我が家の中2の息子はコロナ禍で大学生のようにダラけきった生活を送っておりました。
そんな中で期末試験や通知表が返ってきて、それ見たことか、と大変な成績で補習にも行くことになったので中2になってからの半年を振り返りたいと思います。
コロナ禍の影響について
我が家の息子は中1の3学期にコロナ禍に直撃し、3月からずーっと休校が続いていました。
その間はネット接続でのゲーム三昧という感じで家で堪能しまくりな状況でした。
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「ゲーム最高だな。まだまだずっと休校で問題ないね♪←感覚がマヒ」
( ´ ▽ ` 怒)←我が家のママ
「問題ありまくりだよ!このネトゲ廃人が!←イライラが止まらない」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「学校関係者でコロナ感染者とか出ないかなー。もっと休みてー。←感覚がマヒ」
( ´ ▽ ` 怒)←我が家のママ
「あんたバカ?!この引きニートが!!←更にイライラが止まらない」
こんな感じで息子自身は常に自分の部屋に篭って、SwitchやスマホでのLINEに耽っていました。
そんな時にやっと中2に進級し、4月からオンライン授業が開始されました。
我が家の息子の学校はコロナ禍において、連絡はメールで来ており、「学年メール」と「学校からの全者通知のメール」の2種類が存在しておりました。
そのメールを見る限り、中高一貫校あるあるかもしれませんが、
- 中1は学校にとっても新たな仲間として迎えるために非常にセンシティブ。
- 高3も大学受験を控え、こちらも色々と気を配り、センシティブ。
- 中3、高1、高2は、大学受験に向けた助走期間の色が濃く、こちらへのケアも重要。
という事で中2は、既に学校にも慣れ、別に今後、勉強面ではいくらでもリカバリー出来るという判断なのか、ノーケアに近いくらい指示が少ない。。。
我が家のママは以下のようにボヤいてました。
( ´ ▽ ` ;)←我が家のママ
「中1とか高3とかの方が重要な学年って分かるよ。分かるけど中2への連絡少なすぎない??手抜き??←ちょい不安」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「6学年もあれば、手を抜く学年もあるでしょう。しょうがないね。←息子は完全な中2病でいずれにせよ、仕方無くね、と思ってる」
ママにとっては、いつも家で引きニートのように篭った上に、朝・昼・夜と食事の準備をしなくてはならず、ストレスが溜まって行く状況が続いています。
オンライン授業について
我が家の息子の学校ではGoogleClassroomを活用し、各種課題提出やホームルームを行なっておりました。と言っても宿題はありながらもいつもダラダラと対応していました。
学校側は自主自律の名の下に、オンライン越しに指導もあり、メールでも指示が流れていたので各ご家庭の意識が非常に差を生むような形式にはなっていました。
なお、学校の風習や慣習で1年過ごして来たのでITでは統制出来ないアナログな管理でも特に支障なく進んでいたようには感じました。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「課題提出って結構大変なの??。←ちょい興味あり」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「結構、多いけど課題完了後にGoogleClassroomで”完了”を押す感じだよ。」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「え?”完了”ボタン押すのみ?サボるやつ出てくるでしょ?!←更に興味あり」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「課題をやらずに”完了”を押しても意味ないでしょ?何言ってんの?←真面目」
(;๏д๏)←パパ(自分)
心の声:(急に意識高い系??)
学校の文化/慣習できちんと統制されていれば、ITによる仕組みが弱くても成り立つのね。
と、いうことでITの仕組み作りよりも文化作りの方が重要なんだな、と改めて思いました。
期末試験と通知表について
我が家の息子の通う学校では、中間テストはなく、期末試験のみという形式で進んで行きました。
科目は中1の時と同様に科目数は多いものの、美術や音楽等は事前に課題提出のみで主要な5科目を中心としてそれぞれが代数・幾何、現代文・古文などに2教科に分かれ、試験されました。
その結果は・・・
散々たるものでした。。。
期末試験を元に提出済みの課題などを換算し、結果、通知表が返却されましたが、分布表とともに以下のように結果を渡されます。
全体の分母を隠し、10段階の各評定での割合(%)を示しました。
一番下は各科目ごとの平均評定となります。
どうですか?異様に高くないですか?コレが私立中学の現実です。
(ちなみに公立中学だと平均は3以下と思うくらい、問題自体は難易度は高いです。)
10段階 評価 |
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | |||||
オーラル | グラマー | 幾何 | 代数 | 現代文 | 古文 | 生物 | 化学 | 歴史 | 地理 | |
10 | 32% | 9% | 8% | 8% | 3% | 21% | 20% | 1% | ||
9 | 13% | 14% | 20% | 20% | 8% | 15% | 40% | 5% | 45% | 10% |
8 | 17% | 17% | 25% | 30% | 28% | 28% | 22% | 15% | 23% | 20% |
7 | 10% | 13% | 24% | 22% | 27% | 23% | 12% | 24% | 9% | 24% |
6 | 8% | 17% | 12% | 15% | 21% | 15% | 4% | 20% | 2% | 19% |
5 | 7% | 11% | 6% | 4% | 11% | 7% | 1% | 18% | 1% | 17% |
4 | 8% | 9% | 3% | 1% | 2% | 5% | 12% | 7% | ||
3 | 3% | 8% | 1% | 1% | 2% | 6% | 1% | |||
2 | 2% | 2% | 1% | 1% | 1% | 1% | ||||
1 | 1% | 1% | ||||||||
各科目の |
8 | 7 | 7.5 | 7.5 | 7 | 7 | 8.5 | 6 | 9 | 6.5 |
ちなみに橙色の箇所が我が家の息子の取った10段階の際の評定です。ほとんどが平均評定を割り込んでいます。。。
(平均評定をクリアした教科は代数のみ。。。)
(;๏д๏)←パパ(自分)
「お前、相当ヤッてんなー。←呆れてる」
( ´ ▽ ` 怒)←我が家のママ
「あんだけ時間あってこのザマは何なの???←怒り狂う」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「ちょっと油断したは。←思った以上にヤベエと実感」
ということで目が覚める結果ではあるものの、我が家の息子よりも沈んでいる子も点在しており、相当ヤバイ世界に突入している感があります。
皆さま、私立中学に入るということはこういうことなのです。
超難関になればなるほど、超頭の良い子達の中での平均偏差が見れることになります。。。
夏期講習
さすがに今回の成績で危機感を覚えた息子。。。
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「国語とか数学や社会・理科は、多分、ちゃんとやれば大丈夫だけど。英語はマジでヤバイは。塾行きたいんだけど。←英語に関してさすがに危機感満載」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「去年から英語苦しんでるもんな。←自ら手を挙げたことにホッとする」
ということで、夏休みは英語の夏期講習に通うことにしました。
その際の塾選定は、学校の英語の教科書と同じブランド(ProgressとかNew Horizonなど)を扱うところで調査し、そこを徹底的に実施するところとしました。
実際に通ってみたところ、
(;๏д๏)←パパ(自分)
「授業どうだった?←興味津々」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「英語の復習って感じで教科書の解説してくれるので凄く解りやすかった。というか俺の学校の進度早いな。この講習はゆっくりペースだったのでよく理解出来た。←自ら分析している」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「マジか!?(ちなみにこの夏期講習の講座スピードは決して遅くありません)←日頃の学校のレベルの高さをまたも痛感」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「ただ、思ったより少人数で先生がランダムに当てて来るから、油断出来ず、疲れるな。←1回で2時間以上の授業で疲れている」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「マジか♪(ROIが思った以上に高いな!)←塾の選定に満足」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「あと半分以上、サピックスの時に同じ校舎の奴らが受講してたよー。←朗らか」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「マジか!?(ちなみにサピックス時代の友達のツテでなく探した塾で遭遇)←サピックス友に再度出会うことに驚き」
ということで、同じ穴のムジナ、というか類は友を呼ぶ、という感じで自然と集うようです。。
独自勉強と補習
なお、夏期講習は短期間なので、その他、英語に関しては、1から勉強した方が良いかも、という疑念もあり、我が家のママが奮い立っていました。
( ´ ▽ ` ;)←我が家のママ
「英語はリスニングと教科書の暗記を繰り返していると自然に覚えれる。訓練が足りてないので英語だけは私も一緒に勉強やるよ!←やる気十分」
我が家のママは大学生の時代にTOEIC700点以上を保持しており、英語は得意だったため、いつもは娘の勉強を見てましたが、息子の通知表を見て、こりゃ、やべえということで今夏に関しては、息子の英語勉強にも力を注いでました。
ちなみに中2で配布済みのCD-ROMが夏の時点で開封されていないことも発覚し、どうやってこれで期末受けたんじゃあ!と怒号もありつつ、速攻、以下のCDプレイヤーを買い、中1、中2のリスニング、及びライティングの伴走も実施しました。
上記をこなしつつ、補習に参戦し、事前準備も良かったことも功を奏して
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「いやあ、補習、楽勝だは〜。←また大いなる油断をしている」
( ´ ▽ ` ;)←我が家のママ
「補習受けてる時点であんたダメなんだよ。これで二学期の成績悪かったら、マジで切れるよ!←心配してる」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「いや、俺の中で見えた。←また大いなる油断をしている」
危機感があるようで足りない息子。
但し、実力テスト等、本気出したー、という試験では結果はそこそこに良かったりするので、そこまで叱る事もなく、今に至ります。。(実力テストについては関連記事を参照。)
なお、また補習を実施していた際にいつも補習に呼ばれている”補習マスター(補習常連の友)”がいないことに気づき、以下のような会話がありました。
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「そういやー、アイツさあ、補習に来てなくて知ってそうな奴にLINEで聞いてみたら補習そのものに1科目も引っかからなかったみたいでマジかーって感じ。←同級生情報はいつもLINE」
( ´ ▽ ` ;)←我が家のママ
「それ誰よ?←そんな事調べる余裕あるなら英語をもっと勉強しろ!と思ってる」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「スマホ没収されてた奴いたろ。あいつ、このコロナで中1の時、成績足りてないぽかったけど、中1の最後の期末が中止になったので奇跡的に中2に進級したらしいんだけど、中1の成績が悪すぎて、中2で挽回しないと退学させられるっぽくて、必死らしい。←情報通」
( ´ ▽ ` ) ←我が家のママ
「あーーーー。あの子ね。ついに本気出してきたって事で、やっぱりやれば出来る子なんじゃん。←受験に勝ち抜くエリート達の強さを実感。」
※詳細は
「番外編4)鉄緑会の考察(中1版) 〜中高一貫の塾〜」
「戦略65)あなたはどっち派?〜私立or公立中高一貫編〜」
「番外編17)超難関中学のママ懇親会(中1版) 〜秋の陣〜」
を見て頂ければと。。
[関連記事]
番外編25)年末のリ・スタート(中1版) 〜ママの情熱〜
中学受験終了後も走り続ける者がいる・・・
私立中高一貫校で中2になって来るときちんとやる母集団が多い中で油断する集団もまばらかに存在していく、そんな時期です。
※付属校だと我が家の周りで聞く限り、全くもってこんな感じでは全然ないです。このような競争をしている中で付属校で外部進学を考えているご家庭では上記のような学校の生徒と戦うことになるので十分、理解した方が良いです。戦闘能力は日々、訓練されている中高一貫校と付属校では圧倒的に環境が異なります。
中1の通知表の時点では、もっとばらつきはありましたが中2になってより一層グイッと上位に固まってきた印象です。
さすが、厳しい受験を突破してきただけあるな、と感じます。
ここからトップ層に突き放されると坂道を転げ落ちるようにどんどん実力差が出てきてしまうので、ある程度頑張りつつやっていかないとヤバイといったところでしょう。
ちなみに通知表の1、2、3を取ると進級が出来ず、転出(退学)になる学校のため、今後、どうなるのか、気になります。
中1の時点では、進級が危ない子もコロナ影響の温情で今年は皆、進級したようですが、その温情という部分を”借点”という形で中2でリカバリーしないとダメらしく、ここは情報を追っかけたいと思います。
(中1でも例年、少なかず、転出者(※成績未達の退学)が出る事もしばしばある学校なので侮れません。)
ここは学校によると思いますが、中学受験は入学したら、終わりではありませんので十分、注意しましょう。
メイン塾の補助的な位置付けで総復習/補強の為に
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
日々、塾の勉強をしていく中で不明点があったり、弱い分野というものがあると思います。
先生にも聞けない照れ屋な子供もたくさんいます。
そんな時に自宅で解らない科目・分野別に動画で復習を手軽に出来る手段があります。
それがスタディ・サプリです。
スタディサプリについて我が家は主にメイン塾の補助的な位置付けで特にコロナ禍での自宅学習時によく活用しました。
更に小・中・高のコンテンツが全て見れるのも凄いです!
こちらに何が凄いのかの特集記事も書いてます!ぜひ、ご検討を!
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