昨今、我が家の娘の塾で志望校に関する面談をするという事でママが行ってきました。
我が家の娘は小学校5年生であり、保護者にとっての初めての塾との面談になります。
我が家は既に受験経験済みなので塾の先生の愚痴なんかも聞きつつ、後ろがいなかったようで1時間くらい話をしたとのこと。
折角なのでそれを記事にしたいと思います。
日能研での面談前に紙を提出
我が家の娘は近くの日能研に通っています。面談に当たっては事前に以下を記載した紙を提出しています。
- 志望校一覧
- 兄妹の中学受験の有無
- 兄妹が中学受験済みの場合、学校名の記載
上記をベースに面談/議論することになります。
志望校について
では早速、志望校に関する議論です。
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「第一志望校が△△中学と▲▲中学、第二志望校が○○中学、◎◎中学、第三希望が□□中学ですね。どんな基準で学校選定されたんですか?」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「本人が女子校が良いということでまず女子校しか受けません。また超難関の中学だと苦労して入ってまた国公立大学目指してガンガン勉強させるって結構負担が大きいし、それが好きで頭が良いならそっちでも良いのですがで我が家の娘は難しいと思ってます。なので、色々な経験が出来るような学校が良いと思って体験型だったり、いろんな取り組みをしている学校群をピックアップしています。」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「なるほど。今回、提示頂いている学校群はどの学校も確かに先進的な取り組みをしていたり、塾側から見てもかなり評判が良い学校群だと思いますので非常に良いと思います。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「他オススメの学校ありますか?」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「そうですね。フェリス女学院か、もしくはご自宅からはアクセスがちょっと悪いと思いますが鴎友学園も良い学校です。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「うーん、フェリス女学院は確かに魅力的ですけども貴重な2/1を無駄にするだけな気がして・・・」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「笑笑。そうですね。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
心の声:(おいおい、フェリスを振っといて笑うのかえ)
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「ちなみに鴎友学園はセーラー服じゃないので多分、娘が嫌がりますね。」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「女子は制服は結構、気にする子は気にしますよね。なるほど。」
てな感じでまあ、我が家は中学受験を経験しているので夢見るような事は言わず、基準を明確にし、その上で現実路線で複数のプランを持って行った事で塾の先生とも綺麗なキャッチボールが成立したようです。ちなみに。
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「いやあ、良かったです。話が早いので。困った保護者さんが結構居まして。。。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「どんな人が居るんですか?←興味津々」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「志望校のラインナップが全く異質というか、何を基準に選んだのか意図が組めないくらい、全く校風が違うところをご提示頂く事が割とありまして。。。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「そんな事あるんですね。どんな理由なんですか?←興味津々」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「志望校の基準をお尋ねしますと、”偏差値です!”と真顔で言うんですよ。。偏差値も選ぶ基準の1つですが、そもそもどういう学校に通学させたいのか、そこがないんです。」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「子供同士だと”偏差値が高い=人間として上”という感じで序列化し易く、それを保護者も影響受けて、保護者自身も偏差値の高い学校に行かないとゴミ同然みたいなスタンスになっちゃうご家庭が割といらっしゃいます。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「そういう時ってどうするんですか?←興味津々」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「お子さん自体が6年間通う学校なので子供に合う、楽しめる学校でないと入ってから厳しいですよ。と言うのですが、”先生は判ってない!”って逆に怒られるんです。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「やばー。←他人事だから面白い」
こんな感じで色々なご家庭が存在することも再認識致しました。偏差値偏重のご家庭の方、塾の先生泣かせのようですよ。
勉強面について
志望校の話の次は勉強面です。
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「娘は塾の勉強があんまり理解出来ておらず、もしかしたらクラスを下げた方が良いと思ってるんですけどどう思いますか?←割と真剣」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「いえ。彼女は確かに判ったフリをしていたり、理解が悪くなかなか毎回の授業のみでは理解が追いついていない部分はあるように見えています。ですけれど、試験結果を見ていると手も足も出ないというわけではないです。下のクラスには手も足も出ない子がいますが、そこは補いながら進めていけば良いので今のクラスがベストだと考えています。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「そうなんですよね。判ったフリと理解が悪くて何回も家でも教えています。。いつまで続くのやら。。。」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「とにかく分からないところを埋めていく作業を繰り返すしかありません。また小学校6年になったら学校別特訓が全てですので志望校を軸とした訓練をしていけば良いと思います。逆に今、彼女を下のクラスに落としたら、メンタル面で不健全になり、もっと成績が下がっていくと思いますよ。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「なるほど。分かりました。」
我が家のママは本気でクラス落として基礎定着させた方が良いのでは?と思ってましたが、今回の面談を経て、家庭伴走を改めて力を入れて頑張る構えとして覚悟を決めたようです。上記を娘に言ったら、
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私、今のクラスが良いもん。良かった〜。」
(;๏д๏) ←パパ(自分)
「ふーん。下のクラス行った方が授業解るんじゃないの??←ちょっと腑に落ちてない。」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「パパはなんとしても私を下のクラスに放り込みたいの!?」
ってな感じで軽く言い合い。と言うのも最近、毎朝、算数だけパパが教えており、本当に上のクラスによく居れるな、と思う程なレベルを確認しているため。
そもそもママが伴走を今でもしているものの、算数が明らかにレベルが低いようで何度も教えているのに何度も間違えるのでついにキレて「パパが教えて」と言う感じで朝勉強が加算され、そこはパパ担当になってしまったのです。勉強教えるって疲れますね。
その他について
最後に紙を見つつ、息子の話になりました。
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「息子さん、学校での中学生活どうですか?」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「とても楽しそうですよ♪」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「実はアノ学校は私の憧れの学校なんです。私も小学生の時代に体育祭や文化祭を見に行ってとても印象的で今でも覚えています。授業とかってどうなんですか?」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「あそこは授業レベルはやっぱり高いんですけど、先生が素晴らしいですね。あそこの中学を受験で入れる子供達ってそれだけ学力や吸収力が高いということを先生達が非常に理解していて生徒をリスペクトして話をしているようですよ。君達は優秀だからこの問題は解けるはずだよ、とか。その期待に応えるように生徒も先生をリスペクトして勉強面でも必死で点数を取りに行く、みたいな感じです。勉強をやらせる、というより自主的にやっていこうという風土が作られている感じです。進級基準とか厳しいんですけど生徒も良い子が多いし、入学されるご家庭のレベルというか上品な方も多いので親も勉強になりますね。」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「なるほど、なるほど。そんな感じなんですね。←真剣に興味度高い」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「あそこの学校は本当に良いですよ。」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「通学されているご家庭の方は皆そうおっしゃるので本当に良い学校なんだと思います。←真剣に興味度高い」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「ぜひ、アノ学校をこの塾に通ってる生徒さんに推奨してあげて下さい。←調子にノッてる」
(*゚▽゚;)←日能研の若手先生(中学受験経験有り)
「微笑。あそこは本当に難しいですからね。。←引き気味。
あとこの界隈から通う場合、アクセスの問題で懸念を示されるご家庭は結構いらっしゃいますね。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「通ってみるとそんなに遠くないですし、通えますけどね。」
中学受験において、塾との面談を息子、娘と実施しましたが、先生によっても対応が若干異なるのでご家庭の判断が最終的には非常に重要になってきます。
中学受験では色々と大変なと思う/実感する時期がこのような面談時期かと思います。
心折れず、心を鬼にして色々と判断をして良い中学受験を!
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中学受験を通じて気づくこと 〜通学圏編〜
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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