中学受験において、小6に入って範囲のない実力テストも増え、
春期講習、GW特訓、その他は通常通りの塾の授業でそこから夏期講習へと加速していき、
過去問題に手をつけ始め、学校別特訓が始まり、12月では冬期講習そしてお正月特訓へと繋がって行きます。
そんな中、果たしてどのような1月を過ごせば良いのでしょうか?
入試まで残り1ヶ月、そしてお試し受験も始まる1月の過ごし方は中学受験生やその保護者にとっても非常に重要な期間です。
失敗事例等を踏まえて、年明けの1月の過ごし方をテーマに記載します。
中学受験の失敗談について、他の記事をまだ見ていない方は以下も参照お願いします。
1月の過ごし方で失敗をしないようにしよー!
1月は埼玉入試を皮切りに入試本番になっていきます。
そんな中で各ご家庭でピリピリと緊張感も増してきます。
1月の過ごし方で実施しない方が良い事柄を以下に記載します。
- いつもと同じで普段通り学校に行ったら体育の授業で突き指&骨にヒビが入り全治2週間。。
- 過去問以外に新たな事柄を勉強した。
- お試し受験をしなかった。
- 全くテレビを見なかった。家族との会話も少なかった。
- 夜まで勉強して、朝に弱かった。
- インフルエンザ予防の注射を打っていなかった。
では具体的に説明していきます。
いつもと同じで普段通り学校に行ったら体育の授業で突き指&骨にヒビが入り全治2週間。。
我が家の知人の男の子は、いつもと同じで普段通り、学校の授業に出ていたのですが不運なことにドッヂボールの授業があり、そこで利き腕の方の手で突き指に加えて他の指も腫れてしまい、病院で見てもらうとヒビが入っており、全治2週間ということが判明しました。
1月中旬でお試し入試後だったのが幸いで、且つ、ギリギリ2/1からの受験には固定ギブスを外して良いということで入試は通常に近い形で受験できるということでした。
但し、そうはいえ、直前の勉強について、シャーペン等を握ることが出来ないことからかなり影響を受けたようです。
皆さん、体育の授業は気をつけましょう。
毎年、骨折ったとか、脱臼したとか、そういう子供がいるので注意が必要。
過去問以外に新たな事柄を勉強した。
これはヤメた方が良いです。
既に中学受験をずっとしている方であれば、既に数多くの勉強をしてきたと思います。
1月には再度、新たな問題等に手を伸ばすよりも過去に解いた内容を確実に理解していく復習に重きを置くことでそれに近い問題やその解法を応用して解けるように理解レベルを上げていく方が入試に役立ちます。
不安でまだやっていない問題に手を出そうとすると余計に不安が増えるので自信を付ける意味でも過去に実施した問題をきちんと解き直す時間に当てることが有意義です。
ちなみに我が家はひたすら、過去問題集をこの記事の通り、家庭教師の伴走のもと、志望校で出てきそうな過去問題の中でもポピュラーな部品となるような解法を理解することに徹していました。
また、家庭教師が推奨する過去問題に近しい類似問題集というものをひたすら解いてました。(主に算数と理科ですね。)
国語は過去問題集を解きつつ、適度にという感じで社会はサピックスの問題を常時復習していたような感じです。なお、過去問題集と言っても、志望校3校分を中心に実施していたのでとても時間が足りないという感じでした。
しかも、我が家の場合、1月はずーっと学校を休んでいたので1日8時間以上は勉強していたのですが、想定のやるべきことが全て終わらなかったとママと本人が言っていました。
どんだけ〜って感じですが。
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お試し受験をしなかった。
1月は、埼玉県や千葉県にて入試が始まります。
その際、東京や神奈川からお試し受験として入試の雰囲気を味わう為に参戦する風習があります。
お試し受験をする意義は以下の通り。
- 場所は遠いとはいえ、当日の決められた時間までに逆算して早起きして入試の準備をすることで事前にシミュレーションとして体感や過不足を確認できる。
- 2/1からの入試前に本番と同じ緊張感で臨むことで以下の発見を得られる。
- 子供にとって、緊張した中で入試を体感できる。
- 入試会場での気づきや忘れ物などを気づくことができる。
- 入試本番のイメージを子供/親ともに事前に体感できる。
- お試し入試の合否結果を踏まえ、実力値の棚卸しができる。
- 合否含め入試においての手続きの流れ等を事前にイメージできる。
事前のシミュレーションとして入試本番を体感/学ぶ部分が多いです。
時折、面倒くさいし、お試し入試はイイや、というご家庭がおりますが、我が家の場合、栄東を受験しましたが、非常に有意義でした。(詳細は関連記事に載せます。)
やはり子供も緊張するんだなあ、と実感しましたのでぜひ、実施した方が良いです。
よく、兄弟がいるご家庭で兄や姉の時にお試し受験の体感をして、保護者としても特に何も問題なかったので弟とか妹の入試の際は、イイや、と、お試し入試をしないご家庭がいます。
それだと受験を行う当人である子供自身の事前体感が出来ないので良くないのでは?と思います。
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全くテレビを見なかった。家族との会話も少なかった。
ずーっと勉強だと息が詰まるので、適宜、休憩を入れてほのぼの過ごすことも大事です。
我が家の場合は、基本的に私生活において、テレビを見ることが少ないです。
ママがよくニュースを見ているのでテレビをぼーっと見てると自然とニュースを見る機会が多いです。
実は話題のニュースを自然と目にしているのでよくよく考えると時事ニュースが自然と身に付く為、良い効果をもたらしたように思います。
更に家族とそれを話題にコミュニケーションを取るのも大事だと思います。
テレビを見る際はドラマとかだけでなく、ニュースを毎日何か見てると表現力等も養われるので特に記述系の試験においては役に立ちます。
我が家の息子と娘は時折、ニュースも見てるせいか、それを話題に話をしてたりします。
( *゚▽゚ )ノ ← 当時小4の娘
「なんで、そんなに勉強してるの??」
(゜▽゜;) ←当時小6の息子
「えー、俺は▲▲中学入ってそのあと、さらに勉強して、将来、NASA(ナサ)に行きたいんだよ。」
( *゚▽゚ )ノ ← 当時小4の娘
「ナ、ナス🍆??」
(゜▽゜;) ←当時小6の息子
「ナスってお前バカか?NASAだよ、アメリカ航空宇宙局の略称でナサ。宇宙に行けるんだよ!」
( *゚▽゚ )ノ ← 当時小4の娘
「宇宙って何?」
(゜▽゜;) ←当時小6の息子
「お前、頭悪過ぎ。NASAの宇宙探査機が打ち上げられるニュースとか時々やってるだろ、ニュース見たり、本を読め!」
うーん、なかなかほのぼのするやり取りでした。
ちなみに既に中1の息子は宇宙よりも化学とか医療に興味を持ち始めているのでまだまだ将来は変わるようです。
※息子に聞くと、2018年10月のロケット打ち上げの失敗・爆発の事故を見て宇宙飛行士は緊急脱出出来たものの、宇宙は危険と判断し、宇宙への興味が消えたようです。
なお、今年(2019年)の7月の参議院選挙では、
(゜▽゜;) ←中1の息子
「あの”NHKをぶっ壊す”って言ってるおっさん面白過ぎるな。」
( *゚▽゚ )ノ ← 小5の娘
「誰それ?」
(゜▽゜;) ←中1の息子
「立花(呼び捨て)だよ。このYouTube見ろよ。」
( *゚▽゚ )ノ ← 小5の娘
「スクランブル放送って何?」
(゜▽゜;) ←中1の息子
「テレビ放送として”契約”した人のみに配信する仕組みだよ!今、日本国民はNHKに受信料っていって強制的に払う仕組みになってるだろ!」
( *゚▽゚ )ノ ← 小5の娘
「今と何が違うの?」
(゜▽゜;) ←中1の息子
「NHK見たくない奴は契約しなくて良いんだよ!」
( *゚▽゚ )ノ ← 小5の娘
「じゃあ、なんで、このおじさんは”NHKをぶっ壊す”って言ってるの?」
(゜▽゜;) ←中1の息子
「NHKが受信料で成り立ってるから、それを見たくない人は見ないってやっちゃうと、NHKは成り立たないんだよ!だから”NHKをぶっ壊す”って言ってんだろ!」
( *゚▽゚ )ノ ← 小5の娘
「なるほど。すごい、良く知ってるんだね。」
(゜▽゜;) ←中1の息子
「お前は、相当な下等生物だな(←ドラゴンボールの受け売り)」
うーん、息子も良く理解出来ているな、と理解度にも感心するものの、娘の「なんで?」という質問は良くも悪くも多いのでそれがきちんと理解に繋がっていればなお良いかと思う今日この頃です。
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必見!受験ママの伴走テクニック 〜コミュニケーション編〜
夜まで勉強して、朝に弱かった。
入試は、朝から始まります。
2/1の2週間前からは規則正しい生活をし、朝型に身体を合わせていかないと寝惚け眼で試験に臨むことになってしまいます。
事前に身体を合わせていった方が良いです。
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中学受験の失敗談 〜塾ライフ編〜
インフルエンザ予防の注射を打っていなかった。
現状は、インフルエンザ以上にコロナ影響でもはやあまり・・・という感じですが、インフルエンザになる人、例年います。
予防注射打ってると劇的に治りが早いので打った方が良いです。
ちなみに本人だけだと全く意味がありません。大体の感染ルートでポピュラーなのが、パパ経由だそうです。
まあ、そうかもですよね、電車に揺られて、仕事で多くの人に出会って。
リスクが一番高いのは世のお父さんなので、お父さんは当然必須でご家族全員、きちんと予防注射を打ちましょう。
メイン塾の補助的な位置付けで総復習/補強の為に
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
日々、塾の勉強をしていく中で不明点があったり、弱い分野というものがあると思います。
先生にも聞けない照れ屋な子供もたくさんいます。
そんな時に自宅で解らない科目・分野別に動画で復習を手軽に出来る手段があります。
それがスタディ・サプリです。
スタディサプリについて我が家は主にメイン塾の補助的な位置付けで特にコロナ禍での自宅学習時によく活用しました。
更に小・中・高のコンテンツが全て見れるのも凄いです!
こちらに何が凄いのかの特集記事も書いてます!ぜひ、ご検討を!
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