ワーキングママと中学受験 〜課金ゲーム編〜

共働き

今回はワーママに問わず、中学受験ではとにかくお金の掛かる話ばかり。

そこで今回は専業主婦の方も含めつつ、ワーママさんのご家庭とも比較して「子供への教育費」をテーマに記載します。

巷でホットな別名となっている各ご家庭の「課金ゲーム状況」を記載したいと思います。

昨今、共働きが非常に多く、そして我が家の周りにもワーママで中学受験に挑んでいるご家庭が結構いらっしゃいます。そこで今回はワーキングママのご家庭の中学受験について息子/娘の世代の方々や我が家の周りの事例等をみて思う事も多いのでワーキングママのご家庭にスポットライトを当てて議論したいと思います。

我が家のママは専業主婦なのですが、よく我が家の周りにいるワーキングママさんの愚痴や相談などをママ友として聞いてたりするのでその話からの考察/見解として記載します

中学受験はまさに課金ゲームそのもの

中学受験をテーマにした漫画である”二月の勝者”で「中学受験は課金ゲーム」と言い切っています

まさに最初は無料で塾体験とかで冬期講習からスタートして通塾してとなるとどんどん課金していくことになります

これこそがいわゆる課金ゲームそのもの

個別指導塾や家庭教師など良い成績を取るために課金を繰り返すとパケ死のごとく、まさに課金地獄に陥ります

可愛い我が子のためとお金を湯水のように使っていくご家庭も存在します。

一度、課金を始めると元を取りたい、更に良い成績を取ってほしい、「もっと、もっと」という欲望がちらつき、中毒症のように課金し続けるご家庭も多くいます。

更に成績が上がらないものなら、後には引けず、更にどんどん課金して可能性を模索していくご家庭も多いように見受けられます

まさに中学受験が課金ゲーム化しているのは真実と言えるでしょう。

 

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課金する理由

各ご家庭で課金する理由は子供をより確実に希望の学校に入れるために尽きると思います。

その効果的な方法で誰もが真っ先に浮かぶのが弱い教科に関してのピンポイントな補強です。

科目単位でピンポイントに補強したい。

専業主婦のご家庭/ワーキングママのご家庭関係なく、ある科目が凹んでいる、もしくはいろんな科目が凹んでおり、なんとかしたいという思いが発生します。

通塾していて算数や国語など特定の科目で成績が伸びず、どうしましょう!?という時の対処ですね。

専業主婦のご家庭

まず、前提として自分自身だとその科目に関してきちんと教えられないといった場合に外部へのアウトソーシングとして家庭教師か個別指導塾のいずれかを選択することが出来ます

専業主婦のご家庭の場合、家にママが通常いますので家庭教師というパターンの方が多いように思います。

どちらも費用はそこそこ高価ですのでどちらかを選択する場合はママの目が届き、色々と要求をダイレクトに伝えることができる家庭教師の方が費用対効果は高いとは思います。

但し、家庭教師もピンキリなのでどこに相談して家庭教師を付けるかが結構ポイントになります

我が家のお勧めの家庭教師派遣を行なっているところに関しては以下の記事を参照お願いします。

ワーキングママのご家庭

前提としてワーママ自身が忙しいので時間が取れないし、自宅にもすぐには帰れないというシチュエーションだと思います。

つまり、家庭教師という選択を取ること自体が出来ません

よって、そうなると個別指導塾という形式しか取れません

ちなみにサピックスでいうとプリバートという個別指導塾と提携しており、プリバートに入るとサピックス準拠で補強/個別指導頂けるというメリットがあります

サピックス以外の通ってる塾でも提携している個別指導塾があれば、その通塾している塾内容との互換性が高いので良いとは思います。

一方でそういう個別指導塾は、それを狙って設立されているので割と高めな価格設定になっています

塾側からしたら言い方悪いですが「カモがネギ背負って歩いてる」という状況です。

またお金に余裕あればそこに振り込んでも良いと思いますが、往往にしてそういう個別指導塾は生徒/子供がわんさか居てやもすれば、自習しているだけという状況に陥るリスクがあります

そこで当サイトでは以下のいずれかの方法が良いと思います。

  • あえて塾の系列の個別指導塾ではない地域で評判の良い個別指導塾を先輩ママさん等から情報を貰う
  • 近所の個別指導塾をまわってみて活用する塾を決める

もちろん、その理由は費用対効果が高いと思えるからです。

我が家の周りでプリバートにいっている子はサピックスのとある校舎の子がいっぱい来ていて、指導塾の先生が忙しそうであまり聞けない上に半端なく高い費用ということでプリバートを途中で辞めて別の個別指導塾に変えていました。

個別指導塾はその校舎の先生の熱意と通っている子が少ない程、丁寧に時間を割いて教えてくれるようですのでそういった個別指導塾で通わないと費用対効果は薄いと思います。

重要なのは課金タイミング

課金すること自体は、なしではない手法です

ただ、本来であれば、保護者であるママかパパが教えることで乗り越える方が子供の実力値も把握できるのでベストな解ではあります

経験則で考えるとサピックス偏差値でいうと53以下、日能研偏差値でいうと60以下であれば、中堅以上の大学を卒業している保護者であれば教えられると思います。

なので、専業主婦のご家庭の場合、本来はママで対応するのがベストアンサーになります。

ワーキングママの場合、その対処が取れないので課金に走りやすいのですがどこのタイミングで突っ込んだ方が良いのか?を吟味した方が良いでしょう。

それは子供とよく話をすることが重要と思います。

子供自身が成績が下がっていることに課題認識がない場合、個別指導塾に入れても成績が上がるはずがありません

なぜなら、個別指導塾は自ら能動的に分からない問題を持っていくことで効果を発揮できるからです。

もちろん、個別指導塾によってはその指導塾独自の補強用のプリントやテキストを持っており、それを解くことになりますが、何のために個別指導塾に行くか、目的を振り返った方が良いです。

通塾している塾の解らないところを教えて貰うということを目的に通わせるならば、それを実現できるように子供も積極的に先生に聞く、先生は解らない問題を教える、という一連のサイクルが回るように子供を教育する事が重要です。

もしくはルーティンワークとして手順化して、個別指導塾に持っていってもらってやっていかないと、結局解らない問題を解るレベルに引っ張り上げることが難しいままになると考えます。

つまり、上記を回すことが可能となる、子供自身の危機感と能動性が合間って初めて効果がでるのでそれが実現可能なタイミングで個別指導塾に入ることがベスト

まあ、上記は美しく書きましたが、個別指導塾行く前日にワーキングママが子供のやるべき箇所をピックアップして翌日の朝に持たせて「やって来い」と言って動かすのが現実的なのかもしれません。

 

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重課金の罠

単純に重課金する分だけ成績が上がるという幻想を抱いている方が多く散見されますが、きちんとピンポイントに効果が出るように動かさないと疲弊だけします。

我が家の知り合いの子供は、小学校1年の時から習い事で算数教室や公文を実施し、サピックス監修のピグマをやらせて、小学校3年からサピックスに通って、更に小学校5年から個別指導塾もサピックス通塾と併用開始し、更に更に小6で家庭教師も個別指導塾とサピックスを併用しながら利用し、中学受験されたご家庭が居ます。

結果、どうなったと思いますか?

小学校4年まではαクラスに居ましたが、課金すればする程、成績は低迷し続け、結果、サピックスの偏差値42の中学に入学されました

他にも似たような事例はあるのですが、はたから見てても明らかにやらせ過ぎ

しかも本人は幼い頃から勉強漬けでもう勉強が嫌で嫌で仕方ない状況になっているけれど、親は必死で課金しているという感じ。

最後まで課金し続けたのはもはや親の意地と見栄しかないのかもしれません。

伸びきったゴムのように子供のポテンシャルを親が結果的に潰してしまったのかもしれません。

本人が望んでやっているなら、この重課金もがっつり効果を発揮すると思います。

しかし、本人がやる気がない中で重課金すると逆効果になる危険性があることをみなさん、十分注意した方が良いと思います。

 

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時事ニュースの習得/強化に向けて

最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。

中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります

そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。

塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。

それが子供用の新聞です。

中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。

幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。

子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。

読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。

週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。


朝日小学生新聞は、日刊で毎日いろんな記事を読めて情報豊富ですが月額2,100円でやや高めの価格設定です。

既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。



どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!

 

 

 

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