ワーキングママと中学受験 〜成功の秘訣編〜

共働き

我が家の周りで共働きしているワーキングママにて色々と我が家から見えない苦労も多いとは思っています。

一方で横目で見つつ、きちんと目指した学校に合格された方もいます

この成功の秘訣が何なのか、皆さん知りたいところだと思います。

今回は、共働きの方々で中学受験に挑む場合の成功の秘訣にフォーカスし、議論したいと思います。

出来るワーママは準備、リサーチ、アセットフル活用が上手

見ていると自分のお腹を痛めて産んだ子供ということでパパよりもママが結局のところ、中学受験では先導・指揮してリーダーシップを発揮するケースがほとんどでした。

パパはその動きを補完するようなご家庭が多い印象。

つまり、以前の記事にも記載していますが、中学受験ではママがキーサクセスファクターであることは間違いありません。

但し、ママの負担は相応に大きいです。

なお、上手く持ってるアセットを活用しつつ、アウトソースしながら、冷静な判断で勝ちを握りに行くという動きが大事をされているように感じます。

結論、中学受験にて出来るワーママさんは、以下の対応を難なくこなしているように見えます。

  • 中学受験前の小学校低学年時代に何がしかの勉強の準備をしている
  • ワーキングママが常日頃で非常にリサーチされている
  • ワーキングママにて持ってるアセットをフル活用している
  • 子供の理解を得られている。
  • 旦那さんが能動的に協力してくれる。
  • ワーキングママがポイントごとに学力レベルをチェックしている
  • ワーキングママがドリームと目標(ゴール)の違いを理解出来ている。

では詳細を説明して行きます。

 

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今回の対象は一般庶民と言える子供を持つワーママさん

成功の秘訣の前に子供の特徴でも大きく、成功の秘訣要因が変わって来ると思っています。

以下の通り、大きく2つのタイプに分けます。

  • スーパーキッズ(自律的に動き、頭が良い子供)
  • 一般庶民(子供らしく、自律的に動けない子供)

上記のスーパーキッズは、マイノリティーですが少なからず存在します。このタイプは親の支援関係なく、結果を残しますので横展開できるようなものはありません。よって、今回の議論の対象から外します。

多くの子供は上記の一般庶民と記載しているような子供達かと思います。

その子供を共働きのご家庭でいかに中学受験で成功へと導くか、が焦点になろうかと思います。

 

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成功の定義

成功とは何かを定義しておくことでよりイメージしやすくなると思っています。

ここでいう成功はズバリ、その子の第一志望校もしくは相応校以上の学校に合格された方を指して定義したいと思います。

中学受験への成功の秘訣

見ているといくつかの条件をクリアしていく事で成功を獲得しているように感じます。

以下に順序立って記載したいと思います。

中学受験前の小学校低学年時代に何がしかの勉強の準備をしている

公文でも良いですし、Z会の通信教育や算数教室や学研のような塾でも構いません。

いきなり小学校4年生で塾に入れて勉強しだす場合、成績が後ろからスタートすることになるのでモチベーションが上がらないなど、スタートラインで要らぬ障壁が1つ増えます

また勉強をする癖が付いていないので子供自身としてもやり方も分からないし、基礎的な知識もないので様々な努力を一騎にして行くことになり、子供によっては、この時点でぐずつき始めます。

成功している方々は中学受験として初動となり得る小学校4年生のタイミングでは個々に準備がなされている状態の方が大半のようにお見受けします

 

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ワーキングママが常日頃で非常にリサーチされている

中学受験において、先手を打って、子供が悩んでいる部位を個別指導塾や家庭教師などで埋めに掛かる動作をします。

共働きなので専業主婦家庭と比較して財源があるのも特徴的なのですがそれをどう投資して行くか、という観点で綿密に調べられている印象でした。

逆にのほほんとしていると情弱となり、子供の成績が伸び悩み始めた際に親も一緒に悩んでしまいます。

成功に導くには先手を打つために情報を様々なところから得て、プランB(代替策)を発動するインテリジェンスがあるワーキングママだと成功確率も上がって行くことは間違いないと思います。

 

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ワーキングママにて持ってるアセットをフル活用している

お爺ちゃんやご近所連携、旦那さんなどそのご家庭で保有しているアセット(資産)をきちんと理解し、それぞれの役割を明確化し、協力依頼をされている

ワーキングママは時間の制限があるのでそれを解消/埋めるためにそれぞれに上手く協力を仰ぎ、制限事項を解消されていることで子供も勉強に集中できるように仕組み作っているように見受けられます。

ワーキングママの時間の制限は過去の記事でも触れています。

ここは物理的に無理なので、じゃあ、どう埋めて行くか、が別れ道になるように思います。

 

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子供の理解を得られている。

子供自身がなぜ?中学受験をするのか、目的意識をご家庭内で決めて、共有し、それに進んでいるということが重要です

共働きだと子供が一人になるシーンが専業主婦家庭よりも多いので、中学受験に対するスタンスやブレが発生すると勉強に身が入りません。そこがきちんと意識付けられていることが大事です。

また共働きゆえに親に頼れない背景も理解して、中学受験を進める意識が何となく理解出来ていると自立心も芽生え、勉強への身の入り方として良い方向に進んで行く傾向があるように思います。

 

旦那さんが能動的に協力してくれる。

色々と過去の記事でもアウトソーシングとしてお爺ちゃんや個別指導塾などの外部連携の話をしてきましたが、アウトソーシングできないものがあります

それは以下です。

  • 志望する中学校の学校説明会や文化祭への参加
    • 学校説明会は平日が多いため、ワーキングママがしょっちゅう、年休を取ることも難しいと思いますので、旦那と分散して進めて行く方が負担が少ない。
    • 文化祭は土日になることが多いのですが、平日にたまった家事や用事と重なり、文化祭・説明会の参加学校を絞らざる得なくなる。旦那の方で見に行くことが出来るとそこも負担を軽減できる。(女子校の場合、パパのみでは参加させて貰えないパターンがほとんどなのでワーキングママの負担は大きいです。ここへの代替手段は、1日で複数の文化祭を回るくらいしかありません。
  • 塾の定期的な保護者会への参加
    • 時折、平日設定もあるので、先生の貴重な話を聞く機会を逃してしまわないように旦那と分散して参加する方が効率的。

上記を効率的にこなして行くためには旦那さんとの連携は必須となります。

実際に我が家も平日の学校説明会で私が年休取って参加した際、共働きのご家庭の旦那さんも参加されておりました。

「おー、ここで会うとは」って感じでしたが、やはりきちんとご家庭で連携されているという事だと思います。

 

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ワーキングママがポイントごとに学力レベルをチェックしている

アウトソースするにしても我が子がどんなコンディションなのか、きちんと理解出来いないと成績向上させるための施策も効果が出ません

ポイントごとにどの教科のどこが弱いのか等を把握し、個別指導塾や家庭教師に底上げして欲しい部位を出来る限り伝えるという行為も大事なようです。

各種模試やマンスリーのテストを見れば、どの教科のどこの単元が弱いかは分かりますのできちんとそこを分析し、アウトソース先に伝えて底上げしてもらいましょう

 

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ワーキングママがドリームと目標(ゴール)の違いを理解出来ている。

最後の局面となる1月での追い込み段階で冷静な判断が出来るかどうかというのがポイントになるのかと思います

我が家の周りのワーキングママにて、ドリームとして考えている学校の過去問と最低限ここに合格してほしいと思う学校の過去問の出来をきちんと見ていました。

ドリームとして合格して欲しいという学校の過去問が芳しくなく、そこのご家庭はドリームの学校は捨てて、最低限ここに合格して欲しいと思っている学校をゴール設定し、ひたすら調整をさせた結果、無事、そこに合格しておりました。

過去問が最後まで芳しくない場合でドリームにそのまま突っ込んだご家庭は、基本的に撃沈してるケースが多いです。

聞いてる感じ、「過去問やっててずっとキツそうだったんだよね。。。」と分かっていながら、突っ込んでしまう後には引けないという感じで勝負しているケースが本当に多い印象です。

成功を掴んでいたワーキングママは最後に非情な判断とも言えますが、舵きりの仕方が男前だったりします

 

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時事ニュースの習得/強化に向けて

最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。

中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります

そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。

塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。

それが子供用の新聞です。

中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。

幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。

子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。

読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。

週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。


朝日小学生新聞は、日刊で毎日いろんな記事を読めて情報豊富ですが月額2,100円でやや高めの価格設定です。

既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。



どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!

 

 

 

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