東京・神奈川入試ももうほぼ終わりました。
今回は「東京・神奈川の”午後入試”の動向」という事で2/1〜5の午後入試にフォーカスし、昨今の傾向等の振り返りやそこから得られる教訓をテーマに記載します。
今後、中学受験を控えているご家庭は教訓事項を理解頂くと良いかと思います。
2020年の中学受験の実況中継型のスペシャル企画について、他の記事をまだ見ていない方は以下も参照お願いします。
- 2020年中学受験スペシャル 〜卒業までの過ごし方編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜振り返り/総集編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川@午後入試の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川入試(2/6)の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川入試(2/5)の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川入試(2/4)の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川入試(2/3)の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川入試(2/2)の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜東京・神奈川入試(2/1)の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜千葉入試の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜miraicompass編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜埼玉入試の動向編〜
- 2020年中学受験スペシャル 〜入試開幕編〜
前提
情報元は市進学院の情報とします。また偏差値について日能研の情報を元に記載します。
学校のピックアップはすみませんが例年の人気校等を加味しつつ、私の独断と偏見で選別致しました。
2020年の受験傾向の振り返りを出来ればと思います。
ちなみに午後入試については、4教科、2教科、算数選抜のように種類が別れます。
ちなみに科目が減るごとにある科目で失敗した場合にリカバリーが効かなくなります。
1教科となる算数選抜の場合、凡ミスした時点でドボンになることから倍率よりもその時の子供のコンディションが全てとは感じます。一方で受験の負担が少ないということで人気があるので今回その実質倍率も見つつ、見解を示したいと思います。
また4教科、2教科、算数選抜というように3種類に分類し、また各日程順に記載をしたいと思います。
4教科での午後入試は負担は大きいものの各教科でリカバリー出来る
4教科の午後入試は午前に既に4教科受験をしている中でのタフな勝負にはなりますが、どこかの教科でポカをしても他の教科でリカバリーが取れるある意味粘って勝ちに行ける試験と言えるかと思います。
2/1の午後入試(4教科)はそこそこ分散傾向
基本的に実質倍率はどこも高めです。
大幅減の三田国際と広尾はそもそも上がり過ぎている感があったのでやっと頭打ちになった印象です。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
昭和女子 | 43 | 女 | ー | 1.2 | 2.6 | ⬆️(大幅増) |
三田国際 | 54 | 共 | 4.2 | 2.4 | 3.4 | ⬆️(大幅増) |
開智日本橋 | 55 | 共 | 3.0 | 5.1 | 4.2 | ⬇️(大幅減) |
都市大等々力 | 56 | 共 | 2.9 | 2.9 | 2.7 | ↙️(微減) |
東京農大第一 | 58 | 共 | 2.4 | 2.0 | 2.1 | ↗️(微増) |
広尾(本科) | 63 | 共 | 3.9 | 3.7 | 3.1 | ⬇️(大幅減) |
広尾(インターSG) | 64 | 共 | 4.1 | 3.8 | 2.7 | ⬇️(大幅減) |
2/2の午後入試(4教科)も分散傾向
いずれの学校も人気が高いため、この偏差値帯の方々よりも上位で安全校の位置づけで受験される方が受けに来ることになり得るため、この実質倍率以上に突破が難しいのではないかと感じます。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
三田国際 | 53 | 共 | 4.9 | 4.2 | 2.2 | ⬇️(大幅減) |
青山横浜英和 | 55 | 共 | 2.5 | 3.6 | 4.5 | ⬆️(大幅増) |
都市大等々力 | 56 | 共 | 5.4 | 4.0 | 4.5 | ⬆️(大幅増) |
中大横浜 | 58 | 共 | 2.7 | 3.3 | 3.0 | ↙️(微減) |
広尾(医進 | 64 | 共 | 4.8 | 5.4 | 3.4 | ⬇️(大幅減) |
2/3の午後入試(4教科)は人気校が倍率高めの傾向
どの学校も倍率が安定していない状況。
青山学院横浜英和は、更に来年以降も実質倍率が高まる予感がします。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
清泉 | 51 | 女 | 2.4 | 2.9 | 2.2 | ⬇️(大幅減) |
開智日本橋 | 52 | 共 | 7.1 | 9.6 | 7.7 | ⬇️(大幅減) |
共立女子 | 53 | 女 | 3.9 | 6.0 | 5.8 | ↙️(微減) |
三田国際MST | 54 | 共 | 4.0 | 3.3 | 3.3 | ➡️(横ばい) |
青山横浜英和 | 55 | 共 | 3.3 | 3.6 | 4.5 | ⬆️(大幅増) |
都市大等々力 | 56 | 共 | 1.8 | 3.9 | 3.8 | ↙️(微減) |
2/4の午後入試(4教科)は激戦に
他にも学校はあるのですが実質倍率が異様に高く跳ねていたのでピックアップしました。
安全校として最低でも三田国際には入りたいと思う上位層の方、もしくは別の安全校に合格済みで最後に再度、チャレンジとして挑みたいという方々が入り乱れる乱打戦といった形で実質倍率が大きく跳ね上がっていると推察します。
来年はこの実質倍率をベースに回避されるご家庭も多くなるようにも感じます。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
三田国際 | 54 | 共 | 8.1 | 4.9 | 11.7 | ⬆️(大幅増) |
2/5の午後入試(4教科)も激戦に
明大八王子は地域柄、西東京に住んでいる方が、熱望組、チャレンジ組含めごそーっと毎年、参戦していくように感じます。
シビアな倍率が安定的に今後も続くものと推察します。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
明大八王子 | 56 | 共 | 13.7 | 11.8 | 12.0 | ↗️(微増) |
2教科での午後入試は負担少ないがミスが命取り
2教科の午後入試は午前に既に4教科受験をしている中で2教科のみで終わるので4科目実施するよりも負担が軽く、多くの学校で採用されている形式となります。
2/1の午後入試(2教科)は倍率的にも狙い目の学校多し
東洋大京北、日本大学など共学の付属校は軒並み難化が進んでいるように見えます。
東京女学館やカリタスなどの古豪が急に実質倍率が跳ねた状況ですが、来年はどうなるのかは読めません。
この倍率を元に来年は別の学校に回避するご家庭もいると思います。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
実践女子 | 39 | 女 | 1.1 | 1.2 | 1.0 | ↙️(微減) |
跡見(特待 | 42 | 女 | 1.6 | 1.6 | 2.0 | ⬆️(大幅増) |
東洋大京北 | 45 | 共 | 1.4 | 5.0 | 5.1 | ↗️(微増) |
関東学院 | 46 | 共 | 2.1 | 2.0 | 3.0 | ⬆️(大幅増) |
明治学院 | 47 | 共 | 1.8 | 2.2 | 2.7 | ⬆️(大幅増) |
神奈川学園 | 47 | 女 | 1.6 | 1.6 | 1.8 | ↙️(微減) |
カリタス | 48 | 女 | 1.2 | 1.2 | 5.0 | ⬆️(大幅増) |
青稜 | 51 | 共 | 2.1 | 3.6 | 3.3 | ↙️(微減) |
日本大学 | 52 | 共 | 2.6 | 2.0 | 3.8 | ⬆️(大幅増) |
東京女学館 | 53 | 女 | 1.8 | 1.7 | 2.5 | ⬆️(大幅増) |
桐蔭 | 54 | 共 | 2.9 | 4.0 | 1.7 | ⬇️(大幅減) |
國學院久我山 | 55 | 共 | 2.2 | 2.2 | 2.3 | ↗️(微増) |
都市大附属 | 57 | 男 | 2.0 | 2.9 | 3.2 | ↗️(微増) |
2/2の午後入試(2教科)は付属校・人気校が倍率高めの傾向
こちらも香蘭や日本大学などの付属校の実質倍率が高めです。
立地としてどこからでもアクセスしやすいと人が集まりやすい傾向はあるかもしれません。
事前の出願倍率を見た上で動きを取ったほうが良いかもしれません。
(当サイトでは、出願倍率ではなく、実弾となる実質倍率をベースに記載しています。)
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
藤嶺藤沢 | 40 | 男 | 1.6 | 1.7 | 1.5 | ↙️(微減) |
実践女子 | 40 | 女 | 1.1 | 1.2 | 1.0 | ↙️(微減) |
跡見 | 40 | 女 | 1.2 | 1.2 | 1.8 | ⬆️(大幅増) |
日大豊山女子 | 41 | 共 | 1.1 | 1.1 | 1.5 | ⬆️(大幅増) |
日本大学 | 48 | 共 | 3.9 | 4.4 | 9.1 | ⬆️(大幅増) |
穎明館 | 50 | 共 | ー | 2.8 | 2.7 | ↙️(微減) |
山手学院 | 51 | 共 | 2.1 | 2.5 | 3.9 | ⬆️(大幅増) |
開智日本橋 | 52 | 共 | 4.7 | 7.2 | 5.8 | ⬇️(大幅減) |
青稜 | 53 | 共 | 2.4 | 4.9 | 3.5 | ⬇️(大幅減) |
東京女学館 | 54 | 女 | 2.2 | 1.9 | 2.8 | ⬆️(大幅増) |
普連土 | 54 | 女 | 1.7 | 1.8 | 2.1 | ↗️(微増) |
東京農大第一 | 57 | 共 | 2.8 | 2.6 | 2.8 | ↗️(微増) |
香蘭 | 59 | 女 | 新設 | 4.5 | 5.8 | ⬆️(大幅増) |
2/3の午後入試(2教科)は人気校が倍率高めの傾向
暁星の20.6倍は震えますね。恐らく来年は多くの方が回避することになり、実質倍率は来年以降、もっと減ると推察します。
なお、どの学校も実質倍率はかなり高めになっている傾向です。
実践女子については逆に女子の場合でこの偏差値近辺のお子さんは非常に狙い目であるということは言えます。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
実践女子 | 43 | 女 | 1.0 | 1.2 | 1.3 | ↗️(微増) |
日大豊山 | 44 | 男 | 4.3 | 4.7 | 6.4 | ⬆️(大幅増) |
暁星 | 56 | 男 | ー | ー | 20.6 | ⬆️(大幅増) |
國學院久我山 | 57 | 共 | 4.5 | 5.0 | 5.1 | ↗️(微増) |
2/4の午後入試(2教科)は付属校人気
付属校の人気が高いようで、実質倍率は来年も上がるのではないかと推察します。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
目黒日大 | 42 | 共 | 7.0 | 5.3 | 5.9 | ⬆️(大幅増) |
東京電機 | 49 | 共 | 2.2 | 4.0 | 4.5 | ⬆️(大幅増) |
2/5の午後入試(2教科)
今年から日大豊山女子が2/5の午後入試を開始しました。
現状、実質倍率は見えませんが、この偏差値近辺の方にとって、ここを押さえる意味はあるので改めて実質倍率が判明次第、入力/更新します。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
日大豊山女子 | 40 | 女 | ー | ー |
1教科での午後入試はパーフェクト勝負
1教科の午後入試は午前に既に4教科受験をしている中で負担が軽く、昨今、人気ですが、逆に1問でも間違えると不合格になり得るパーフェクト勝負の入試であると言えるかと思います。
2/1の午後入試(1教科)は倍率が比較的低いが合格者は猛者の集まり
都市大等々力の算数選抜は、情報を見ると1名しか合格しておらず、64倍という数値になっています。よく分かりません。
ちなみに算数選抜は倍率よりも当日の入試問題で”会心の一撃”を繰り出せる人勝ちだと思うので、以下は参考まで。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
山脇(算or(国 | 49 | 女 | ー | 1.7 | 2.7 | ⬆️(大幅増) |
都市大等々力(算 | 54 | 共 | ー | ー | 64.0 | ⬆️(大幅増) |
田園調布(算 | 54 | 女 | ー | ー | 2.3 | ⬆️(大幅増) |
三田国際(算 | 54 | 共 | ー | 2.4 | 2.2 | ↙️(微減) |
普連土(算 | 57 | 女 | ー | 1.9 | 1.5 | ⬇️(大幅減) |
品川女子(算 | 57 | 女 | 2.6 | 2.0 | 2.5 | ⬆️(大幅増) |
世田谷(算 | 61 | 男 | ー | 2.4 | 2.0 | ↙️(微減) |
巣鴨(算 | 61 | 男 | ー | 2.8 | 3.0 | ↗️(微増) |
鎌倉学園(算 | 64 | 共 | 2.6 | 2.4 | 2.4 | ➡️(横ばい) |
2/2の午後入試(1教科)は未知数
富士見中学の算数選抜が今年から新設されており、こちらも情報判明次第、入力/更新します。
なお、高輪は安定の人気です。2/2の算数選抜が少ないのでもっと実施が増えると受験する人達も増えると感じます。
学校名 | 偏差値 | 別学/共学区分 | 2018年実質倍率 | 2019年実質倍率 | 2020年実質倍率 | 2020年傾向(昨対) |
大妻中野(算 | 46 | 女 | 1.0 | 1.1 | 1.4 | ↗️(微増) |
富士見(算 | 53 | 女 | ー | ー | ||
高輪(算 | 60 | 男 | 2.3 | 2.4 | 3.1 | ⬆️(大幅増) |
まとめ
午後入試は、4教科ないし2教科できちんと安全校として取りに行く場合、有効と思います。
なお、午前の入試以上に実質倍率がどこも高いです。ちょっとのミスで終了になり得ります。
実質倍率が高いと普通に落ちることが大いに有り得ますので、そこを理解して入試日程を組むことが大事と感じます。
当サイトではどの記事でも実質倍率が重要であると言ってきてますが、恐らく入試を経験されたご家庭だとその意味を噛みしめるように理解出来ると思います。
どんなに偏差値やその学校の傾向を掴んでいても実質倍率が高いと例年だと合格していた子が普通に落ちます。
なお、本当の実質倍率は入試後でないと分かりませんが各塾側で小6の秋から出願状況や模試での志望校の情報からどの学校に出願されるか、人気が集中するかを必ず説明されますのでそこで今一度、リスクチェックをしたほうが良いです。
少なくとも小6の12月までには大枠でどこに人気が集中しそうかは見えてきますのでそこでアンテナ高めてきちんと入試日程のプランを戦略的に決めることで満足した入試になるはずですし、悔いもなくなると考えています。
2021年以降の中学受験を実施する方はぜひ、悔いない入試に向かって検討を進めていきましょう。
ちなみに午後入試についての見解は以下の記事に記載していますので読んでいない方はぜひ、ご参照お願いします。
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最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
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コメント
午後入試に特化している東京農大一中のデータがないのは何故でしょうか。
個人的に同偏差値帯と比べた場合に受験する方が比較的少ないのでは?と思い、省いてしまいました。
が、実質倍率見ると割とありますね。追記したいと思います。
追記ありがとうございます。
農大一中は御三家の抑えか同偏差値帯の午前校の併願で考えられる学校だったようですが、最近は併願では合格しづらくなっているのと、第一志望にする受験生も多いようですよ。
中学受験といえば2月1日の午前が本命本番と言われる中では特殊な位置づけかもしれませんが、我が家には気になる学校でしたので、今年のデータ参考にさせていただきます。
そうなんですね。実は私、高校時代に東京農大一高に受験している友達結構いて、昔という事もあり、進学校のイメージが全然ありませんでした。(とはいえ、昔でも高校偏差値において、当時も60前後はあったと思います。今はもっと高いようです。)調べたところ、2019年度は、346名の卒業生という事で約半分が高等部からの入学で現役進学率が約70%、国公立33人、早慶上理65人、GMARCH169人、日東駒専86人でした。過去に記事にした以下で日能研偏差値55以上の60未満の他学校と比較すると世田谷学園や攻玉社の方が中高一貫校で且つ、進学実績も高いようです。御三家落ちで農大一高はなんだか考えられませんが、午後受験で考えると選択肢が少ないので難しいですね。
ご丁寧にご返信ありがとうございます。
農大一の2019年の国公立の進学実績は73名ではありませんか…?高入生とは別クラスで、中高一貫生の方が進学実績は良いと説明会で聞きました。
我が家の子供は女子で共学志望です。大学は国公立を目指しているので、午後校の位置づけとしてはむしろ広尾学園(45名)より高い実績ということで注目していました。
仰る通り午後校の選択肢は少なく、特に女子は国公立進学に力を入れている学校となると限られています。
男子は男子校で良いところが沢山あり、羨ましい限りです。
何度も失礼いたしました。
国公立について、まず、私の方での数字誤り(一部Excelプロット確認で範囲外になってました・・・)でした、すみません。一方で当ブログでは現役合格数をいつも指標として見ており、東京農業大学第一高等部のWeb引用すると以下の通り、現役で56人。(浪人入れると73名)いずれにせよ比較的高い実績ですね。
https://tpdl-noudai01.lolipop.io/wp-content/uploads/2019/09/190413183817DG9E.pdf
なお、高校入学が出来る学校は、中学組と高校組での違いや入学後の差を確認した方が良いと思います。学校によっては高校からの入学者で大学進学実績を伸ばしている学校もあったため。(その逆で豊島岡のように中学入試組の方が実績が良くて、高校入試を停止した学校もあります。)