最近、我が家の娘の塾の先生と我が家のママが迎えの際に色々会話をしたようです。
その中で色々と思うこともありました。
娘の中学受験は2021年なのでまだあと1年以上ありますが、じわじわと勉強熱が強まりつつあります。
目標とする学校について
我が家の娘は現状、小学校5年生です。
詳細は以下の記事を読むとどのようなポジショニングか等は分かると思いますので今回は説明を省きます。
夏も終わり、最近、我が家の受験ママが我が家の娘の日能研の迎えに行った時に算数の先生に呼び止められ、話をする機会がありました。
(# *゚▽゚)o ←日能研の算数の先生
「あー、ちょうど良かった、ちょっと今、イイですか?」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「いつも、どうも。どうしましたか?」
(# *゚▽゚)o ←日能研の算数の先生
「去年もお伝えしていたと思いますが、日能研主催のフェリス女学院中学の説明会には来て下さいね。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「あの、我が家は前も言ったかもしれませんが、あそこは娘には無理だと思うんですよね。現状、▲▲中学を目指しているので特に説明会参加しなくても良いかと。」
(# *゚▽゚)o ←日能研の算数の先生
「いや、まだ小学校5年生ですよ。目標はもっと高くて良いと思いますよ。十分、学力は付いてますし。何よりもし、今の学力で小6だったら勧めませんが、まだ小5ですので狙えますよ。」
我が家では、長男の時のサピックス生でフェリス女学院に合格した子達の苦労など含め横目で見ておりました。
サピックス生で合格した女子生徒は息子と同じクラスを行き来しており、そのレベルでないとかなり合格は難しいと考えています。
その長男である息子と娘を勉強で比較した時に全くレベルが異なると思っており、なんだかイメージが湧きません。
もちろん、サピックスと日能研で内容やテストも異なるので比較が出来ないのですが、日能研のテストで普通にポロポロと簡単な問題も落としてしまう娘。
日能研の偏差値上、確かに頑張れば無理ではないレベルには数値上は見えており、理解しています。
が、昨年のリアルな中学受験を目の当たりにして、そこを目指すリアリティを持てずにいます。
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( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「うーん、でも無理だと思うんですよね。。算数もなかなか良い調子で上がって来てませんし。。」
(# *゚▽゚)o ←日能研の算数の先生
「桜蔭などの女子御三家だと男子校の御三家などとほぼ同じぐらい難解な問題が出るので相当頑張らないと難しいのは事実ですが、フェリス女学院や洗足学園は基本的に算数は難しくないので基本的な問題を完璧にクリアしていれば可能性は十分あります。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「うーん、娘の場合、簡単な問題もポロポロ落としており、その基本的な問題もきちんと取れていませんし、我が家の長男の受験を見ていて、フェリス女学院に合格した友達のことを思うとなんだか現実的に難しいんじゃないかと考えてしまうんですよね。」
(# *゚▽゚)o ←日能研の算数の先生
「まだあと1年以上の時間があるんですよ。簡単な問題を落としてしまう件についてはまさにそこをきちんと取って行けるように勉強を積み重ねていく必要はあります。だけれども、諦めるのは早いんじゃないですか?ぜひ、説明会だけでも出て下さい。」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私も出来ればフェリスが良いな。制服カワイイし。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「え、そうなの??▲▲中学に行きたいんじゃないの??」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「あそこも良いな、と思うけど。行けるならフェリスに行きたい。」
そうなんです。意外に娘はフェリスに憧れていました。確かに制服は娘の大好きなセーラー服でカワイイですし。
ただ、娘も息子の友達であるフェリスに合格した女の子と幼稚園が一緒だったり等、交流もあり、そのハードルの高さをなんとなく認識はしていました。
自分ではそこへ到達できないのではないか、という思いも交錯しているようです。
(# *゚▽゚)o ←日能研の算数の先生
「まだ偏差値は4科で足りていないけれど、目指せるちょうど良い位置にいるので勿体無いですよ。▲▲中学は、フェリスを目指していれば十分合格出来ると思うので。まずは、説明会ですね。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「あ、はい。では説明会には行って見たいと思います。」
こんな感じで話は終わりました。毎年、受験者数は増え、2021年の中学受験はさらに厳しいことが予想されています。
目標にすることは良いのですが、リアリティが持てないことにモヤモヤしているような状況です。
というのも我が家の息子の世代では第一志望校として目標を立てた学校について多くの方が本人として最終的に結果がどうであれ、その学校へ受験したいということで引っ張られる形で偏差値が遠くても受験するパターンが多かったです。
保護者としては最初の目標として掲げて、実際は別の学校を現実的な本命に持って行きたいという思いもあるのですが、子供自身がダメでもここまで来たのだから受験したいという議論になり、その結果、受験戦略/受験日程に大きく影響が出ます。
但し、結局、実力が追いついていないのでかなりの確率で第一志望とうたった学校に落ちています。
関連記事にも触れていますが、2019年に我が家の周りで第一志望校を無事、合格した子供の実数でみると12人いて3人(合格率約25%)です。
男の子だと2/1,2,3と学校のバリエーションもあるのですが女子の場合、多くの学校が2/1に集中します。
目標設定は一歩間違えるとその日程でより現実的に合格出来る選択肢を消すことになるのでここに迷いが出ます。
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過去問題を手にとって見てみる
で、ですが、未だになんだか受験ママはモヤモヤしていました。
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「ということで、日能研の算数の先生にフェリスを勧められてて、うーんと思ってて。知ってるフェリスに合格した子供達を考えると娘が合格する可能性が全然湧かないのよね、そういうところを目標設定してもなんだかねえ。本人も合格出来れば行きたいって言ってるけど。合格しないと行けないからねえ。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「そういえば、過去問題集っていっぱい貰ってなかったっけ?実際、どんな問題出るのかみて見た?」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「あー、そういえば貰ってしまってあったわ、出してどのくらいの難易度か見てみるか。」
我が家では多くの塾友&ママ友が居て、幸いなことに知り合いの皆さんは一人っ子のお嬢さんが多いのでもう過去問題集を使わないということで以下の過去問題集をタダで頂いています。
- フェリス女学院
- 洗足学園
- 横浜共立
- 横浜雙葉
- 鎌倉女学院
そこで受験プロのママに内容チェックをして見て貰いました。
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「フェリスの算数の問題は確かに同じレベルの男子校に比べたら、断然易しいね。私も男子校の過去問題ばっかり最終的に見てたので、あんまり女子校の問題って覚えてないんだけど。こう見てみると、全く男子校は別物っていうのが分かるわね。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「さすが、過去問もそこそこ伴走していただけはあるね。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「どの女子校も算数は比較的、基本的な問題ばかりなので、確かに日能研の算数の先生のいう通り、基本的な問題を確実に解答できればそこでのマイナスはないと思うね。ただ、国語と理科、社会はきちんと押さえないと逆にココが差になりそう。フェリスは算数ではなく、他教科の方が難しそう。」
そういえば、確かに2019年の受験終了後のお嬢さんを持つ我が家のママ友と話をした際も、まさにその内容を言ってました。
受験ママは分析を続けます。
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「娘はああ言ってフェリスを本当に目標にしたいなら、一旦、頑張って目指して見て、途中経過の偏差値で判断して余裕でばっさりと▲▲中学にシフトする計画が無難な気がする。フェリスと▲▲中学は同日の2/1受験なのできちんと見極めないと危ない。ここを誤ると2/2以降の選択肢が結構、難しくなるので。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「うーん、冷静やね。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「フェリス以外の学校の過去問も見てると偏差値に応じて、やっぱり難易度が下がっていく印象だね。算数はやっぱり男子校と全然違って女子校は良いね。息子の時と比べるとかなり易しい」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「うーん、やっぱり女子校は算数難し過ぎると差がつかないから丁度良いバランスを探ると今の難易度に落着くんだろうね。」
恐らく娘さんしかいないご家庭だと分からないと思いますが、一度、同じレベルの男子校、特に男子御三家、神奈川御三家の過去問を手に取ると分かります。
最初の1問目だけ見ても普通の計算問題じゃない難易度のものが出ます。
要は男子校は癖が強い問題が出るし、後ろの問題になる程、奇抜な問題が出ます。
一方で、女子校の場合、全般的に割と癖がない問題、スタンダードな問題だけど基礎、応用というような問題という作りになっているようです。
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日能研主催の説明会について
日能研主催の説明会に行くのは初めてです。
どうやら、日能研の場合、日能研のある校舎に学校の先生が来て説明してくれるそうです。
学校の校舎でやらないらしく、学校の雰囲気や教師の様子も見れないのでちょっと説明会の意義が半減するような・・・。
とはいえ、約束をして参加ということなので行く必要があります。
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「ちなみに日能研の算数の先生が言ってたフェリスの説明会は参加で調整したんだけど、□□中学の学校説明会と被ってるのよ。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「あー、我が家の2/3で考えているアノ学校ね。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「そう。で、私はそっちの学校説明会出るからフェリスはあなたが行ってきて。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「え?俺?しかも一人?」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「え?行けるでしょ?」
(;๏д๏)←パパ(自分)
心の声:(ママばかりのところに単独でパパが行くのか。。。気まずいなあ)
うーん、どちらかというと2/3で予定している学校の説明会に行きたい自分も居るので最終的には逆パターンで見に行くかもしれません。
なお、いずれにせよ、娘本人のエンジンが掛からないと如何ともしがたいのが現実です。
ちなみに我が家のママにてさらにまだ思うことがあるようです。
( ´ ▽ ` メ) ←我が家のママ
「それにしても、娘もフェリス行きたいって言うなら、簡単な問題落とすなよ!って言いたいわ(怒)」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、そうね。」
( ´ ▽ ` メ) ←我が家のママ
「しかもだよ。日能研の算数の先生はフェリス押すけど、娘はちっとも算数理解して塾から帰って来てないよ。私は勉強見てるから知ってるんだからね。押すなら、お前がきちんと教えろー!ってホント言いたかったよ!(怒)」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、そうね。」
いつもにも増して毒を吐く受験ママ。ストレスも徐々に上がって来ているようです。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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