二月は中学入試シーズンで当サイトでも追っかけていましたが、我が家の娘の通っている校舎でも2020年の実績が出揃ってきました。
それと並行し、以下の記事の通り、我が家の娘も新小6として新たな年度が始まり、気合を入れ始めていました。
昨今、日能研の新小6の公開模試もあり、偏差値もズバリ出ており、上記の続きとして記載します。
我が家の娘が日能研の今の校舎に通わせている理由
我が家の娘の通っている日能研の校舎は6年程前に近所のお子さんが通っていた時代が全盛期で、男子は、開成・麻布、栄光学園、聖光学院、浅野など、女子は、桜蔭や雙葉、フェリス、洗足学園女子などの実績がありました。
我が家の息子のちょい前くらいから実績を落としており、また我が家の息子は強気だったのでサピックスに通ってました。
娘の場合は、サピックスのビシバシ系の運営には追いていけないと私も思ったし、子供自身も感じておりました。
そこで、当時、女子の実績はそれほど悪くなかったし、家からも徒歩で通いやすい、日能研の現校舎に通わせるに至りました。
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我が家の娘が通っている日能研の校舎の2020年の実績
我が家の娘の校舎でも新たな新小6の授業が開始されました。
校舎内には2020年の中学受験生の結果が載っている合格短冊が教室の外に至る所に貼っています。
我が家のママも娘を迎えに行く際にその結果を見ていました。
私(パパ)が仕事を終わり、自宅に着いたら、その話になりました。
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「パパ、聞いて、今年の入試の結果がスゴイよー!←ちょっと興奮気味」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「え?どういうこと??←よくわかってない」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「開成・麻布も駒場東邦も栄光も聖光も複数人合格してるし、今年は女子が少なかったらしいけどフェリスも複数人合格してたよー!←ちょっと興奮気味」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「え?マジで?去年なんて、男子校でさっき言ってた学校には1人も合格してなかったじゃん。まあ、フェリスは例年合格者いたと思うけど。←男子の躍進が信じられない。」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「今年の小6は凄かったみたい。←ちょっと興奮気味」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「スゴイな。日能研の校舎の先生をバカにしてたけど、スゴイじゃん。←男子の躍進が未だ信じられない。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「そこなんだけど、ママ友にそれとなく聞いてみたら、2020年受験の小6の子達の中にスカラーシップ(*詳細後述)を取れてる3人組がいたらしく、その子達が無双したっぽいよ。←日能研の先生は関係なく、その子達が超優秀であったに過ぎないと説く」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「へー。でもスカラーシップの子達はそうはいえ、転塾もありだったわけでサピックスとかに行かずに日能研のあの校舎でよく頑張ったねー。←冷静になんでそんな優秀な子達があの校舎に残ったか興味あり」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「スカラーシップ*は、日能研の指定特待生で授業料や教材費用等含め完全無償にしてくれる成績優秀者なので、そこに居ればタダなんだから転塾しないでしょ。しかも、そういう持ち偏差値が平均60以上の子達は小5の時から土曜に別校舎にも呼ばれて別授業やってるし、新小6の日特っていう過去問を解く授業も持ち偏差値が平均60以上の場合は別の校舎に呼ばれて特訓するのよ。←日能研の校舎の先生というより別校舎の先生の功績が高いと説く」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「へー。でも普段の授業はあの校舎なんでしょ。←普段、週2か週3の授業やってるので校舎の先生もスゴイのでは?と感じ始めている」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「普段の授業は確かにあの校舎でやってる。けど、もう御三家とか合格出来る子達はどんな先生であろうと合格出来る地頭がキレる子達だと思うんだよね。←日能研の校舎の先生というよりその子達の持ってるポテンシャルが高いと説く」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、でもスゴイや。←どっちにしてもここ最近にない快挙だな、と校舎を見直す」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「〇〇ちゃん、フェリスに合格してたし、あと委員長が開成も聖光学院も浅野も受かってた。私も頑張る。←少なからず影響を受ける」
どうやら、小学校と塾が一緒な先輩が日能研の現校舎におり、1人はクラブ活動で仲の良い1個上の小6のお姉さんで念願叶ってフェリスに合格しており、また小学校で同じ委員会の委員長を勤めている子は、なんとスカラーシップ3人衆の1人でこの校舎の無双の立役者でもあったのです。
知り合いが奮起し、結果を出したことに良い意味で刺激を受けておりました。
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「そう言えば、新小6の授業前に校舎長が来て、こんなことを言ってたよ。」
そうです、前回、話をしていた現・校舎長は5年程在籍していた中で2020年の中学受験において会心の一撃を放ちましたが異動が決まっていた中で1年後に中学受験を控える新小6に対してコメントを発信していました。
( ̄▽ ̄)←日能研の現・校舎長(4月から山奥の校舎長)
「この結果をみて、簡単に合格すると思っていたら大間違いです。あと1年の間に志望する中学へ受かる努力をし続けてください。勉強し続けた子だけが結果を残せます。」
言ってることは真っ当で、努力し続けることが重要ですね、まさに。
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私は努力し続けてるけど、偏差値上がってないので、校舎長の話はピンと来ないけどね。←現・校舎長のことがあまり好きではない。」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「4月から新・校舎長になって、カラーも変わるだろうし、イイのよ、別に。教科の先生も聞けば親身に教えてくれるんだから、ここからはエンジン全開で頑張らないといけないね。←ガチなコメント」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「うん。←ちょっと引き気味」
全国公開模試に向けて
我が家のママは2月9日の新小6での初の全国公開模試に照準を合わせて、イキリたっていました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「今回はきちんと小学校5年生の部分を復習すれば、確実に取れるはず。あの校舎長に舐められっぱなしで終わるわけには行かないよ!クラス落ちも崖っぷちなんだから!←やる気十分」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「うん。←ちょっとやる気出てる」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「今までの成績ははっきり言ってその時点の目安でしかない。中学受験、特に入試は、小学校6年の成績が全て。で、小6の夏までは国語と算数が最重要。小学校4、5年の基礎が出来てないと小6の夏以降に行きたい学校の過去問やっても全く歯が立たないはずだから、本当に復習が大事よ!基礎さえあれば、あとは行きたい学校の過去問をやりこなして、体感していくことでかなり勝率は上がるはずだから!←やる気十分」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「うん。←ちょっとやる気出てる」
ちなみに我が家のママはサピックス仕込みの考え方や今までの周りの受験ママのノウハウを体に吸収しており、とにかく、小4、5の国語・算数が非常に重要で、小6で解き方を忘れていたり、漢字等を忘れているようだとダメと説いていました。
また、新小6の序盤で偏差値をあげるために社会と理科に頼った4科の偏差値が高くてもあまり意味がなく、とにかく、国語と算数が重要じゃい!と非常に熱弁を奮っていました。
結果的に小学校5年生の時の日能研でいう育成テスト(サピックスでいうマンスリーテスト)、公開模試(サピックスでいうサピックスオープン)について、我が家のママは国語と算数を1年分一式を3周分、鬼軍曹のように家庭内で猛烈に伴走を繰り返していました。
そして、私(パパ)と二人でいるときにこう言ってました。
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「こんだけやって次の公開模試が全然ダメだったら、ちょっとトーンを落として長い目で見るしかないと思ってる・・・。←出来る限りの闘魂を注入し、娘の口だけではない本気度も気にしており、結果が欲しい」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「まあ、まずは試験を受けて結果を待とう。←気合の入れようが半端ないことにビビる」
なお、2020年の中学受験をされている入試期間中の我が家のママは、現・校舎長に娘をバカにされたような不快感をパワーに変えて、勉強で一矢報いるために早く成果を出して欲しいということで奮い立っており、それは娘も同じ気持ちとなっていました。
今回、鬼軍曹と化していたママに対して、必死に追いていこうとする娘がそこにいました。
全国公開模試(2/9)の結果について
2/10(本日)の夕方に公開模試の結果がWEBに上がってきました。
結果は、、、、、
なんと、算数と国語についてフェリスに迫る偏差値帯を叩き出していました。
1月の育成テスト/公開模試に比べると一目瞭然。相当に偏差値がUpしていました。
とはいえ、フェリスの合格ラインには届いていない偏差値ですが、成長曲線でいうと一次関数レベルでなく、二次関数のように飛び上がってました。
社会と理科は今回、ほとんど勉強していなかったですが、大きく凹む事はなく、可も不可もない成績で踏み留まりました。
結果、4教科でもまずまずの出来で、4年生の時の成績にはまだ辿り着いていませんが、良くなる兆しの見えた試験となりました。
特に良かったと思うことについて以下に記載します。
(ご自身のお子さんの問題用紙や答案用紙を見て頂くと本気で取り組んでいるかが透けて見えますのでお勧めのチェック方法だと思います。)
- 国語について、今までの模試等の問題用紙のメモ書きはあっさりな感じであんまり線が入っていなかったり、苦悩した様子がありませんでした。
今回は非常に悩んだ証跡もありつつ、ポイントとなる文に線が引かれていたり、選択問題は×を付けて、いくつか選択から消し込んで見直ししても短期的にチェックが出来る創意工夫がされていました。 - 算数について、問題用紙のメモ書きはいつも数式を途中で投げ出していたり、そもそも式がなく、きれいな感じでした。
今回はかなり書き殴っており、場合の数の問題においては、全て書き出すような粘り強さも見えました。
その甲斐あって、正答率10%の問題も正解に導いていました。
眠れる獅子が徐々に目覚めようとしている様が問題用紙からも見えてくるような感じでした。
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「良かったね。でも継続してもっと頑張ろう。理科・社会は後半でも補えるから。まずは継続して国語と算数だよ。←相当、ホッとしてる」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「やったじゃん。まずはこのまま国語と算数を継続して偏差値キープして、徐々に理科・社会も同じように頑張っていけば良いよ。←なんだか嬉しい」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「うん。でも理科も社会も頑張らないと駄目だから、頑張る。周りの子達は全部出来る子いるもん。←急に意識高い系に」
ママの本気が娘の火をちょっとずつ炎に変えていき、娘自身の意識改革も進んでいるような気がします。
そもそも我が家のママの炎にガソリンを投入した日能研の現・校舎長はある意味で良い仕事をしたな、と私自身思いましたw
(我が家のママには絶対言えませんが)
とにかく、娘の成績以上に娘自身のやる気という炎が徐々に大きくなっていってる事を確認出来た事が嬉しかったです。
日能研の新小6の全国公開模試とサピックスとの違いについて
日能研の全国公開模試について、説明/補足します。
サピックスでいうところのサピックスオープンと同じで日能研に所属していない子供でも申し込む事で受けられるテストです。
全国の母数で1万人という分母で実施し、広くあまねくいろんな偏差値帯の子供が受けるという特長があります。
小学校4年〜5年までは4教科の全国平均が280点くらいなのですが、今回の新小6の全国平均は約230点と50点以上低くなっており、子供達にとって新小6になって難易度が飛躍的に上がったと感じるかと思います。
日能研はサピックスと比較して徐々に難度を上げていき、最終的にサピックス生と戦える土壌について、基礎力を主軸とした応用力に軸足を据え替え、新小6から徐々に移行しているようにも見えます。
サピックスの場合、小学校4年、5年、6年と年次が変わってもいつも難度は高いので学習面での戦術の違いを感じます。
(日能研の場合、結局のところ、サピックスだろうが四谷大塚だろうが、志望校ではぶつかり合うのでそこで力負けしないように徐々に難度を上げていくスタイルのように見えます。)
来週から日特と呼ばれる偏差値帯に合わせた過去問題をひたすら実施する特訓が開始されます。
サピックスでいう土特に近いかもしれません。
異なる点について、サピックスは予想問題をベースにしているのに対して、日特は直球で過去問題を解いて、解説を行っていくスタイルのようです。
また、過去問というとサピックスでは有名中と呼ばれるものを小6の夏から別途家庭学習の中で解くように指導され、先生にはわからない問題を聞く感じです。
夏以降に過去問を解くサピックスに対して、2月から過去問をこなしていく日能研という図式であり、ここはある意味、賛否両論があるようです。
ただ、サピックスと違って、授業で解説をしてくれて先行して2月から開始するというのは個人的にはありなのでは?と感じてます。
なぜなら、サピックスの過去問対策はやや遅すぎると思ったし、そう思うご家庭が中学受験ブログを見ると割と多いように思いましたので。
(いずれにせよ、実際、授業が始まってからその進め方がどうなのか、着目していきたいと思います。)
まとめ
娘のやる気の炎が徐々につき始めたので、暫く温かい目で見守りたいと思います。(鬼軍曹の炎も。)
どこまで頑張れるか、泣いても笑ってもあと1年。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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