と地と型

ここは天才肌で異様に頭が良いか、まあまあの学力かに分かれる印象です。ただ、親は子供へのモチベーション・コントロールが上手な方が多い印象で、どこの学校に最終的に決まったとしてもそんなに動じないのもこのタイプかと思います。

むしろ、中学に入学してから伸びるタイプがこのパターンのように見受けられます。

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まとめ

今回は、以下のように大きく4つのタイプと更に2パターンに分岐するような分析を行いましたが、あくまで我が家の周りの限定的なサンプル数からの分析結果ですので参考までということでお願いします。

  • 猛烈系押し込み型
  • 実弾型
  • 冷静と情熱の間型
    • 安全志向パターン
    • 古豪校志向パターン
  • 天と地と型

なお、個人的に気になったのが猛烈系押し込み型と冷静と情熱の間型の古豪校志向パターンです。子供と親がFitしていれば問題ないのですが、結構、Fitしておらず、親のエゴ全開のご家庭が往々にして多くいらっしゃった印象です。

このパターンのご家庭と自分の考えや動きが符号する場合、ぜひ、子供の意見も尊重しつつ、子供と親のOneチームで頑張った方が良いかと思います。親だけのチームっぽく、子供がOneチームの和に入っておらず、ひたすらやらされる、やらされ感満載な上になんで中学受験でこの学校目指しているんだろうという動機が薄いと子供自身のモチベーションが保たれません。それだと成績もなかなか伸びません。

結局、中学受験をするのは子供自身なので子供自身の納得感を得ながらOneチームで進めて行くことがどのタイプ/パターンでも重要になって行きます

その中で目指す山(目標とする中学)を決めて登って行くという作業の中で、目指す山がそもそも小さいと能力上、発揮せずともリーチしてしまいますし、目指す山が険し過ぎると途中で足が止まります本人のポテンシャルを考慮して、若干、険しそうな山を目指して、更にそこに登ろうという強い意志を子供が持つことで力が最大限発揮されると思います。

中学受験における親の伴走は学力面だけでなく、メンタル面も大事だと思います。

ぜひ、モチベーション高く進められるように子供達の勉強しやすい環境を整えて上げましょう

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