戦略134)中学受験における塾のテスト 〜向き合い方編〜

塾について
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昨今、サピックスではサピックスオープンと呼ばれる志望校判定があったり、日能研でも公開模試と呼ばれる志望校判定が実施されています

各学年でも日々、マンスリーテストや育成テストなど色々と塾のテストが催され、ヤキモキしている世のママはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

今回、塾のテストに着目し、その中で特にテストに関する”向き合い方”をテーマに記載したいと思います。

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前提

どの学年でも塾に通っていた場合、月に1回なにがしかのテストが実施されていると思います。

最近では、コロナ影響で自宅でテストして郵送という新たなケースも生まれています。

そして、テスト結果が返ってきて一喜一憂というのが日本のママの王道のパターンかと思います。

但し、テストは、やって終わりではないし、位置付けをきちんと理解することが大事だと思います。

そこを見ずしで「点数や偏差値を見て終了」は非常に良くありません

そこでどういったポイントでテストを見た方が良いのか、何を実施した方が良いのか等についてを記載していきます。

テストの位置付けについて

テストに関しては、学年や何のテストかによって、意味合いや位置付け、そして、その後のアクションはかなり違ってきます

よって、以下にそれぞれに分けて記載していきたいと思います。

小学校1年〜3年について

小学校低学年のテストは、基本的に月1回のテスト、もしくは通塾していない方も参加できるような相対的な偏差値の出るテストなどあると思います。

小学校1年〜3年の場合で通塾しているご家庭は少ないとかと思いますが、この段階でのテスト結果は、中学入試を行う小6の段階と比較すると相関関係が薄いと考えています。

というのも小学校低学年で優秀な成績を取ってても、失速するケースもあるし、急にやる気を出して、グンと上がるケースもあるからです。

ここで重要なのは、テストは点数や偏差値を意識するのではなく、「間違えた問題はきちんと復習し、理解を深める」というアクションとなります。

点数が良いよりも復習をする癖をきちんとつけていくとともに、定期的に勉強する癖をつけるというのが一番大切になります。

究極的には宿題等を行うために自然な感じで1日10分でも良いので椅子に座って勉強する癖をつける方が良いです。

勉強する癖がこの時期に出来ないと高学年になった際に長い時間勉強することに苦痛を感じる可能性が高まります

我が家の場合は、以下の記事の通り、公文をやっていたので癖という意味では息子も娘も勉強するのが割と普通で抵抗感は少なかったと思います。

小学校4年〜5年について

ここから中学受験にも出てくる単元が出てきます。

基本的に月1回のテスト、もしくは通塾していない方も参加できるような相対的な偏差値の出るテストなどあり、通ってる塾以外の公開のテストなども参加される方もいるでしょう。

この段階でのテストは、点数や偏差値ではなく、「確実に取るべき問題(正答率80%以上)をきちんと取れているか」に着目する必要があります。

正答率の高い問題は皆が解けているということを意味しますので、そこを間違えると大きなビハインドになります

よって、復習の際も正答率が高い問題を中心に復習していく事が重要です。

それにより基礎力の向上が早まります

また基本的に通塾しているところのテストのみで問題ありません

問題の出し方は塾によってまちまちで日々の授業進度や内容がまだ塾によって、バラバラとしているので他塾でのテストはあまりベンチマークになりません。(断言)

我が家では、息子がサピックスに行っており、小5で四谷大塚の合不合を受けたことがありましたが、普通に偏差値が凹みました。四谷大塚生は予習シリーズで近しい問題等も出たりというのを後で知り、他塾のテストはあまり意味がないな、と感じました。

もし、他塾のテストを受けようか迷っている方がいたら、復習に時間をおいた方がよっぽど有意義と断言します

小学校6年の夏まで

この時期は、基本的に小学校4〜5年の章で記載した内容と同じで特に小6の前半は、小学校5年の延長に近く、どの単元をどこまで理解出来てて、どこが理解出来ていないのか、を把握するテストであるという理解をした方が良いです。

この段階では、あくまで偏差値も目安でしかなく、例え、この段階で熱望校に偏差値が届いていたとしても、それは何の証明にもなりません
(※とはいえ、偏差値が上がっていたら、存分に褒めてあげましょう、モチベーションアップは大事ですので。)

なぜかというと、幅広く出題される模試などのテストは現時点の理解度や相対的ポジションを確認出来るメリットがある一方で幅広い母集団を集めて一律で偏差値を出すので目安のみの意味合いが強いのです。
この時期のテストは易しい問題から難しい問題などが幅広く出題され、偏差値を生み出します。本番である入試は、レベルの高い学校になればなるほど難しい問題しか出ません。)

つまり、まず、この段階では基礎力を上げる努力をし、ひたすら復習し、幅広い知識をつけていく努力をすることが大事です。

 

なかなか小学校6年になると焦り始めますが、ここはまだ序盤ですのでそこを心得て準備していくことが重要だと思います。

 

小学校6年の秋以降について

ここから過去問題を本格的に解き始めますし、志望校別特訓も開始されることでしょう。

この段階では月1回のテストはあまり意味はなく、オープン参加が可能な偏差値の出る模擬試験が目安になります。(ここで自分の立ち位置を相対的に把握します。)

なお、重要なのことは、上位校になればなる程、入試では志望校の問題の特長による相性の影響を受けます

よって、テストの復習よりもやるべきことは、過去問題や学校別特訓での予想問題等を解きながら、熱望する学校対策に果敢に挑んで子供自らがその学校の問題形式や解答の仕方を体で覚えていく・合わせていくことが出来るかどうかで勝率が大きく変わります

塾の実施する学校別特訓は上記を体得するための修行に近いと感じます。

既に偏差値上、熱望校に届いていても、合否を分けるのはその学校の好みとなる解答を導けるのか?もしくはその学校が出題する傾向の高い問題形式を理解し、解答できるか?に尽きると思います。

この時期で実施すべきは苦手な科目というよりも熱望する学校が出題する傾向の高い分野やその学校の求める計算力や解き方、場合によっては記述の技法などが求められます

この時期のテストはその時点の立ち位置を確認し、志望校・受験校を確定するという意味では非常に意味が出てきますのでここまでにやるべきことを全てこなしておくことが重要です。

それにより戦略的に入試日程を検討でき、勝ちを握りやすくなると感じます。

まとめ

テストは偏差値で一喜一憂しがちだし、ご家庭によっては合格率が80%以上じゃないと安心出来ないと思うと思います。私も最初の息子の中学受験ではそう思うこともしばしばありました。

ただ、80%でなくても合格する場合もあるし、落ちる場合もあります

重要なのは熱望する学校が求めている出題傾向の高い分野の理解を深めているのか?求めている解法・論述・記述をしているか?など志望校の相性を子供自身が掴むことだと思います。(ここを押さえずに偏差値だけ見てるとかなりの確率で落ちると思います。)

つまり、小学校6年の4月〜7月は特に横断的に知識や基礎力を大きくしておく段階だと考えます。(秋以降は行きたい学校についてロックオンして、確度を高めるための訓練を施す期間に突入しますので)

ぜひ、前向きに偏差値に踊らされずに冷静に偏差値を上げて行けるような努力を積み上げて行きましょう

 

 

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