我が家の娘は新小6として中学受験に向けて、日々、勉強をしていますがジェットコースターのように成績が上下しています。
コロナの影響で絶賛休校中ということで、我が家では鬼ママによる鬼伴走をしています。
しかしながら、先日の日能研の育成テストでは、またしても大きく成績は下降。ということで、暗闇状態が続いています。
今回は、小5の娘の話をしたいと思います。
2021年は2020年に比べて総じて偏差値が各校Up
我が家の娘は、日能研に通っており、現在も3クラスの中で一番上のクラスに在籍していますが、崖っぷち状態から脱していません。
とはいえ、我が家の娘はいたってマイペース。
勉強はしているものの、同じ問題を間違え続けるという状況を繰り返しています。家庭教師ばりに伴走をし続ける我が家のママは非常に頭を悩ませている状況となっています。
そんな中、日能研のR4と呼ばれる80%合格可能性を示す偏差値表が昨今、発表されました。
正直、超難関と総称する日能研偏差値でいうところの偏差値60よりも上の学校群はそれほど大きな変動はありませんが、中堅校にはびっくりするような変動がありました。
偏差値50を相応校としているご家庭や滑り止めに考えたご家庭、そして、希望校として考えていたご家庭全てに激震が走る程、変動があったように思います。
- 主な衝撃ポイント
- 入口よりも出口となる大学進学実績の良い学校が大幅に偏差値Up
- 巣鴨、桐朋、攻玉社、世田谷学園
- 大学付属校で大幅に偏差値Up
- 昭和女子大附属、香蘭
- 午後の中堅校を中心に大幅に偏差値Up。
- 中高一貫校である青稜、山手学院、開智日本橋、東京女学館、三田国際、暁星
- 付属校である日大、青山横浜英和、(國學院久我山※他大進学)
- 入口よりも出口となる大学進学実績の良い学校が大幅に偏差値Up
総じて大きな特長は、入り口の偏差値に対して大学進学実績が良いと言える学校群かと思います。
附属校については、小さな苦労で大きな効果と捉え、大学をそのままエスカレーター式に進学出来るROIの高さから偏差値が大幅Upしたように思います。
なお、付属校については、今回の偏差値結果を踏まえるとお得感が薄れるようなポジションになってしまったことから来年度の動向として維持ないし、Downするように個人的には推察します。
一方でこの変動がある中で少なからずDownした学校もあります。
- Downした学校群
- 中高一貫校
- 横浜雙葉、鎌倉女学院
- 桐蔭中等教育
- 付属校
- 神大附属
- 中高一貫校
大きな特長は地域特性があると言えるかと思います。
奥まった地域にある学校程、やや偏差値の煽り/Downはあるのかもしれません。
ただ、これは今年のみでこれらの学校の大学進学実績が悪かったわけではなく、他学校の難易度に引きづられる形で押し下がったようになったと推察します。
よって、来年はまた復調するように感じます。
我が家の状況はまさに低空飛行を継続中
我が家の娘は、関連記事に記載の通り、フェリス受験したいと言ってる割になかなか成績が安定しないどころか、フェリス受験の看板をいつ下げるか、というレベルに再度、突入気味になっています。
娘が春期講習に言ってる間、家族で議論をしておりました。
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「何度も教えているのに、試験問題で解けないのは致命的・・・。うーむー。←非常に悩んでいる」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「普通に志望校下げれば良いじゃね。←正直どっちでも良い」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「うーん、でも本人がフェリス行きたいって未だに言ってるんでしょ。←本人の意志を尊重したい」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「行きたいって言っても成績が全然伸びない、というか、簡単な問題で楽勝に間違えてる。私からするときちんとやれば4科総計50点は余裕でUp出来る余地はあると感じてる。さらにそこの問題を何回も教えているけど、凡ミスが治らない。←非常に悩んでいる」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「あいつ、フェリス行きたい。ってスマホが自由に使えるからだけだろ。つーか、フェリス行きたいって言ってて、真剣に勉強しないってうんこだな。←行きたいって言って勉強しない奴はアホだ、と思ってる」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「普通に勉強してて、結果出てないのでしょう。息子の時とどっちが勉強しているように見えるの?←ニュートラルに把握したい」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「家庭内の勉強量だけで見ると娘の方がやってる気はするんだけどね。。。そもそも勉強を私が息子に教えることは少なくて管理とチェックしてただけだから。娘の場合は、相当、勉強を本腰入れて教えてるよ、ずっと。←非常に悩んでいる」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「だとすると実力値だな、ギリギリまで押し上げるしかないな。←ニュートラルに分析」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「このまま行くとフェリスどころか我が家で当初、目指していた学校も危ない可能性を感じる。もうちょっと中堅校も視野に入れて学校選別しないとマズイかもしれない。。。でもコロナ感染の影響で学校説明会に行けない・・・←非常に悩んでいる」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「やっぱり、クラス下げてもらった方が良いんじゃない??今のクラスにいる意義あんの?←さらに確認」
( ´ ▽ ` #)←我が家のママ
「そこなんだけど。私もそう思う、次回の偏差値含め足切り偏差値決めて、ダメだったら、真ん中のクラス行け!と伝えようと思ってる。一番上のクラスで理解出来てないし、且つ、日能研の一番上のクラスって通常クラスよりも授業料が毎月1万円以上余裕で月謝が高いのよ。無駄過ぎる気がして・・・←非常に悩んでいる」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「えー!クラスが下がると月当たり1万円も払わなくて良い、ということは年間で12万円もお得ということはそれで改めて新しいMAC book Air買えるんじゃねー。←計算が早い電脳ボーイ」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「最後の宣告ではないけど、気合い入れさすために”期限とボーダー偏差値”を決めて、緊張感を持って過ごさせて見よう。←コロナの件もあるので本人の意識改革がもっと進まないと結果は苦しいぞ、と感じる」
ということでコロナ感染の影響で休校し、自宅で勉強を押し進めていますが、なかなか良い結果に結びついて行きません。
一方で、勉強はそこそこ実施している中で本人の勉強への向き合い方が試され始めていると感じます。
フェリスはともかくも我が家の目指す女子校はなかなか日能研の最新版(R4)偏差値においても、そこそこのポジションを堅持しており、今のまま行くと非常に危ないと推察しています。
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塾や春期講習について
日能研では、休校はあったものの、自粛要請期間においても授業を決行しており、授業自体は実施されていますが、今後、どうなるかは分かりません。
ロックダウンになれば、また動画の勉強に逆戻りですが、この動画の勉強は正直キツイ。
双方向の授業ならまだしも小学生に一方向の授業は飽きが来るし、授業レベルも今ひとつ。。。
我が家では最近、早めにママが寝ていて、その間も娘は勉強しています。
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「(勉強中)←一応、テキストで勉強している」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「勉強ちゃんとやってる??最近、成績なかなか上がらなくて難しいね。←様子を聞く」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「パパには関係ないでしょ?しかも成績は良い!ちょっとは上がってるの!←ちょい怒り気味。」
日能研では、”基本”と呼ばれる共通の問題での評価(成績)と”応用”と呼ばれる全国の上位クラスグレード共通の問題での評価(成績)の2つ結果が出ます。
(3クラス中下位2クラスは”基本”と”応用”の代わりに”基礎”と呼ばれる全国の下位クラスグレード共通の問題での評価(成績)として2つ結果が出ます。)
我が家の娘が言ってるのは、”基本”の成績で良いとは思わないがまずまずの出来、但し、”応用”は無残な壊滅状態でした。
(;๏д๏)←パパ(自分)
「”応用”はあんまり出来てないでしょ?←なんで意地を張ってるのか?疑問に思う」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「”基本”が重要なんだから、”応用”は良いの!←逆キレされる、ちなみに”応用”もそこそこ出来ないとダメだと我が家のママはいつもダメ出し中」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「そんなんでフェリス行けると思ってんの?←どこ目指して勉強してるかの再確認。」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「あと10ヶ月あるんだから、大丈夫!私、頑張る。←口だけは達者」
( ° ▽ ° ;)←我が家の息子
「お前、今出来ない奴が今後、出来るようになるわけねーだろ。出来ねーなら、フェリスやめて違う学校受験すりゃ良いだろ。クラス1つ下がると月1万円浮いて、俺のこずかいも上がるかもしれないだろ、やる気ないならクラス下がれよ。←本音炸裂。」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「今更、下のクラスになんて絶対に行きたくない!!←口だけは強気」
(;๏д๏)←パパ(自分)
「今のクラス維持するにしても、3月の成績見るとかなりの崖っぷちで、本当に頑張らないと自ずと落ちるよ。今、JリーグでいうとJ1で下位チームにいる状態で、入れ替え戦に呼ばれるし、J2送りになるぞ←こちらも本音炸裂」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「私、頑張る!!←さらに口だけは強気」
コロナの影響
今、まさに世の中では、オーバーシュート、ロックダウンなど非常事態に近い状況になっています。
日能研や四谷大塚、早稲田アカデミーは土日の自粛期間も春期講習を決行していますが、サピックスは自粛(休校)となっています。
今後、ロックダウンとなった場合、塾も休校になることでしょう。3/28時点でコロナのワクチンについてはこれから1年〜1年半は開発に時間が掛かるだろうと言われています。
こんな状態で2021年組は中学受験に挑み続けるという選択をとる場合、明らかにこの苦しい状況が今後も続きます。うーむー、苦しいがもはやしょうがない。。。
2021年の中学受験組を私は「コロナ世代」と命名します。
コロナ世代は、非常に苦しい環境の中で中学受験の準備をしなくてはなりませんが、本人の本気度や成熟度、そして家族のバックアップがあると通常の中学受験よりも確度は上がる、例年よりも塾の恩恵よりも家庭の恩恵の方が重要度が高くなる稀な年になるとも感じています。
(家族のバックアップ等の環境がないと成績が押し下がる子供が多く出てくるように感じます。特に家族の経済環境等も揺れ始めると心理的な面でも負担が掛かってくるものと推察します。)
一番苦しいのは共働きで家族バックアップが難しいご家庭ですが、在宅ワークが可能な場合は、タフな状況ですが、子供への勉強支援は肝要だと思います。
我が家は継続して中学受験は振り抜く構えになります。また家庭内については我が家のママがかなり伴走を頑張っているので万全である環境のはず。あとは本人の意志のみ。。(意志はあるが、まだ結果が追いついてこないが・・・)
とにかく、長期戦で苦しい中学受験になることは免れないのでこの危機的状況を逆手に取ってうまく進めて行きたいと思います。
我が家自身は一度、中学受験を経験しているので通常の小6の塾での稼働スキームがイメージ出来ているだけにこの未曾有の状況に驚きを禁じ得ませんが、娘にとっては初めての受験です。ぜひ、最後までバックアップして行きたいと思います。
ピンチをチャンスに!
我が家では、昨今、「分からない問題は日能研の先生に教えを請うてこい」と言い始めています。
とにかく、分からない問題を自ら潰して行く意志の醸成含め重要と考えます。
通常、小6の後半になればなるほど、どのご家庭もこの傾向が高まるのですが、先生に聴けるタイミングがコロナの影響で例年以上に少なくなる危険性が高いことから前半戦から子供自身から突っ込んで行かせる構えにしています。
非常に我が家の娘は躊躇していましたが、塾自体も休校が増え、月謝も払ってるんだから、通塾している期間は残ってでも、早め入館でも良いのでアクションを開始しています。
もちろん、我が家の場合は、ママが教えることも出来るのですが、ママが教えると甘えが生じて、聞いてるのか聞いてないのか、本気が見え難いということから我が家のママからの指令で娘の本気を促すためにも「塾の先生に聞いて来い。」と強く伝えています。
ここから徐々にエンジンを掛けていかないと成績が伸びていかない危険性が高いので本当に行きたい学校を目指したいのか含め娘に対して良い意味で自律を促して行きます。
このピンチをチャンスに変えて頑張ってもらいたいと思います。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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