今回は、受験ママとしての伴走テクニックで、特に危機管理をテーマに記載します。
危機管理とは、状況をみて、早めに対処しないと手遅れになる、もしくは、問題を早めにキャッチして対応策を早期に講じることを指しています。
我が家の受験ママは、慎重過ぎるところも大いにありますが、危機管理としては非常に長けていると思います。
社会人は特にこの危機管理って重要で感覚が鋭くないと、本当に最悪の事態になった時にリカバリー出来なくなるので大切ですね。
受験ママの伴走テクニックについて、他のをまだ見ていない方は以下も参照お願いします。
日頃のテスト対策について、事前勉強を必ず課す
サピックスであれば、マンスリーテスト、組み分けテスト。
日能研であれば育成テスト、全国公開模試など、小学校4年、5年、6年関係なく、テストはあります。
なお、サピックスは平日にテストを行うので、その前の土日、日能研であればいつも土曜か日曜のいずれかテストを選択出来るので基本的には日曜をテスト日とし、土曜に受験ママにて伴走し、テスト対策を実施します。
復習を日々、受験ママは伴走して勉強を教えているので色々と事前にどの教科がヤバそうなのか、肌感で把握しています。
時に算数、時に理科など、重点科目を前日に決めつつ、全体的に見直しをします。
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「復習の状況見てると、今回は特に算数が出来てなさそうだから、算数を中心にテスト前の勉強をしよう。」
(´Д`;)←受験ママの子供
心の声:(うぉーん、苦手なところ、率先してやりたくないなー。。。)
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「さあ、算数一緒にやるよ。」(嫌がっていようが、関係ない笑顔で爽やかなに進行。)
受験ママはいついかなる時も笑顔を絶やさず、子供に伴走します。
(テスト対策としての土曜の勉強は付きっきりで、今は息子の受験も終わったので娘にロックオン状態で伴走しています。)
普段の平日の勉強は伴走して勉強するときとしないで解答チェックのみ同席するケースが多いです。
但し、テスト前は受験ママは完全伴走を行います。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「ママ、毎回大変だね?」
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「テスト前日にきちんとやるのが当たり前でしょ。テスト前こそ、全力でやらないと。ここで中途半端にちょこっとサボって成績下がる方が愚かだからネ。(喝)」
受験ママとしては、テスト前が非常に重要であり、ここできちんとやり切ることが大事と説きます。
危機管理としてテスト前こそ、緩んではいけないと。都度、区切りとなるのがテストなのだからと。
うーん、受験ママ、この執念というかポリシーについて尊敬する。
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志望校の検討について
我が家の息子の場合、結論としては小学校4年の時に目指していた学校にそのままチャレンジ出来る立ち位置で3年間を通過したので紆余曲折はあったけれど、蓋を空けてみると外から見れば狙い通りに進んだように見えると思います。
なお、小学校4年、5年、6年とそこそこに偏差値は揺れていたので、あらゆるケースを想定し、学校は見に行きました。
まさに見に行った学校のほとんどを以下の通り、記事にしています。基本的には我が家のママと同席で見に行きました。
- 共学校vsシリーズ ~午後の切り札!桐蔭中等教育・山手学院編~
- 共学校vsシリーズ ~躍進の広尾学園・神大附属編~
- 男子校vsシリーズ ~いぶし銀の浅野・サレジオ学院編~
- 男子校vsシリーズ ~神奈川トップの栄光学園・聖光学院編~
- 男子校vsシリーズ ~湘南ツートップの逗子開成・鎌倉学園編~
- 男子校vsシリーズ ~急先鋒の世田谷学園・高輪編~
- 男子校vsシリーズ ~古豪の芝・攻玉社編~
我が家が最終的に合格頂いた学校について、今、通っている中学のことを書くのはちょっとと思い、実際に通っている学校については記事にしてません。
上記の学校説明会の記事を見て学校名をみると気づくと思いますが、本当に幅広い偏差値帯を見に行っています。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「ママ、色々と学校、見過ぎじゃね??」
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「見に行って損はないでしょ。今しか見れないし。それに最悪の最悪も想定しておかないと駄目だからね?」
(;๏д๏)←パパ(自分)
心の声:(最悪の最悪の最悪も想定に入れている気がする・・・)
受験ママは慎重派で危機管理が凄すぎて、色々なワーストケースにも対処できるように準備していました。
個人的には、途中からだんだん学校の個性違うんだな、みたいな感じで学校巡り自体が面白いと感じてきたので苦ではなかったです。
子供の成績がどこかに着地してもどのレベル感でも”良いな”と思える学校は見つけていたのでそう行った意味では、例え、最悪の最悪の最悪になっても心に余裕はあったと思いますw
受験校の最終判断について
我が家の息子の中学受験では、最終的な受験校を決める判断にてサピックスの先生から結構、アグレッシブなご提案(三日連続の相応校へのチャレンジ)を頂き、正直、当時、結構、家族で悩みました。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「ママ、どうする??」
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「うーん、どうしよう?、うーん、そうだ、良いこと考えた。」
ーー後日ーーー
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「この間の話だけど、サピックスの先生の案で行こうと思うわ」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「おー、慎重派なのに。珍しく、挑戦行くね〜。」
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「2/4、5の学校は、2/1にもある学校なので、今の時点(当時、小6の9月頃)でその2校の過去問題を子供に解かせたら、基本的に合格基準を余裕でクリア出来ているし、合格力判定で一度も80%以上よりも低い率になっていないので、恐らく確実に2/4か5は取れる(合格)と思う。もし、1月の調子、様子を見て、苦しそうなら、2/1はこの安全校を持って行くけどね、最悪は。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「結局、慎重派じゃん。挑戦はする方向だけど、リスク・テイクとしてしっかりチェックしとるね。」
( ´ ▽ ` )←受験ママ
「あと、本人も過去問やってみてあそこは合格できると思うので挑戦したいって言ってるし。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「論理的に丸め込んでるね〜。」
そう、ただ闇雲に挑戦したわけではなく、きちんと戦えるであろう根拠を元に勝負をしました。
受験ママはリスクを取る場合にしっかり裏付けもやっています。
危機管理というかリスクヘッジするプランもしっかり持っていました。
専業主婦じゃなくて、仕事した方が社会に役立つのでは??と思うくらい賢い確認をしていましたね。
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既知の情報を基に最適解を導き、ワーストケースも織り込む
普通ここまでやる??と思うかもしれませんが、可愛い子供のために、あらゆるリスクを想定し、受験ママはきちんと中学受験に向き合い、伴走していましたし、それが功を奏したようにも思います。
危機管理として大事なのは、”まさか”こんなことになるとは!?という事態を出来る限り、想定シナリオとして備えておくことだと思います。
皆様の中では、そこまで考えなくても?と思うかもしれませんが、仮に最悪の状況に陥った時に冷静でいる為には必要なことです。
あたふたしているご家庭は結構いたように思います。
総じて、読みが結果的に浅い、つまり、危機管理が甘いように見受けられます。
どんな事態になっても、動けるように読みや危機管理をしながら進めることが非常に重要です。
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時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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