2月4日以降の受験における特長やお勧めの受験校の組み方をテーマに記載します。
以下は、前回の記事にも触れましたが前提事項となります。
受験日程のオーダーの作り方は、非常に重要となります。
またここでは第一希望、第二希望という表現はせず、実力値(偏差値)①と過去問実施後の相性(学校別特訓)②の2軸を考慮して、チャレンジ校、相応校、安全校の3種類に区分して表現します。
このサイトを読む方は基本的に中学受験未経験の方を想定し、②はお子様がその感覚を掴める受験年度の12月に最終判断頂くことをオススメします。
またどの種類の学校も行かせても良いという学校であることが前提になります。
加えて、我が家は中高一貫の男子校に絞っていたのでそれを踏まえた考察になりますのですみませんがご理解お願いします。
「受験日程における虎の巻」はシリーズ化されていますので他日程等の記事を見たい方は以下をご参照お願いします。
2/4は親が冷静でいることが大事
この時点までもつれ込んでいると保護者自身も疲弊し始めます。
ただ、まだ受験は終わっていませんので希望を捨てずに突き進むことが大事です。
子供にも心から中学受験でやってきた内容を褒め称えて次の試験を最高の形で送り出せるように努めることが重要です。
ちなみにここから残念ながら、”全落ち”がちらつき始めます。
(2/4までもつれ込み始めているのには親の読み/戦略上の問題も潜んでいる可能性があります。)
出来る限り、この日までもつれ込まないように頑張った方が良いです。
ちなみにここも2/3の夜までに直前出願で合格を狙えるところの精査が必要であり、幅広く学校を見ていると偏差値以外での判断軸も出来ます。
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中学受験を通じて気づくこと 〜全落ち編〜
複数受験しないと繰り上がりをしない学校を1回目で受けている場合はリトライを!
攻玉社や芝や聖光学院など2回受験することで繰り上がりの際に恩恵を受ける可能性が十分あります。
その他複数受験が可能な学校で、熱望している中学がある場合、全て受験しないと繰り上げ合格ボーダラインにいても候補から外れる可能性が出ます。詳細は入試説明会で聞いた方が良いです。
連続して受験することでメリットがある学校が一般的に多いですので1回目受けて不合格でもトライし続けた方が良いと思います。
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サピックスの活用術 〜繰り上げ合格編〜
当然ながらここに来てまだ合格をしていない方は安全校を!(5日も同じ)
ここまで来ても合格がない方はとにかく、既にリサーチ済みで合格出来そうなところを事前にピックアップし、受験しましょう。
誰しもここまでもつれ込むと思って中学受験に挑んでいませんが、ノープランだと絶望しかありません。
志望校の選定に関してワーストケースも含めて、ここまで考えてなかったということがないように最悪のシミュレーションを事前にしておくことが重要です。
4日、5日での入試を視野に入れた学校見学もぜひ実施しましょう。
安全校を既に合格済みだが、相応校を狙いたい方は行くべき!(5日も同じ)
このパターンが案外多いかもしれません。
この日で相応校に受かるケースはありますので、ぜひチャンレンジした方が良いです。
落下傘型でずっとより上位の学校を受けていた子達も集ってくるので非常に合格難易度は上がります。
とはいえ、勝負しない理由はないので既に合格を持っている子はトライした方が良いです。
ちなみに落下傘型で入試に挑んでくる傾向に関して、過去に以下の通り、記事にしていますので参考までにご参照お願いします。
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中学受験を通じて気づくこと 〜入試という国取り合戦編〜
腹決めをしながら進めていく必要が出てくる
2/4以降は精神面で強くなっていかないと、滑り止まらず、結構キツくなって行きます。
とにかく勝ちを握るために精神的な立て直しが重要になってきます。
子供も今まで3年以上の年月をかけて入試に挑んでいます。
出来る限り、認めて上げつつ、最後まで希望を捨てずに突き進められるよう励ます事が最重要となります。
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メイン塾の補助的な位置付けで総復習/補強の為に
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
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先生にも聞けない照れ屋な子供もたくさんいます。
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