中学受験では家庭内や学校での環境の影響が大きいと思います。
我が家も振り返ってみると思うところありました。
そこから得られる教訓もあろうかと感じましたので、今回、オヤジ視点での中学受験における環境をテーマに記載します。
中学受験に向けたオヤジ学について、他のをまだ見ていない方は以下も参照お願いします。
手狭のマンションから広い一戸建てへ引っ越し
サピックスだと特にプリントを大量に配るので、紙だらけになります。
また参考書やテキストなどもあるので本もたくさんあったりします。
我が家の場合、リビングで勉強するので徐々にリビングが大変なことになっていきます。
またママ的にはリビングが住処として大事な場所のようでそこが荒らされていく状況にもストレスが強いようですね。。
もともと我が家はマンションに住んでおり、結婚したての時に購入してるのでちょっと狭かったのもあるのですが、受験ママのストレスがMAXになりつつありました。
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「リビングがどんどんプリントやテキストで埋れてくのストレスだは。。なんかリビングに合う棚とかオシャレに整理できるようにしたい〜。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「そうだね。。でも、余計に棚とか増やしちゃうと物に溢れる感が半端ないね〜。いっそ、新しい家とか買って引っ越した方が良いかもね〜(冗談)」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「それ良いじゃん!!(マジ)
ちょうど、売り出し中の家が近所であったので、試しに見に行かない??(マジ)」
私が放ってしまった冗談によって1戸建の検討が開始されました。。
当時、息子・小5になりたて時期・・・。
なお、当時住んでたマンションは新築で購入して10年くらい経っており、売却するならこのタイミングが良いのかなあ、なんてのも考えてはいました。
しかし、こんなキッカケで検討することになるとは夢にも思いませんでした。。。
そして、実際にいくつか家を見ることに。
(゜▽゜)p ←不動産の人
「こちらの物件はまだ完成前ですのでまだ出来ていない部分もございますが、ぜひご覧下さい。」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「ここ、リビング広くて良いわね〜(上機嫌)、部屋もいくつもあって良いね〜(上機嫌)」
٩(ˊᗜˋ *)و ←我が家の息子
「ここ良いじゃん!!この部屋、俺の部屋〜!」
(*゚▽゚ )ノ ←我が家の娘
「私はこの陽の当たる部屋♪」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「お〜い、俺まだ買うて言うてないよ〜(汗)」
こんな感じで、家族全体がノリノリに・・・。
そこで、そうはいえ購入を考える上で重要なのはコストですよね、コスト!
マンションの場合、ローンと修繕費と管理費を一応、計画書というものが存在しております。
それを見つつ、今後の計画に照らし合わせてどのようなコストラインを描くのかをExcelにプロットして、もし、1戸建を購入した場合も同様にプロットし、ここでグラフ化してきちんと確認しました。
その結果、どうやら私自身が70歳よりも長生きをした場合、マンションよりも1戸建を購入する方が得であることが分かりました。
修繕費の負担がデカイんです。
ローンだけ見ると断然マンションなのですが、修繕・管理費が時を追うごとに上がるのですよね。
そのパンチ力が徐々に強くなっていくことが数字上も分かりました。
定量的に見ると1戸建はあり。
次に定性的な評価軸としてメリット/デメリットの整理ですね。
定量的な評価と定性的な評価の2軸は社会人の基本ですよね!
案1)マンション継続案 | 案2)戸建購入案 | |
メリット | ・引っ越す手間がない。 ・狭いけど、愛着ある住処 ・ローンについて、定年までに支払い終えることが出来る。 | ・家が広くなる。部屋も増える。(4LDK) ・住宅ローン控除の恩恵を再度受けれる。 ・家族みんなモチベーションが高まる。 ・快適に長く過ごせる。 ・私が死んだら、ローンがチャラになり、生活費のみで家族が過ごせる。 ・子供2人が最近の流行りの30代中盤まで結婚せずに実家暮らしということになっても快適に住める。 ・マンションの売却益が見込める。 |
デメリット | ・住宅ローン控除期間が終了済みで恩恵なし。 ・元々の課題が解決出来ない。別の解決策検討必要。 ・将来的に修繕費や管理費が上がる。 ・老朽化するとマンションの2/3以上の同意がないと修繕が進まないリスクあり。 ・私が死んだら、ローンはチャラになるが、修繕費と管理費及び生活費を支払って家族は過ごす必要がある。 ・子供2人が最近の流行りの30代中盤まで結婚せずに実家暮らしということになると非常に手狭。 | ・引っ越しための準備が必要。 ・ローン(借金)が増えるし、支払い期間も延びる。普通に支払うと定年までで支払い終えることが出来ない。 |
ローンが増え、支払い期間に関しては頑張って繰り上げ返済すれば、なんとかなりそうだし、頑張るしかないか。
うーん、ローン期間が延びるのがなあ〜(今のままなら定年までに余裕で返せるというのが魅力的なんだよなあ)と個人的に結構、悩みました。
すると、
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「あなたが仕事頑張って給料上がれば良いだけの話でしょ。出来るよね?(爽やかに威圧)」
(;๏д๏)←パパ(自分)
心の声:(ここでも鬼オペ!?)
٩(ˊᗜˋ *)و ←我が家の息子
「パパ〜、俺、学校の友達に言っちゃった、引っ越しするかも〜って。でも学区内だから転校はしないよ〜って。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
心の声:(おいおい、周りにはまだ言うな、って言っただろうが・・・)
こんな感じで家族全体で1戸建への思いが大きい状態になっていました。
子供も頑張って中学受験するし、当面でいうと住宅ローン控除を再度受けれるし、売却益で手元に大きくキャッシュが得られる可能性高いので購入するか、ということで検討開始からわずか2ヶ月で購入することになりました。
なお、上記に記載していない内容以外のポイントは以下。
- マンションに住んでいた時代のローン、修繕・管理費を足した月額の金額と1戸建のローン金額は、ほぼ相違ない形で購入。(月々の負担は変わらない。)
- 当時、ある銀行で30年固定で0.8%未満の金利優遇が取れたので長い期間で計画的に支払い計画がし易いと判断。
実際には、いくつか新しく家具を購入もしたのですが、息子・娘とママの満足度が飛躍的に向上しました!(私も)
マンションの売却には正直、1戸建を購入後、半年ほど時間が掛かりました。
その期間はマンションのローン・管理費等と戸建のローンのW支払いにはなったのですが、マンションそのものが当初見込んでいた金額とほぼほぼ同金額で落着。
売却も無事完了したので私立中学の授業料資金もGet出来、結果的に良かったと思います、今は。
住宅ローンの支払いは35年で組んだのですが、現実的にはどこかで繰り上げ返済しないとマズイのでそこだけがリスク。
但し、もうそこは頑張るしかない。
私は2回家を購入する経験をしましたが、そもそも2回目の購入タイミングの時の年齢で世代的には初めて家を買うご家庭も多いので、まあ、良いかと、腹をくくりました。
実際、家は快適で良いです。
私の部屋もGet出来たし、そこは非常に満足。
当初の課題だったプリントやテキストもリビングにママ好みの新たな棚も付けて、美観よく整理されています。
皆、ハッピー、オールオッケー。リビングでの勉強もこれでかなり快適に進みました。
購入タイミングとして息子が小5だったのも良かったです。
なんだかんだ移転の手続きとか大変だったし、小6だと厳しいですね。
あと資金も売却益という感じでおまけ的にGet出来たし、住宅ローン控除の恩恵で一番お金の負担が掛かる時代に助かるし。
10年後は、鬼のようにローン返さないと・・・。
学校の友達とのトラブルと中学受験への影響
我が家は公立の小学校であり、学校の友達にはいろんな子供がいました。
いろんな問題も起こります。
まあ、結構、荒れてた小学校だったので。
なお、私立中学を目指す子もそうでない子も悪い子は悪い子で頭の良し悪しは関係なく、存在していますね。
そういう家の子供の親が問題なんですよね、実は。
親が我が子可愛いと思って盲目的になり、モンスターペアレント状態になりますし、先生も昨今は、よくニュースで叩かれるので強く出れないようで全く問題解決出来ないし。
我が家の場合は、基本的に金銭が絡むようなものは普通に主張はしましたが、その他の事柄は一切関わらないようにさせてました。
何か揉め事があり、且つ、親もおかしい場合、もうあの子と関わっても自分が損するだけだから何か関わるケースがあっても上手くかわして関わらないように、と子供に伝えていました。
おかしい家の特長は、以下の通り。
- 自分の子供に対して盲目的で子供の全ての主張を疑いもせず、主張を正とし、議論をする。
- 子供の嘘を見破れない
- 例え、その主張を覆す他の人の事実を言っても我が子が正しいと主張する。
- 論理的な矛盾も多い。
- 指摘をして、話の前提が変わってきても気づかない、
- 主張がおかしいことに気づかない。
- 感情的。
- 母親ではなく最初から父親が出てくる。
私はトラブルの際、母親の相談に乗っていましたが、学校に行くことはありませんでした。
さらに揉めるようなら出るよ、と言いましたが、我が家の場合、その一歩手前でのトラブルで収束していました。
そもそも子供に関して詳しいのが母親であり、基本的に学校のトラブルの際のほとんどが母親同士で解決していることが多いように思います。
ただ、聞いてるとヤバイ家ほど父親が出てきますね。
さらにそういう父親は、非常識な主張を平気でするので、そりゃ、子供もおかしくなるな、と。
「君子危うきに近寄らず」のことわざの通り、「教養があり徳がある者は自分の行動を慎むものだから、危険なところには近づかない」ということで今後は近づかないが正解かと思います。
時間の無駄だし、解決も出来ないですからね。
不毛な争いが今後も起こらないように再発防止ではなく、根元を根絶するような是正アクションが大事です。
関わってもろくなことになりませんから。
ちなみに小学校でのトラブルとかあると母親も心労でストレス増えるし、子供も心的影響で、成績も沈みがちです。
つまり、そうならないような環境を作って行くことが大切です。
中学受験を行う3年間で特に男の子で何も学校内でトラブルがないパターンの方がいればラッキーです。
なにがしか、元気な子もそうでない子も含めトラブルは起こるのできちんとした対処と良い環境となるように次のアクションをしっかり打つことで揉め事を生まず、勉強に集中できると思います。
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中学受験における環境を整える事の重要性
今回、家の購入や学校でのいざこざという環境をテーマに記載しましたが、子供にとって居心地良い環境というものを整備してあげることが非常に重要なのだと思います。
ぜひ、家族のために色々と過ごしやすい環境作りをしましょう。
モチベーションアップや勉強の成績だってそれにより向上してくることがあります。
環境は非常に大事です。
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時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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