巷ではドライな印象が強いと思うサピックスの先生をテーマに記載させていただきます。
サピックスに関する他の記事を見たい方は以下を参照お願いします。
サピックスの先生の特徴を踏まえた中学受験への勝ち筋
サピックスの先生の特徴は以下の通り。
- サピックスはブロックが上になればなるほど、上位クラスになればなるほど、優秀でプロ意識の高い先生がいます。
- ブロック単位で指導レベルが異なる。
- サピックスに通うならば、出来る限り、上位クラスにいることでレベルの高い恩恵を受けれる。
- 中学受験における悩みや指導は割としてくれる。
- 小5までは保護者にて基本的に電話でサピックスの先生と相談可
- 小6のゴールデンウィーク当たりから正式担当が生徒1人ずつ付き、相談可
テッペンを目指して勉強に励むことでより良い先生に出会うことが出来、狙いたい志望校の合格も近づくと言えるかと思います。
良い意味でブロックごとに指導の仕方が異なる
私は何度か保護者向けの説明会に参加した事があります。
おおっぴらに言いませんが別の塾と比較して、全てにおいて的確で具体的な指導があります。
まず、我が家の息子の通っていた校舎ではブロックとして、
α1〜α3で1ブロック(①)
K〜Iで1ブロック(②)
H〜Fで1ブロック(③)
・・・というように3クラスぐらいで1ブロックが区切られております。
我が家の息子は上記の各ブロックにいた時期があり、各ブロックで指導されるレベルが変わっていました。
①のブロックにいる場合は、とにかくレベルの高い要求・指導が入ります。当然、という感じで。
②のブロックの場合、勉強量が一番多いブロックらしく、質の向上にフォーカスした指導がありました。
③のブロックの場合、量と質の両面で指導されていた気がしますが、やらなくて良い問題傾向のものを教えてくれます。
上記のように各ブロックでその能力に応じて具体的なアクションを言ってくれるのは大変有難いと思いました。
先生も優秀なんだな、という印象。
ちなみにブロックごとで各科目の先生も変わります。
よって、久々に上位のブロックに戻った場合、先生から戻ってきたなあ!と声掛けもあります。
(皆さまが思うほど、無機質ではないですよ!)
小4〜6の5月くらいまでのお悩み相談について
サピックスは、親が子供の勉強に関して悩みを持った時に電話等で話を聞いてくれます。
ただ、やはりブロックが上になるほど、優秀な先生が多いのです。
下のブロックにいる親が電話すると、当然、相談先はそのブロックの先生になり、まだ小4なので、まだ小5なので我慢してお子様の成長を待ちましょう、なんて言ったりします。
これは本質からずれていますよね、やはりサピックスの恩恵を受けれるのは、私自身の肌感覚ですが、少なくとも上記に記載した③のブロックまでのような気がします。
小6の6月から担当制に変更し、完全フォローアップへ
サピックスは、小6の6月から各生徒に1名、先生が完全にその子の進路も含めて相談する体制に変わります。
ココが非常に重要となります。
我が家の場合、小4の頃から教わっている先生でブロック落ちして暫く会う機会がなかったですが、再度、ブロックが上がったタイミングでうちの希望する中学向けの土特コース、およびSSコースで科目担当をされていたので担当になったのだと推測されます。
当時も説明を聞いていて30代前半だと思いますが非常にアドバイスが的確。
更に勉強面でも筑駒コース(筑波大附属駒場の単科コース)も教えていた優秀な方で、教えて頂いていた教科に関しては、飛躍的に偏差値も上昇しました。
(ただし、4年の頃から上位ブロックを専門で教えていた方でしたので、非常に勉強に対してストイックで厳しいレベルを要求してきますが。。)
ちなみに他のブロックの指導を聞くと結構、当たり外れがあるように思いました。
特に「1月、2月の受験校の決め」について非常に重要で戦略的に確定させる必要があるのですが、ココの指導の仕方が結構、割れます。
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サピックスの活用術 〜指導編〜
サピックスの先生側では研修が活発?!
数年前に私の会社に一橋大学卒の新人が来たのですが、その子は大学時代にずっとサピックスの中規模校舎の先生としてアルバイトで下位ブロックで社会科を教えていたそうです。
聞くとアルバイトでも3ヶ月に1回の頻度で講師研修のようなものがあり、参加しなくてはならず、先生側も大変なんです、というのを言ってました。
似たような話を別でも聞き、そういった意味ではサピックスは指導という意味できちんと組織的に対応しており、校舎差分・品質を均一化する取り組みを実施していることが伺えます。
サピックスの先生の指導力/実践力はこのような取り組みが一翼を担っているのかもしれません。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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