私自身が付属校出身ということで私の周りにいた付属校の方々が卒業後どうなったのか、少ないサンプル数なので、あくまで参考までということで閲覧頂ければと思います。
今回は、付属校の方々の卒業後をテーマに記載します。
※付属高校から付属大学に進学した人を「内部進学」、付属高校から外部の大学に進学した人を「外部進学」と言います。
※中学から入学した人を一般的に「内部生」、高校から入学した人を一般的に「外部生」と言います。以下にもその表記で進めます。
付属校に関する他の記事を見たい方は以下を参照お願いします。
内部生で外部進学をした面々は、力強く生きている。
まず、大学のレベルに関しては、完全に2極化します。
皆、上位大学を当然ながら目指しますが、上位大学にいける人が半分で他半分は浪人して、結局、付属大学以下の大学に行く人に分かれます。
そもそも外部に挑戦するので付属大学やそれと同等の大学群を受ける人が多くないです。
当時、今ほど外部進学の結果は芳しくなったですが、現役で東大に行く人も居ました。
なお、電気通信大学、東京理科大学など行った人を総評すると総じて、真面目でコツコツで無口なタイプが多かったです。
基本的に付属校は、外部進学はハードルが高いという雰囲気が非常に充満しており、外部進学する人は奇特なヤツという感じだったので、それを無視できるハートが必要だったのだと思います。
ちなみに今でも私と仲良い内部生上がりの外部進学者がいますが、ある人は上位私立大学へ現役で入学し、更に大学院のドクターに上がる断面で国立の大学院に編入し、卒業後に某メーカの研究所に勤めています。
もう1人は、浪人して下位の大学に進学後、1年留年した後、某企業に勤めた後、独立し、今は一会社の社長をやっております。
元々、囲われていた土地から自ら飛び出しているので相対的に力強さがあると感じます。
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外部生で外部進学をした面々は、より強い
現役・浪人の多少の差異はあれど、基本的に付属の大学よりも上位大学に進学していました。
今でも仲良い友達については、普通にサラリーマンやってます。
内部生で内部進学をした面々は大学で一部堕ちる奴がいる
臆することなく事実を言いますと、付属の大学に在学中の2~3年当たりで、退学もしくは留年する人が割といる印象です。
これは個人的にはなんとなく理由が分かります。
付属校の慣習というか一般的にほぼ例外なく内部進学する場合、基本的に成績/テスト結果をもとに順番が決まります。
つまり、その順番が早い人から順に行きたい学部/学科を選択できます。
おのずと、順番が後ろの人は余ってる学部/学科の中から選ぶしか選択肢がありません。
内部生で内部進学する人は割と下位層の方が多かったので、そもそも選択肢が多くない印象です。
これは付属校あるあるなのですが、無理やり行く学部・学科を決めて入学するとやっぱり、やりたい事と違うというパターンに陥ります。
その結果が表れているように感じます。
もちろん、上記じゃない人も多くいると思いますのであくまで参考まで。
たまたまですが、私の周りの内部生/内部進学者は、Factとして、基本的に就職苦戦派が多く、普通にサラリーマンがやはり多いですが、なかなか良いサラリーが貰えていない印象・・・。
私の通っていた付属校が中堅レベルだったので、普通に過ごしていると中途半端になりがち、それそのものを打開しようとせず、そのまま過ごすとやっぱり厳しいということだと思います。
外部生で内部進学をした面々は人に寄る
大学ではっちゃける人が多いですが、基本的に上手くやっており、留年している人は私の周りではいません。
就職に関しては千差万別で苦戦している人もいれば、在学中にいろいろな活動をして難なく就職している人もいた印象です。
私の今でも仲良い友達は、IT関係の企業や航空機に関わる企業など幅広いところで活躍・就職しています。
付属校について、振り返って思う事
付属校に通学させるという事は多くの方はそのまま付属大学に進学することになるとともに外部の大学に出る時のパワーは付属ではない中高一貫校よりもかなり必要になることを理解頂いた方が良いと感じます。
加えて、付属校になんとなく進んでいると思考停止状態となり、就職においても苦労します。
ぜひ、なんでその学部に行きたいのかをきちんと考えて進んだ方が良いです。
付属校に馴染むとなんとなく大学進学出来ればどの学部でも良いや、と思う人もいますが、はっきりいってそれは既に脳が死んでいると言わざる終えません。
時間は山ほどあるわけですから、将来を見据えて頑張り続ける癖を付けましょう。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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