最近、我が家の娘は、徐々にボルテージをUpさせ、ママの伴走はほぼ皆無で自律的な勉強を継続しています。
そんな中で日特の学校別コースを決める公開模試や育成テストが昨今行われ、結果が出てきました。更に日能研での志望校等に関する面談も行われたので本日、その話をしたいと思います。
今回は、偏差値が爆上がりした経緯や実施していた事項等にも触れます。
娘には野望がある
我が家の娘の過去の情報は以下の通りです。
ざっくりいうと小4は成績が良く、小5で沈み、小6から再度急激に浮上した状況です。
そもそも我が家の娘は今年の1月に関連記事の通り、風雲急を告げるような成績下降が続き、塾からもクラス落ち打診も掛かるような状況となっていました。
とはいえ、娘には野望があることが判りました。
そこから徐々に成績が上がっていたもののまだ不安定感が拭えなかった段階で、コロナ休校に突入していきます。
但し、結果的にこれにより自宅勉強が板につき始めて、更に日本政府からの一律10万円の給付金の話も浮上した際、以下のことを娘は言い始めました。
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「リビングだとママ達がテレビ見たりもするので集中出来ないから、自分の部屋で勉強したい。机買って欲しい←非常に真っ当な意見」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「本当に勉強するの?←信じていない」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私、勉強頑張らないとフェリスに合格出来ないから頑張る。←いつも口だけは威勢が良い」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「10万円の給付金も出るし、良いんじゃない?←環境を変えてみるのも良いかな?と思い発言する」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「じゃあ、良いけど、成績下がったら即刻リビング勉強に戻すからね。←全然信じていない」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「良いよ、判った。←やる気十分」
上記に加え、そもそもパソコンを息子と取り合いしていたので、新たなにMAC book Airも娘用に購入し、完全体の勉強環境を娘は手に入れることになりました。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「自分の部屋に新たな机と椅子が来て、専用のMACがあるなんて贅沢な環境だよな〜←冷やかしを言う」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私、頑張るもん。。←更にやる気十分」
どんな感じになるのかなあ、サボろうと思えばサボり放題だよなあ、と思いつつ、4月初旬から完全体の環境でママの伴走もなく、やる参考書やテキストのみ指示をして日々勉強をしていました。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「別にフェリスじゃなくても●●中学とか▲▲中学とかでも良いんだよ〜←冷やかしを言う」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「パパ、何言ってるの?私はフェリスに行くんだよ。←不毛なことを言ってんじゃねーよ感を醸し出す」
また結構長い時間勉強を自走して実施している様子を我が家のママも見ていて、
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「別にフェリスにこだわる必要ないのよ←無理して入っても入学後大変なので今後を加味して一段受験する学校を下げて欲しい本音がある」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「ママ、何言ってるの?私はフェリスに行くんだよ。←不毛なことを言ってんじゃねーよ感を更に醸し出す」
とにかくフェリスに対する思い・熱意が凄まじい感じで娘のモチベーションを高めていました。
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自走における現時点の状況
昨今、育成テストと呼ばれる月次のテストの結果も出て来てますが、昇り竜のように成績が上昇し、ここ2ヶ月で3回程テストが実施されましたが、フェリスに迫る偏差値帯を維持しながら、推移している状況となっています。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「すげえな、眠っていた獅子が今、蘇る〜 ←やや冷やかしを言う」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「不思議だなあ。むしろ、私は勉強教えてないけど、応用自在と自由自在が凄く判りやすいって娘は言ってて、好んで何回も勉強してる。私の教え方がダメだったのかなあ←やや凹んでいる」
(上記の勉強方法については前の記事を参照。)
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、ママの教え方は早いし、怒り気味だから、ウザかったっぽいよw。今は、自分で勉強してて成績が上昇しているんだから最強じゃん←とても嬉しい」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「最初の成績・結果はラッキーパンチかなあ、と思ってたけど、ここ3回の成績見ると安定して来てるので本物の実力っぽいな。維持して欲しいなあ。このままならフェリス行けるなあ。←徐々に色気が出てくる。」
と言うことでママ伴走の手間が減り、家庭内でも平和が訪れていました。
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「いつもママは怒ってたから、今は静かで本当に良いや←いつも娘に怒っているママの様子を見てうんざりしてた」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「本当、良かったよな。←激しく同意」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「あんた達は私の苦労を知らないでしょうが!しかもそんなに怒ってないよ!(怒←キレ始める」
とにかく、もう娘とママとの喧嘩もなくなり、平和な時代が到来している我が家となっています。
日能研での面談にて
昨今、日能研の新・校舎長との面談もありました。
(´∇`;)←新・校舎長
「いやあ、最近、娘さんは非常に頑張ってますね!この調子で頑張れば、フェリスは行けますよ!←驚きを隠せない。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「なんだか、嘘みたいで不思議なんですよね。今でも信じられなくてこの成績が。。。笑笑←狐に摘まれたような感覚で笑いながら話す」
(´∇`;)←新・校舎長
「笑笑 ←新・校舎長自身も過去の成績等を知ってるので同じ感覚で笑いが起こる」
(´∇`;)←新・校舎長
「ですが、なんでこんなに成績上がったんですかね?どうかされたんですか?←興味あり」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「うーん。どうなんでしょ。ただ、別にフェリス目指さなくて良いんだよ、と私とかが言っても”何言ってるの?私はフェリスに行くんだよ!”と他の学校は見向きもせず、フェリス一択で強気なんですよね・・・←娘がなんでフェリスにこだわるか分からない」
(´∇`;)←新・校舎長
「行きたい学校があるということは非常に良いことでそういう子は強いですよ!とても良い傾向だと思います。←かなりホッとしている」
(´∇`;)←新・校舎長
「現状の公開模試の平均偏差値を見ても日特フェリスコースの例年の偏差値は超えていますし、まず問題ないです。ぜひ、このまま進めて行きましょう。このまま行ければ▲▲中学は、むしろ押さえの学校として行けると思います。←とにかく良い傾向なのでこのまま頑張りましょう、を言う。」
なんだかんだ、現時点では低空飛行を脱して、安定した偏差値平均となっているので油断せず、より安定的にフェリスを狙えるような動きになるよう突き進むよう日能研からも指示がありました。
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「1月の時は下のクラスを検討して下さい、とか言っといて、偏差値上がってきたら、”大丈夫です!行けますよ!”って割と無責任じゃない?!←1月を思うとやや苛立ちがある」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、当時はどん底だったからな。←言われて止むなしの状況ではあったと振り返ってそう思う」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「まあ、でも中学受験は最後まで分からないから、油断せず、進んで今後の推移見て、最終判断だな。←この断面では判断しない中学受験プロここに見参」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、夏・秋でも維持できるとあとは気合いで独走態勢で踏ん張れそうだけどね。←息子の時の受験を振り返ってそう思う」
まだ6月中盤なため、我が家では油断せず、見守りながら進めて行きます。
偏差値が上がった(覚醒した)コツ・教訓
今回の3月から6月までの動きを振り返って、偏差値が押しあがった要因を以下と分析します。
- 熱望する学校を娘自身が腹決めし、本人のやる気が凄い。
- とにかくフェリス!という感じでそれ以外は見向きもせず、熱望校一択。
- 自分だけ日特フェリスコースが取れない、という状況を作りたくないという切迫感が強かった。
- 自走できる環境を整えられた。
- 自分の部屋があり、机やパソコンなど勉強出来る設備環境は万全だった。
- 実施する参考書のみママから指示を出していた。
- 最小限の指示のみで、無駄な喧嘩やストレス・ポイントを低減できた。
- 上記3点をやる中で成績が上昇し、無双し始めた。
- 勉強すればするほど、結果が出てくるので良い循環を迎えた。
(勉強してても成績が上昇しないと苦しくなっていくので結果も追いついてきたのが大きい) - やる気が途切れず、より貪欲に高い成績を目指すモチベーションに繋がっている。
- 勉強すればするほど、結果が出てくるので良い循環を迎えた。
ザクッと言語化すると上記の通りで、いかに良い循環を作り上げることが出来るか、がポイントのように感じました。
逆張りで考えると以下の条件だと成績・偏差値が上がり難いと言えるかと思います。
(なお、自走の部分は、子供の性格にも依存すると思いますので、汎用的な話ではないと判断し、除外します)
- 熱望校が(小6時点で)ない。
- 頑張る源となる”エンジン”が搭載されないのと近似で加速出来ない。
- これがないと、最終的に”どこでもいいや”という感覚になり、粘り強く詰めきれない。(マラソンでいうゴール間近でキツ過ぎて、”歩く人”と”最後まで走り抜く人”ということで大きな差となって現れる)
- 闇雲に参考書を使っている、 もしくは、きちんと子供にとって理解できていない単元の補強をしていない。
- 塾やブログ等を参考にしつつ、現状の子供の成績を分析し、”どの単元が子供に足りていないのか?”子供の理解レベル、状況を鑑みたアクションを保護者がきちんとマネジメントしないと伸び悩む。
子供を車に例えると「良いエンジンを積んでアクセル全開で走りつつ、運転者となる保護者がその車を上手くコントロールし、爆速で走り抜ける」という状態に持っていけると非常に強いのではないか、と思います。
小6の6月はまだ序盤
2021年の中学受験はまだまだ先です。
現時点で良い位置に居ても、夏に疲れて成績が下がっていく子もかなり見てきたので、一喜一憂せず、モチベーション維持/Upしながら進めていけたら良いな、と思っています。
現状、成績で伸び悩んでいる方のぜひ、参考になればと思います。
ちなみに我が家の場合、息子も小4で成績は良くて、小5で沈んで、小6で再浮上したパターンなので、兄妹ともに同じような動きにはなっているようです。(息子の場合は別に勉強環境は整えず、最後までリビング勉強しましたが)
日能研の先生は個人的なご意見と言ってましたが以下の事もおっしゃっていました。以下の3タイプが王道とのこと。
- 小4から徐々に下降する子は低学年の貯金を食い潰して余力で最後まで走り抜く。
- 小4から下降し続ける子は目標が定まらない子。
- 小4から徐々に上昇する子はコツコツ積み上げていく。
- 徐々に上昇する子は内に秘める負けん気の強さ/目標がある子。
- 小4上位で小5で下降し小6で再浮上の子は低学年の礎で小4を凌ぎ、小5でインプットが追いつかず、下降し小6で復習が追いつき理解し、V字上昇。
- V字回復できる子は基礎力と目標モチベが高い子。
なお、我が家の知り合いの中学受験通のワーママさんの界隈で低学年から教育ママの家庭は親主導で中学受験して惨敗だらけです。
聞くと親の希望校はあったようですが、子供は「どこでも良いから受験終わってくれ」モードだったようです。
その状態だと最後まで力強く走り抜けることは難しいですよね。
つまり、親が熱くなり過ぎても駄目で子供へのモチベーションUpの鍵を握るのも親次第ということは間違いなく言えると思います。
「中学受験は親が9割」とはまさにその通りと言えます。
皆さん、気を付けて押し進めましょう。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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