我が家の娘について、天王山の夏も終了し、調子はというと株価のようにブレ幅が大きく、ここ最近は大暴落という状況から抜け出せず、非常に苦しい状況が続いています。
そんな中で再度、日能研へ志望校の提出、及び面談が予定されており、現時点の学校決め、及び斬新な作戦に転じる構えで動こうとしています。
今回はその話をしたいと思います。
昨今の状況
前回の記事にて、怒号が飛び交ってからもまだまだ乱気流に飲み込まれ、非常に苦しい状況が継続しています。
夏期講習の期間に実施された日能研の夏期講習特別テストはどれもパッとせず、停滞期間を爆進していました。
そんな中、夏終わりの公開模試にて、過去最低の偏差値を叩き出しました。。。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「成績がまた下がってる。。。←再度、苦悩」
(๑•﹏• |||) ←我が家の娘
「え、何、この偏差値・・・。←さすがにショック」
今回の公開模試の結果はさすがに娘自身、ショックを隠しきれず、泣いておりました。
塾の様子を聞いているとやはり授業が今ひとつ、理解出来ていない様子も伺えます。
我が家のママにて娘に勉強を優しくフォローアップしているものの、再度、日能研に対するフツフツとしたヤリ場のない怒りが込み上がっていました。
ヽ( `Д´ )ノ ←我が家のママ
「家庭学習もしつつ、なかなか成績が上がらない。日能研はPDCAとか小学生には無駄な精神的な取り組みに時間かけ過ぎなんだよ!1問でも多く、授業とかやれよ!って言いたいわ(怒)←相当怒っている。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「怒ってるなあ。日能研の方針なんでしょ…子供自身のモチベを上げる事で合格に近づくという過去ノウハウから導き出された施策なんじゃないの?←怒ってもどうしようもない事と認識」
ヽ( `Д´ )ノ ←我が家のママ
「そんな事言ったって、成績は下がる一方だし。サピックスだったら、こんな無駄な事せず、ガンガン勉強させて実力値をあげているっていうのに(怒)←更に相当怒っている。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「塾の方針だから仕方ないでしょうが。←怒ってもどうしようもない事と認識」
ヽ( `Д´ )ノ ←我が家のママ
「しかもだよ、保護者説明会出ると”去年の同クラスよりも平均点が全体的に低い”し、他校舎と比較しても平均が非常に悪いですって。あたかも保護者が悪いみたいな言い方してたし。そもそも、その成績になってる時点でお前ら(塾講師)の努力不足だろうが!と怒り心頭だよ。しかも、去年って、スカラーシップの人がいたから引き上がっただけでこの校舎の実力でも無い癖にふざけやがって(怒)←更に更に相当怒っている。」
確かに関連記事でも記載の通り、我が家ではこの日能研の校舎がここ6年程、低迷期で且つ、去年だけやたら入試結果が良かったことを知っていますが、これはあくまで生徒のポテンシャルが高かっただけであるという理解を今今、しています。
とにかく頑張っている娘がなかなか成績が上がらず、日能研の対応にも怒りが込み上げている我が家のママ。
そして、昨今、日特が始まりましたが、全てオンライン授業でそこに対しても大きな不満が募っていました。
辛辣気味な記述となりますが、言語化すると主に以下の通り。
- 100名以上が同じZoomで授業をするため、授業品質が適正でない。
- クラスが別れている訳でなく、一律の授業で上位層にフォーカスされており、レベル高い授業。そのため、そのコースを選択する下位層は理解がし難い。
- 一方向の授業であり、動画と変わらず、対面授業のクオリティからはかけ離れている。
- 本来、少人数でクラスを分けて、それで双方向のZoom授業なら、非常に理解できるが、このレベルであれば、正直、授業料は詐欺に近い程、無意味と感じる。
つまり、この日特はほぼ意味を為していないというのが我が家のママの見解です。
ヽ( `Д´ )ノ ←我が家のママ
「こうなるんだったら、Sapixに行かせれば良かった。本当に意味が無い気がする←心底怒っている」
我が家のママは、娘の成績が上がらず、またしてもアクションを取らない日能研に対する憎悪が日に日に増している、そんな状況となっています。
ちなみに過去にも関連記事の通り、日能研への憎悪がありましたが、今回はそれ以上の状況となっています。
我が家のママはいつの時も真剣です。
日能研が真剣に子供達に向き合っているのかもしれないが、そのやり方に対して、ほとほと嫌気がさしてきた、そんな状況です。
一方で中学受験ももう終盤戦で途中下車したところでしょうがないので日能研には通塾を続けている、そんな感じで非常にストレスフルな状況が続いています。
[関連記事]
初夏の失速と灼熱の怒り(小6版) 〜怒号再び〜
二月の起死回生(小5版) 〜意地と躍動〜
真冬の絶壁(小5版) 〜ママの真剣勝負〜
年明けの激震(小5版) 〜母娘の憂鬱〜
現時点の志望校決めにおける塾への相談
そんな中でも志望校や各入試日における志望校を決めて、提出する必要があります。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「こんなジェットコースターな感じの成績で志望校を絞り込むなんて出来ないじゃんか。←イライラが止まらない」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「だいたいこんな状態で今の日特コースで意味があるのか。←更にイライラが止まらない」
ということで我が家のママは我慢ならず、日能研の校舎長にある日に確認を行いに行きました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「娘は、夏期講習でもなかなか成績が上昇しませんし、このまま今の日特コースで受講する意味があるのか分かりませんが、どう思いますか?←怒りを持ちながら相談」
(´∇`;)←新・校舎長
「・・・こちらとしても彼女の成績が下がっているのは確認していますので、本人にも様子等を聞いてみます ←威圧感を感じ慄く」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「こんな状態で志望校を今、決める意味はあるんですか?←更に怒りを持ちながら相談」
(´∇`;)←新・校舎長
「・・・いや、まだ最終決定せずとも、11月までには確定する形で検討を進めましょう。←更に威圧感を感じ慄く」
上記のような感じで、日能研の我が家の通う校舎はなかなかの機能不全に見えています。
恐らく、我が家の場合、保護者として中学受験を既に経験済みで以前とコロナ禍の今とは塾側の対応のGAPも大きく感じてしまうので余計に苛立ちが大きいのだと思います。
我が家の志望校の決めと分析
志望校に関して、成績がどん底になろうとも我が家の娘は、以下の記事を記載していた時と同様に第一志望校を受験したいという事でそこに関してはブレはありません。
とはいえ、成績はどんどん下降しています。
また最悪、公立中学でも良いか、と思っていたら、
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私は公立中学は行きたくない・・・。←もはや、見栄にも思える」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
心の声:(だったら、勉強もっとしろよ・・・)
どうしたもんか、、、塾の先生は当てにならないし。
そこで我が家夫婦で志望校について、どういう形式がベストなのかの検討を行いました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「どうすれば良いのよ・・・。このまま第一志望校に受験しても無謀すぎるんじゃない?←ほとほと困っている」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「とはいえ、ここまで来て、第一志望校受けさせないのもあんまり良い経験にならないからな。←落ちても良いんじゃね、と思い始める」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「よし、こうしない?第一志望校はそのままやりきらす、日特コースもこのままで授業も継続しつつ、本人の更なる本気を待つ。納得するまでとことんやって貰う。本人がそれを希望してるので。その代わり、鉄板となる”滑り止め”を確定させる!←開き直り大作戦」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「鉄板の滑り止め校って言っても、娘はあそこが嫌だここは嫌だってうるさいよ・・・←ほとほと嫌になってる」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「良い考えがある。←色々と調査した内容をお披露目」
という事で私が考えた滑り止め校の抽出条件は以下の通り。
- 滑り止め校は、彼女の過去最低偏差値と同等もしくは下位とし、鉄板と位置付ける。
- 滑り止め校は我が家の娘の場合、変にプライドが高くなっているのでやや遠い学校とし、心機一転で通えるところとする。
- 勉強が嫌いになっても大学に行けるように女子大学の附属とする。
- 女子大附属は、高校時にその女子大の保有する学部学科の推薦権を持ちつつ、その大学の学部学科として存在しない学部学科への他大学の併願受験ができる。
- 滑り止め校として受験する場合、対策は特段不要で且つ、入学後も上位の順位を狙えて、優良な他大学の推薦を得られる可能性がある。
- 地元の公立高校(2番手、3番手クラス)の進学実績と女子大附属高校の進学実績を比べたところ、ほぼ一緒ないし、女子大附属高校の方が実績が上であった。
- 女子大の附属はどの学校もセーラー服で娘の希望する制服に合致できる。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「この条件に適合できる女子大附属は複数ある!←どうだ、このリサーチ力!と見せつける」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「おー!神じゃん。←本当に感激している」
という事で我が家のママは非常に驚き、私(パパ)のアイディアを快諾。
特に我が家のママが絶賛していたのが、繰り返し記載しますが、以下です。
- 地元の公立高校(2番手、3番手クラス)の進学実績と女子大附属高校の進学実績を比べたところ、ほぼ一緒ないし、女子大附属高校の方が実績が上
公立中学行って地元の学区の1番手の公立高校に行く場合、オール5が必須(※目安として)です。
2番手の場合、5と4が混ざった成績、3番手であれば、オール4が条件(※目安として)であることは我が家の息子の世代のママ友で公立中学に行った方々から既に情報を入手済みでした。
どんなに頑張って苦労して、内申点や成績を取っても、公立高校で学区内の2番手・3番手であれば、私立の女子大附属高校の方が実績は上か同等という事実。
高校受験の実態は中学受験をする保護者は知っておいた方が良いです。
上記に関して、我が家のママと合意出来たので、娘とも話をしました。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「第一志望校を受けても良いけど、●●女子大附属中学は必ず受験して貰うことが条件だけど良い?あと、そこしか合格しなかったら、そこへ行く前提になるけど大丈夫?←本人の意志を確認する」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「うん、判った。制服も可愛いし、最悪、そこでも良い。←制服が可愛ければどこでも良い」
という事で、我が家の中での戦略が固まった瞬間でした。
(もっと成績が下がるとやや戦略を微妙調整必要ですが、女子大附属という戦略は変わらないでしょう。)
[関連記事]
5月の前進(小6版) 〜日特フェリスを目指して〜
さらなる戦略を投下
娘のテストの解答/問題用紙を見て分析すると暗記のみで理解出来ていない事がよく判るような誤答となっていました。
選択問題含め消去出来るものを選んでいたり、未だに重要な部位にチェック用の実線を入れていない等、散見されます。
一方で我が家のママは常に丁寧に教えていながら、上記のような誤答を繰り返していましたが、特に算数は壊滅的な状況と言えます。
ここでもう一つ、我が家ではさらなる秘策を講じることにしました。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「もう、小6の9月過ぎだし、小4からここまで繰り返し、算数も力を入れてたけど、それでもこの状況だからいっそ、算数を捨てて、国語・理科・社会を重点的にやれば?←なんとなく暗記とか得意な科目に一極集中した方が点数伸びるんじゃない?という発想」
( ´ ▽ ` )←我が家のママ
「おー!ソレだ!もう、算数は最小限にして特に理科・社会を神レベルで暗記して押し上げよう、このままだと全てが共倒れになってしまう。算数は過去問を見て出そうなところのみを最小限タッチして、あとは全て他の教科に集中しよー!←ついに算数を切り捨てることを決断」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私、算数苦手だから、そっちの方が断然良い。←算数が大嫌い」
この判断が吉と出るのか凶と出るのかは判りませんが、今までママ伴走で算数は特に注力して実施してきましたが、さすがにここまで来ると算数へのアレルギー、センスのなさ含め実力値は親として理解出来ているので、ROIを高めるために完全シフトすることとします。
なお、算数を全くやらない訳ではなく、間違えた問題の直しはするものの、率先して算数の勉強はしないという形式にします。
さらば算数!
防衛ラインを決めて、最後まで走り抜ける
今回、以下2点の戦略に我が家は舵きりすることに決めました!
- 第一志望校を受験する代わりに鉄板と位置付ける過去偏差値を考慮した最終防衛ラインとして女子大附属中学を設定
- 勝機を掴むために算数は程々にこの最終局面で偏差値や傾向を掴みやすい理科・社会を中心に据え、得意の国語に磨きを掛ける
結果がどうなるにせよ、合格の可能性を一番引き上げる方法として取り組みます!
(算数、そんなにやんなくて良いよ!と娘に言ったら、相当喜んでいました。完全に理科・社会にシフト!)
ちょっと劇薬な戦略ですが、女子の場合、関連記事の通り、大概算数が苦手です。
その苦手科目を押し上げるのは相当に厳しいので、この段においては得意科目&暗記で伸びる科目を優先する方法でどこまで行けるか勝負してみたいと思います。
[関連記事]
中学受験における男子と女子の違い 〜入試編〜
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
コメント