小学校6年生の各種試験も残すところ、右手で数えられる程度になりました。
我が家の娘についても例外ではなく、またその結果を見ながら、今後の入試日程踏まえて最終決め等の段階に来ています。
今回はその話をしたいと思います。
昨今の状況
既に時は小6の11月。
もはや待った無しの中学受験。あと3ヶ月程度で入試になります。
とはいえ、相変わらず、成績は上がったり、下がったりを繰り返ししているという娘。
日能研では3段階のクラスの中でギリギリ、一番上のクラスに在籍しており、もはやそのまま走り切る事になりそうではあるものの、なかなか成績は上がりません。
一方で、息子の中学受験の時は、偏差値はそこそこに良く希望する学校群をおおよそ捉えていたものの、過去問に関してはどの学校もかなり大苦戦で合格平均点も、ずーっと行かずに1月を迎えていました。
そこで以下の通り、家庭教師のテコ入れを当時はしました。
我が家の娘の場合は、日能研の公開模試の偏差値は志望校の学校群に届かないものの、過去問をやるとなぜか?どの学校も合格平均点に届いているという不思議な事象が多く散見されています。
正直、何を信じて良いのやら、分からないという感じです。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「簡単な問題をアホみたいに落とすのに難しい問題が解けるのは何でなのか?←意味不明で学校の最終決めの局面で悩む」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「ここまで来ると偏差値で判断難しいね。。。←今更、志望校の変更も悩ましいと感じている」
周りの様子も確認してみた
我が娘だけがおかしいのか?日能研の塾友ママにさりげなくリサーチを我が家のママはしていました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「過去問とかどんな感じ?←一応、聞いてみる」
(´-ω-`)←塾のママ友A
「全然、過去問取れないよー。。入試問題は難しいね。。←本気で困っている」
(lll´+д+)←塾のママ友B
「うちのも、全然、取れない。塾で何教えてんのか、分からないけど、不安過ぎる。←同じく困っている」
どうやら、周りのご家庭を聞いていると皆、希望の学校の過去問に苦戦しているようでした。
息子の時代を思うとやはり、それが普通だよな、と振り返って実感。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「何でウチの娘は偏差値は下がってるのに過去問だと点数取れるんだろ?謎過ぎる。←原因が分からない」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「家だとリラックスして過去問出来るけど、試験会場だと本領発揮出来ないとか?←本番に弱いタイプなのでは?と予測」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「それも考えられるけど、なんか公開模試とか簡単な問題が交ざっているとボロボロ落とすんだよね。入試だと出ないような簡単な問題を落とす。。。一番上のクラスにいる弊害で難しいひねった問題に慣れてしまっているのかも。。。←それでも普通、簡単な問題含め両方取れるのでは?と不思議に思っている」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「塾の先生に最終的に受験する学校を確認するしかないな。このまま行くと過去問の相性は良さそうだけど、偏差値でみるとほとんどがチャレンジ校になっちゃうよ、、、←それだといくらなんでも根拠なき無謀な戦いであると感じる」
うーん、今までに聞いた事ないような状況に陥っている娘。
難しい問題解けるなら、簡単な問題はあっさり解けるのが普通なのでは?と全く意味不明な事象に見舞われている我が家では塾の面談も控えていたので、そこも確認を取る事にしました。
塾での面談にて相談
ここ最近の状況を踏まえ、最終的にどの学校を受験するかについて、塾の先生と面談にて相談を行いました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「ここ最近の成績ですと、もともと受験を予定していた学校群が相当厳しいようにも感じており、どうしたら良いでしょうか?←一応、聞いてみる」
(´∇`;)←新・校舎長
「公開模試以外の育成テスト(*偏差値が出ない10段階の評価が出るテスト。上位のクラスと中・下位クラスではテスト内容も異なる)では、現状、想定している学校群に対してそれほど悪くない成績も取っています。ここまで来たら、あまり公開模試は気にせず、今の狙いの学校群のまま行きましょう。←冷静に分析」
(´∇`;)←新・校舎長
「今今、希望されている学校群は彼女と同じような成績・タイプの娘さんが合格できている学校群ですし、また安全校として記載した女子大学附属は彼女の実力値よりも随分落としたな、という印象ですが対策をせずに立ち向かえると思いますので非常に良い選択肢だと感じます。←更に冷静に分析」
(上記の女子大附属については、前回の記事を参照。)
という事で、日能研の公開模試という偏差値という尺度からするとやや無謀な感もありますが塾の先生からも志望校については全て変更せず、そのまま突っ込め、という事で合意を得ることが出来ました。
なお、皆に”このまま突っ込め”と言ってるのかな?と気になった我が家のママは他のママ友に面談の状況について、塾側からどんなアドバイスを貰っているか、周りに聞いてみました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「塾の先生との面談どんな感じだった?←一応、聞いてみる」
(´-ω-`)←塾のママ友A
「偏差値が伸びていないので志望校全部変えろって言われて・・・。結構キツイんだけど。。←本気で困っている」
(lll´+д+)←塾のママ友B
「ウチは安全校を変更するよう言われたよ。。。悩むなあ。。。←同じく困っている」
どうやら、周りのご家庭を聞いていると色々と指摘を受け、志望校を一部ないし大幅に変更する必要が出て来ているようでした。
よって、我が家の場合、変更が全くなかったので塾のいう通りにひとまずこのまま進めようという形になりました。
我が家の志望校の特長について
折角ですので、塾の先生に指摘をされなかった我が家の選択している学校群についての特長を以下に記載したいと思います。
熱望校について
熱望校というか、今や妄想校になっている第一希望校は、もはや「超チャレンジ校」という位置付けでその日は、思い切って捨てる構えでいます。
2/1午前を余裕で捨てます。いやー、勿体ないですが。。。
娘がその学校をどーしても受験したいという事でほぼ合格は困難であるし、もし、合格しても深海魚になる事、間違いないので、我が家のママからすれば奇跡が起こって合格した時の方が困ってしまう、といった感じです。
ただ過去問の対応を見ると割と良い点数を叩き出している学校となっています。。。
第二志望校について
公には娘には第二志望と言ってますが我が家からするとこれが本当の隠れ第一志望校となります。
また第二志望校は2校あります。
(これを第二志望校群と位置付けます)
両校とも我が家の娘も見学しており、当然ながら、我が家の娘としても気に入っている学校になります。(親が勝手に良いな、と決めた学校ではありません。)
両校共に古豪の女子校になります。
ある1校は3回受験タイミングがあり、倍率が比較的低い事も加味しています。
もう1校はやや遠いのですが土地柄上、やはり倍率が比較的低く、2回受験タイミングがあります。
上記を選んだ理由は、過去問対策がし易く、且つ、計5回のチャンスがある事から、仮に合格可能性が20%だったとしても5回受験すると1回はどこかに合格出来る、加えて、倍率も比較的低いので合格出来る可能性が高いと読んでいるからです。
つまり、統計学的な発想で勝負します。
過去問の相性度合いを見ると悪くないのでいつも通り、試験を挑むことが出来れば、どこかの日程で合格を掴める可能性が十分あると考えています。
一方で合格出来る保証はないのである意味賭けではありますが、複数日程受けて全て不合格ならば本望でしょう。
安全校について(プランB)
第三希望になりますが、ある女子大学附属になります。
学校説明会では試験の問題もある程度範囲等を教えて頂ける事も確認してます。
確実に捉える必要がある一方で、今まででこの偏差値を割り込んだことがないということで安全校に位置付けます。
*この学校自体は進学実績が2番手/3番手の公立高校と同等かそれ以上で附属大学の推薦権を保持しながら他大学へも挑戦出来るということで今後の未来の選択肢も本人次第で開ける事が出来ます。
*バックアッププランという意味合いでプランBと呼称します。
入試の中盤にこのプランBを用意しているのでそこまでに合格が掴めないと発動されます。
この学校を最終防衛ラインと位置付けます。
超安全校について(プランC)
第四希望校群になります。
ここはプランBが不合格になった場合の第三の手としてプランCと位置付けます。
この学校群は、子供自身としては受け入れ難い学校群になるとは思いますが、娘自身が公立中学には行きたくないという強い意思表示があった為、最終断面で合格が困難な場合のプランになります。
この学校群は、親が決めた学校の色が濃いので最終的に合格しても入学するかどうかは本人次第という形になります。
ちなみに入試のパズルの兼ね合い上、2校を候補に挙げています。
1月受験校について
1月校に関しては、塾の先生と相談の上、2校受ける予定です。
ある1校は女子校で通えなくもないが偏差値高めの学校であり、第一志望校を受ける場合は、仮想敵として受験せよ、と指示があった学校になります。
なお、ここで精神的に沈む可能性もあることからもう1校確実に合格を掴める学校として別のある学校を受けるよう指示があった為、計2校受けます。
息子の時は栄東のみの1校で済んだのですが、娘の場合、熱望校を受ける事によって、パズルの組み方が余計複雑になっているという状況です。
受験候補の学校群の総論
どこで合格を掴めるかにも寄りますが、2/1午前を捨てる構えでいる事でより多くの学校を受ける可能性を秘めた受験になります。
ワーストケースを考慮した場合、1月校を2校、2月が6校(受験回数は最悪、計9回)となります。
偏差値の確からしさが不透明であることを統計的に受験回数を増やして担保に近づけているという荒技の為、全部受ける事になると、ほとんどの期間で午前/午後の入試となります。
2月入試は序盤に合格が掴めるかどうかが鍵になるという形式です。
負担が非常に高い為、帰りのみ学校側に迷惑にならないところで車で迎えに行く事にはなると思います。
ワーストケースも想定した走り込みが重要
我が家の息子の際は、サピックスでいうマンスリーの偏差値やサピックスオープンの偏差値の妥当性、及び学校別サピックスオープンの結果から候補の学校について、選ぶ事にそれほど困難はなかったのですが、我が家の娘の場合、非常に難しいです。
というのも日能研の公開模試(オール日能研生の為、試験内容が比較的かんたんで偏差値が出る)と育成テスト(上位のクラスと中・下位のクラスでは難易度が違う試験で、10段階評価であり、偏差値は出ない)での結果の乖離が大きく、また我が家の娘の過去問の結果を見ていると息子の時と違って、初めから割と点数が取れていることもあり、公開模試の結果との相関性が見えず、学校の選定がし難い状況です。
とはいえ、塾の先生からは我が家の志望校の選定学校に関して、全く異論も出ず、合意をしたこと、及び既に過去問対応を開始しているのでこのまま突っ込む構えになります。
実際どうなるか、偏差値等は全ての結果が出たら、公開しても良いかな、と考えています。
偏差値だけ見ると博打っぽい打ち方にも見えるのですが、本人も譲らないですし、プランCまで視野に入れているので全敗をする方が難しい入試の組み方にはなっています。
どうなることやら。。。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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