中学受験はおよそ3年くらい勉強を続けることになります。
子供にとっては、長い期間なので、集中出来ず、成績も上がらず、世のお母様方は、イライラしていると思います。
我が家も人のことは言えませんが、まあ、子供のやる気のエンジンが掛かるのにはキッカケや本人の意志がないと何言ってもまず、無理ですね。。。
とはいえ、我が家で実際にやっていて一定の効果のあった王道のモチベーションアップ施策をテーマに記載します。
やる気スイッチON&モチベーションアップの極意について、他の記事に興味のある方は、ご参照お願いします。
子供にとってのモチベーションアップ施策
王道とも言えるやる気を押し上げる方法としては以下の三点となります。
- 勉強に役立つ道具の購入による使いたい意識によるモチベート向上
- 賞金設定によるゲーム感覚でのやる気の奮起の促し
- 目標設定による到達型喜び心理の適用
それぞれ詳細を説明していきましょう。
新しいノート/シャーペンの購入による、とにかく使いたい心理の適用
新しいノートとかシャーペンって買うと嬉しくて使いたくなる、という心理を突いた方法。
まずは、やってもらうキッカケとして、定期的にこれを実施することが重要。
ポイントは、こどもが欲しいものを買ってあげることであり、親が勝手に買っても何も有難味もありません。
新しいシャーペンでぜひ、いっぱい勉強して頂きましょう。
賞金設定によるトレジャーハンター心理の適用
賞金と書きましたが、実際は、マンスリーテスト等のテストにおいて、たとえば、4科目の偏差値がXX以上だったら、欲しいゲームを買ってあげる等、の賞金設定を行うことで、それ欲しさの心理を突いた方法。
ここで重要なのは、最初はちょっと頑張れば行けそうなところに目標設定を置きます。
例えば、算数のみとか、絞っても良いです、ゲーム感覚でまずはきちんと頑張れば、届きそうなところだと人はやる気をだします。
果てしなく無理な目標を設定した場合、「到底む~り~」ということで逆効果で、やる気スイッチOFFのままになりますので注意。
人参のぶら下げ方が重要となります。
スタンプ設定による到達型喜び心理の適用
毎日、算数のドリルや国語の漢字とかやらせたいけど、やんない!みたいなイライラありませんか?
うちではスタンプ表を作って、以下のいずれか、及び算数だとBASICテキストを1ページか2ページやることで母親がその表にスタンプを押します。
- 白地図トレーニング帳―中学入試小4~6年生対象 (サピックスメソッド)
- 年表トレーニング帳―歴史 (サピックスメソッド)
- サピックスメソッド漢字の要ステップ1マスターブック
- サピックスメソッド社会コアプラス―中学入試小5・6年生対象
- サピックスメソッド理科コアプラス―中学入試小5・6年生対象
それが30個とか溜まったら、美味しい外食に行ってました。
コツコツ貯めて、ご褒美を体感して、次も頑張ろうという心理を突いた方法。
塾とか受験ってお金掛かるので基本、自炊して食事代を押さえますが、我々、親もたまには美味しいもの食べたいですよね。
ただ、その機会をそのまま実施するよりは「子供のスタンプが溜まれば美味しいところ食べ行けるよ」とし、ルールにすることが大事です。
ちなみにここで重要なのがこちらがどんなに外食したくても(子供が居るときは)スタンプが溜まるまでは基本的に外食しない、どうしても自炊出来ない場合は弁当購入とかで賄い、ご馳走を与えない、という我慢が効果的です。
いずれか、スタンプが溜まった時に食べるご馳走が喜びとなり、励みとなり、勉強継続します。
なお、6年になると、スタンプ無くても毎日やる習慣が付くので、4、5年の間にやるほうが効果的です。
ぜひ、子供のモチベーションアップを狙って、良い環境を整備していきましょう!
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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