日能研について語る 〜生徒編〜

塾について

今回は、日能研の生徒をテーマに記載します。

中学受験を検討している方々の中で日能研について詳しく知りたい!と思っている方も多いと思います。

私も様々な日能研のブログを見ましたが情報がちょっと分散して書いてあったり、受験ブログなのでそのご家庭の子供の話と混ざっていて詳細が今ひとつ解らないというケースがあろうかと思います。(少なくとも私はそう思いました。)

そこで当サイトでは我が家の娘が小4から小6まで日能研でお世話になり、中学受験を終えたという事で日能研に関して事実をベースに独自の視点も交えながら切り込みたいと思います。

ちなみに我が家は首都圏の本部系と呼ばれる日能研に通ってましたのでその前提となります。

*関西圏やその他の校舎と異なる部分もあるかもしれませんが、我が家にて見える日能研について語らせて頂きます。

*日能研の他校舎で異なる点ありましたら、注釈等加えて正確な情報を適宜、書き足そうと思いますので必要に応じて、ご指摘お願いします。

日能研に通うご家庭は良い意味でいろんな種類の方々がいる印象。

まず、日能研に通う生徒の前にご家庭の傾向について感じる部分があります。

サピックスだとご家庭でもかなりバリバリと復習する等、教育熱心のレベルが他塾に通ってる方以上に厚い保護者が特に多い印象です。

それはクラス関係なく、仮に下のクラスの方でもその傾向が強い印象です。
(我が家の息子の地元でサピックスに通っていたご家庭はクラスに関係なく、この傾向は強かったです。)

また、サピックスで知り合った塾友の保護者とも模擬試験等で出会い、喋るケースありますが、その傾向は同じくありました。

やってる内容がタフな為、どのクラスでも本気モードであると思います。

四谷大塚も我が家の友達が何人か通ってましたが、予習シリーズの名の基に先取り教育をしたいと考えているご家庭が多い傾向がある印象です。

よって、どちらかというと教育熱心なタイプのご家庭が集まっていると感じます。

では、日能研ではどうかというと上記の塾と比べると各ご家庭の種類としては以下のように傾向がバランスよく分散する印象を持っています。

  • 教育熱心で出来る限り、上位の学校に行かせたい為、バリバリに家庭内でも伴走を行うご家庭
  • 中学受験の事はよく判らないけど、その子に見合う学校に行ければ良いという感覚で通塾しているご家庭
  • 学校のレベルは問わず、中学受験でどこかの学校へ行ってくれればOKというご家庭

恐らく日能研が復習重視の塾で且つ、授業スピード含め上記の塾よりもゆっくりなので丁寧に進むことが出来るので入り口として通いやすさがあることから様々なタイプのご家庭が結果的に集うように感じます。

ちなみに先ほどの日能研のご家庭3パターンの傾向は、やはりこちらもクラス関係なく、存在している理解でいます。
(上位クラスになるとやや教育熱心のご家庭が多いですが、マイペースなご家庭も多い印象です)

結果的に日能研の生徒は、いろんなご家庭の考え方を持つ子達が集まることになり、良い意味で思考としての多様性が高いと感じます。

以前、サピックスの生徒編として関連記事に記載してますが、サピックスの生徒の親の方針/幹となる考え方として、より偏差値の高い学校に何としても入るという強い意志を感じるご家庭が多かったです。

その為、子供も根元の部分で割と意識が高めな傾向はあったように思います。

 

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日能研の生徒は、非常に庶民的。

日能研の生徒達はざっくり言いますと以下の特徴がありました。

  • 9割以上の割合で公立小学校に通っている。
    • 私立小学校の子供での日能研への通塾は少ない印象。
      • サピックスだと私立小学校の比率が割と高い。
      • 地域特性によっては異なるかもしれません。
  • 多くの生徒が小4から通塾開始し、その準備レベルも割とバラバラ。
    • 小学校低学年から日能研にて通塾している人は少ない。
    • 公文や学研等を低学年で実施し、小4で参戦している方も多い。
    • 何も準備なく小4から通い出す方も多い。
      • サピックスの場合、事前準備等をしていない子は入塾試験にて基準点に満たさない為、このゾーンの子が存在しない。
  • 塾に丸投げで生徒自身のポテンシャルに委ねられてるマイウェイ派も多く存在。
    • 良くも悪くも、中学受験に参戦するものの家庭伴走は一切せず、塾に勉強面はフルで任せるパターンが多い。

日能研では、入塾試験はあるものの門戸を広く構えて、クラス分けされます。
その為、中学受験はさせた方が良いかな〜?と迷ってるご家庭も通塾されるケースを多く散見しました。
(途中で塾を辞めて受験事態も撤退するご家庭も結構いました。)

サピックスと比較すると日能研は偏差値に囚われ過ぎず、良くも悪くもマイペースで進めていく印象を持っています
(サピックスの場合、親の傾向として剃りたった高みを目指す方が多数派となっており、教育における考え方/思考としてアグレッシブ。日能研では様々なタイプがいる印象です。)

ではそれぞれ詳細を見てみましょう。

 

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日能研の生徒は9割以上の割合で公立小学校に通っている。

我が家のエリアは私立小学校が地元にあったり、他私立小学校に通ってる子も幼稚園の同級生では多かったのですが、日能研では非常に少なかったです。(サピックスでは私立小学校に通ってる子がかなりいたので違いがあります。)

日能研付近の道路で迎えに来てる車について、基本的にミニバン等の国産車が多かったです。

良い意味で非常に庶民的と言えるかもしれません。

よって、通う子供たちは公立小学校に通っている軍団であり、学校は違うものの割と価値観は庶民的なタイプの子が多かったイメージです。

多くの生徒が小4から通塾開始し、その準備レベルも割とバラバラ

準備レベルがバラバラというとそれはどの塾もそうではないか、とツッコミを入れたくなる方もいると思います。

一方で、日能研の最大の特徴として、幅広い偏差値帯の生徒が集まる為、サピックス等とは比較にならないほど準備レベルがバラバラです。
(サピックスの場合、入塾試験の段階で基準点以上を取らないとそもそも入塾が出来ません。よって、入り口で一定以上の能力を持った子達が集まります。その為、バラツキは日能研に比べると小さいと感じます。)

極端な話を云うと四則演算が全く出来ず、漢字も全然書けない子がとりあえず親に言われて、通塾してるケースもざらに散見されました

娘からするとなんで?塾に通ってるんだろ?と不思議だったようです。

それでも日能研側ではクラス分けを実施し、基礎固めを行いますので問題はないのです。

もちろん、その段階から中学受験において、難関校を受験するレベルに押し上げていくことはハードル高い。

一方で、中堅校であれば十分、押し上げることが出来るのでそんなに違和感はありません。

塾に丸投げで生徒自身のポテンシャルに委ねられてるマイウェイ派も多く存在。

日能研に通う生徒において、上位クラス、下位クラス関係なく、塾に丸投げのご家庭が存在します。

なお、正確に云うと「共働き等でご家庭で伴走が出来ず、塾に丸投げせざる負えない為、塾のみで実施している」というご家庭を指しています

日能研ではテストも嫌という程、繰り返し実施しますし、宿題も他塾に比べて多くないので、塾に完全に身を委ねているケースも多い印象です。

またそういう家庭は振り切っていて、もちろん通って欲しい私立中学を選定するものの、そこまで大きなこだわり/望みを持っているわけではない(何が何でもこの学校に!という感じではない)為、ときの実力値に応じての中学受験で挑んでいるように感じます。

成績を見つつ、勉強には関与しないものの、個別指導塾などを併用し、補強させるご家庭もいます。

良い意味でご家庭に方針が存在しており、振り切っていると感じます。

 

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日能研の生徒を見て思うこと

サピックスだと、とんでもなくお金持ちなど庶民とはかけ離れたご家庭も多く、そのご家庭で育ってる子供たちが生徒にいるので価値観の違い等も多く触れることになります。

また基本的に各学校で優秀な子供も多いので意識レベルも相対的に高いと感じます。

日能研は公立小学校の生徒が割と多数派で勉強についても優秀層から苦手な子までいるので小学校の延長上で存在しており、庶民的なご家庭程、馴染みやすい環境かと感じます

時事ニュースの習得/強化に向けて

最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。

中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります

そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。

塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。

それが子供用の新聞です。

中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。

幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。

子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。

読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。

週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。


朝日小学生新聞は、日刊で毎日いろんな記事を読めて情報豊富ですが月額2,100円でやや高めの価格設定です。

既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。



どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!

 

 

 

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