首都圏に住んでいる人だと上って行く形で都会の学校に行くのか、下って行く形で郊外の学校に行くか選択肢があります。
我が家の場合、郊外にそもそも住んでいるので、郊外の学校を第一希望にしていたのですが、そこには合格出来ず、逆に都会の学校に合格を頂き、縁あって現在、通っています。
保護者同士の会とかもあるのでそこで異文化に出会うこともしばしばです。
そこで今回、都会の学校と郊外の学校をテーマに記載します。
あなたはどっち派?に関する他の記事を見たい方は以下を参照お願いします。
都会はいろんな情報がいっぱい。郊外は自然と一体化しのびのびと。
我が家の息子は郊外の学校を第一希望とし、準第一希望という感じで都会の学校を受験し、今、都会の学校に通っています。
学校説明会ではそれぞれの学校も見ましたし、我が家の息子の塾友は郊外の学校に通っている子もいます。
良し悪しに関して色々と感じる事柄が多いです。
都会の学校はいろんな人が来るので違う情報をそれぞれが持っており、刺激も多いし、利便性が高いので予備校とかも将来的には通いやすい反面、いろんな最新な情報が入り過ぎるのでいろんな場所に遊びに行ったり等、お金を使う場面が多いように思います。
見ている感じ、東京都在住の私立中学に通う子供達がやはり結構な富裕層であるため、そこの金銭感覚に引きずられるのだとは思います。
一方で郊外の学校は自然豊かな中で過ごし、遊べる場所も限られるのでお金を使う場面は都会ほど多くない印象です。
まあ、これは好みにも寄りますし、良し悪しがありますね・・・。
我が家の場合、一番気になるのは金銭感覚ですね。
部活帰りとかに中学生でもマクドナルド率は上がってるし、途中で買い食いもあるし、友達とかもお金持ってる子は高いアイスクリームとか買うようです。
我が家としては小遣いの範囲でやれ!と徹底し、伝えているのでそこでやりくりしているようですが。。。なんだか羨ましいようです。
ちなみに小遣いを値上げしてくれ〜、と通学1ヶ月足らずで言ってきましたので余裕で却下はしておきました。
我慢することも大事だし、きちんと金銭感覚を養わせることも重要ですね。
そして、嫌ならば、ハングリー精神を持ってたくさん勉強して将来、お金持ちになってくれ!と子供には伝えています。
中学生なのだから必要最小限で良いという方針のもと、指導中。ここが都会の学校に行った場合の(行った人だけが判る)一番の難点なのかもしれません。
ではもっと詳しく説明していきましょう。
都会の学校について
都会の学校とは、まさに東京都に所在する私立中学を意味します。
私がいくつか都会の学校を説明会等で見て思う事柄や実際に今、我が家の息子が都会の学校に通っているのでそこの経験値も踏まえ、以下に記載します。
◆都会の学校の特長
- 歴史が古い古豪の学校が多い。
- 東京都に校庭等を構えているので学校名等が変わるはあるもののその学校の起源は古いケースが多い。
- グラウンド含め敷地が狭い傾向。
- ビルのように校舎を構えているケースが多い。
- 複数の駅が利用できるケースが多い。
- 立地が良いので、複数の路線を活用してアクセスできる。
◆通ってみて分かるメリット
- 予備校等が、立地上通いやすく、選択肢も多い。
- 東京都内には有名な予備校が多いので通う段階になった際は選択肢が多い。
- 色々な首都圏内の子供が集まるので視野が広くなる。
- 東京都在住の子供も多く、色々な最新情報等が入りやすい。
- 東京都在住の富裕層が通うケースが多く、その影響なのか通う子供達が全体的に洗練されている。
- 上りの電車/都会の駅での乗り換えを体感するので、既にサラリーマンのように満員電車に慣れる。
- 私鉄等が止まっても代替の交通網が存在する。
◆通ってみて分かったデメリット
- 色々と余計な情報が集まるので、先端な学生ライフになる。
- 知らなくても良いような流行り情報等が集まる。
- 色々とお金が掛かる。
- 都会には遊ぶところがいっぱいある。高校生にもなったら・・・
また部活や保護者会などで保護者同士が集う会などもあるのですが、そこでの保護者同士の会話も割と新鮮のようです。
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「●●●の母です。どこにお住まいなんですか?」
(*^ o ^*) ←オシャレな都会派ママ
「どうも、△△△の母です。下北沢に住んでいます。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
心の声:(え??下北沢って遊びに行くトコじゃないの??)
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「うちは、■■■に住んでます。」
(*^ o ^*) ←オシャレな都会派ママ
「結構、遠いところですよね?(なんとなくどこか分からないわ・・・)」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「うちは歩いて20分くらいのところに私立の□□□中学がありますよ。」
(*^ o ^*) ←オシャレな都会派ママ
「あー、あそこね。」
まず、下北沢住んでる人っているんだなあ、と。
他に千代田区在住の方とかもいます、うーん、そこは住むところではなく勤務するところでは??と思っちゃいました。
あと郊外だとあまり位置関係が分かんない方も居るのですが、最寄りの私立中学を言うとすぐ分かるようです。さすが、受験ママですね。
また都会の学校だと東京都在住が多数派で私の住む郊外はそれほど奥まった郊外ではないのですがすごく田舎みたいな扱いを受けるようです。
若干、なんだよー、ってな感じですが。。
ただ、皆さま、上品なので蔑むわけではなく、自然に思ったことを言ってるだけなので特段、悪意は感じないようです。
うーん、お金持ち多いんですね、この世の中は。と痛感します。
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郊外の学校について
郊外の学校とは、首都圏内の東京都以外に所在する私立中学を意味します。
私がいくつか郊外の学校を説明会等で見て思う事柄や実際に通っている方の話を聞いているのでそれを踏まえ、以下に記載します。
◆郊外の学校の特長
- 自然に囲まれている。
- 山や海が併設かのように自然と一体になっている。
- 校舎、グラウンド、体育館など敷地が広い。
- 大学と併設しているケースもあり、広大な土地が広がっている。
- 駅から徒歩15分くらいの学校が多い。
- 場合によってはバス必須のような学校もある。
◆通っている人が語るメリット
- 自然に囲まれており、遊ぶところが限られるので保護者の安心感が強く、コスパも良い。
- 主要な乗り換え駅でしか遊ぶところがないのでそんなにお金が掛からない。
- 基本的に同じ郊外周辺に住む子供が集まるのでバックグラウンドが近い。
- 東京都在住の子供もいるが、少ない。
- 同じ郊外の人が多く、東京都を挟んで他の郊外から来る人がほぼいない。
- 郊外の田舎っぽい良さが残っている。
- 下りの電車がメインであり、あまり混まない。
- ゆったり座れる。
- 良くも悪くも普通の学生ライフ。
- 遊ぶところも限られるし、関東ローカルな一般的な学生生活となる。
◆通ってる人が語るデメリット
- 予備校等の選択肢が限られる。
- 主要な駅が決まってくるので、そこの周辺で探す以外ない。
埼玉だったら、埼玉周辺、千葉なら千葉周辺、神奈川なら神奈川周辺で人が集まるのでローカル感もありながらも同じ土地感でのんびりしているところが特長かもしれません。
あとごみごみしておらず、どんな駅もそんなに混まないのも魅力的。
我が家の場合、もともと郊外の学校を希望しておりました。
その大きな理由は都会については社会人になれば否応無しに行くことになると考えていたので、折角、郊外に住んでるなら、中・高ぐらいは広大な土地/敷地の学校でたくさん運動して学園生活を過ごして欲しいと思ったからです。
どちらかが良いかは合格を頂ける学校次第というのもあるかと思います。
但し、都会の方が何かとお金が掛かり、郊外の学校の方がやはり庶民派が多いのでコスト面等も加味すると郊外の方が近いのであればそちらの方が財布に優しい選択になるでしょう。
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自宅での事前学習の強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、幼児(年少・年中・年長)、小学校の低学年の方向けの話です。
本来であればこちらに記載の通り、我が家では公文を実施していたのでそれを押したいのですが
コロナ禍の昨今、密を避けて自宅学習が非常に重要になります。
一方で我が家の子供達の同世代で勉強の出来る塾友にて結構な確率で事前学習で活用していた通信教育がありました。
中学受験を目指している塾通い前の幼児、及び、小学校低学年のご家庭に対して、
コロナ禍の昨今、密を避けて自宅学習可能なZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座をお勧めさせて頂きます。
ちなみに中学受験を目指す際、何か事前学習をさせておくことはより上位の学校に行きたい場合、必要な事柄だと思います。
事前学習においてはこの記事にて塾の上位者の利用していた学習教材・方法を載せてますが
その中でもZ会 幼児コース 、及びZ会 小学生向け講座は押せます。
資料請求に関しては当然ながら完全無償ですので一度、 資料請求の上、検討して頂くことをご提案します。
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