2月3日の受験における特長やお勧めの受験校の組み方をテーマに記載します。
以下は、前回の記事にも触れましたが前提事項となります。
受験日程のオーダーの作り方は、非常に重要となります。
またここでは第一希望、第二希望という表現はせず、実力値(偏差値)①と過去問実施後の相性(学校別特訓)②の2軸を考慮して、チャレンジ校、相応校、安全校の3種類に区分して表現します。
このサイトを読む方は基本的に中学受験未経験の方を想定し、②はお子様がその感覚を掴める受験年度の12月に最終判断頂くことをオススメします。
またどの種類の学校も行かせても良いという学校であることが前提になります。
加えて、我が家は中高一貫の男子校に絞っていたのでそれを踏まえた考察になりますのですみませんがご理解お願いします。
「受験日程における虎の巻」はシリーズ化されていますので他日程等の記事を見たい方は以下をご参照お願いします。
2/3までに合格があればよりチャレンジを!合格なければここで取ることが最重要!
2/3から中学受験の後半戦となります。
2/3に本命校がある場合もありますし、安全校に合格済みでよりレベルの高い学校へチャレンジする子もいるでしょう。
集中力も途切れてきがちなため、自然体で進めながらも粘り強く勉強に向かうことが大事になってきます。
2/3から2/1、2と超難関中学を受けてきた子達が落下傘的に下位の学校へ受験し始めます。
よって、チャレンジで受験しようと考えている方々は注意が必要です。
ちなみにこの段階までに合格がない場合、ここで幅広く学校説明会に参加してきたご家庭にはチャンスです。
見たことがある学校で良いな、と思う超安全校も視野に何としても1校合格を取れるように2/2夜までに直前出願をし、2/3入試で挑む事を推奨します。
ここで変なプライドを持って、無理に勝負すると本当に全落ちの世界に突入してくるので前半戦最終日となるこの日が重要であり、その判断は前日の2/2夜の直前出願に掛かっています。
親は2/1、2/2の子供の様子を見てその夜までに判断を行うことが非常に重要になってきます。
不合格続きの場合、フレキシブルにプラン変更をしないと非常に危険です。
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2/3は公立中高一貫校の日!
これはいうまでもないです。頑張ってください。
ちなみに私の息子は公立中高一貫校を受ける予定がなかったため、そこに関しては私自身ノウハウがないので記載せずとします。
なお、筑波大附属、筑波大駒場は当然ながら猛者がまた大集合します。
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基本的に相応校か安全校がベター
やはりこの日も超難関校を目指す場合、以下のような別れ方はしますが、割と固まります。
例年、倍率は高めです。
附属中学希望であれば、慶応中等部、早稲田、明大明治など
超難関中学であれば、海城、浅野など
出来れば、この日には相応校ないし、安全校を持っていき、2/4以降に入試がもつれ込まないようにした方が良いです。
3日校は2/1の超難関校を落ちた子が基本的に参戦してきますので、チャレンジ校の位置付けで突っ込むとかなりの確率で不合格になります。。。
なお、2/1で合格を握っているケースでこの日を安全校とチャレンジ校でW出願しておいてチャンレジするのは大いにありだと思います。
実際にサピックスでは、2/1に駒場東邦を受けて不合格の場合で浅野、合格の場合で筑駒というケースは、かなり活用されていた印象です。
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合否について
前日の合否が出てきますが、それに応じて2/4、5も受験せざる終えないケースも出てきます。
常にワーストケースを頭でシミュレーションしておくことで不測の事態においても余裕を持って行動できます。
行きたい学校への合格がないというご家庭もあるかもしれませんが、焦らず、2/4、5の学校選定も実施することも重要です。
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メイン塾の補助的な位置付けで総復習/補強の為に
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
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