昨今、小学生・中学生のスタンダードになりつつあるスマホ。
親としては、出来れば持たせたくない物の1つだと思います。
今回は、スマホに関するあれこれということでスマホを取り巻く環境となる前提からそれに関しての対処・お勧めの対応をテーマに記載します。
小・中学生のスマホ・携帯電話の保有状況
内閣府が調査した結果として、日経新聞ニュース(2019/2/19)にて、上記の通り、纏められています。
分かりやすかったので引用します。
ポイントは、2017年時点で小学校高学年で50%、中学生で60%の子供がスマホ/携帯を保有しているそうです。
小学生も習い事をしている子の多数が、こども用携帯電話を持っている印象です。
よって、個人的な肌感覚は、小学生が70%以上、中学生が80%以上というイメージです。
次にスマホ率はどうなんだろ??
と思うのですが、小学生が30〜40%、中学生が70%以上、既にスマホを利用しているように感じますね。
少なくとも、我が家の息子・娘の様子を聞いていると。
小・中学生はスマホが欲しい
小学生・中学生の我が子供に聞いてみると、こども用携帯電話が欲しいのではなく、スマホが欲しいと。
その理由をヒアリングしました(笑
欲しい理由ベスト3は、以下の通り。(聞いてみると、相当、納得感はあるので小・中学生代表として代弁する意見と思います。)
欲しい理由の第一位:LINEで友達と繋がりたい
欲しい理由の第二位:ゲーム(YouTube含む)で遊びたい
欲しい理由の第三位:調べもの(Internet/地図など)で使いたい
正直な感想としては、その理由なら不要。
とはいえ、LINEで友達と繋がってスタンプでやり取りしたい、YouTubeで今流行りの動画を見たい、漢字や計算、地図など調べるときに利用したいという、想像しやすい内容ではありました。
小・中学生の事情
息子は小学校時代はこども用携帯電話のみで全く問題はなく、逆にスマホを持っている子ほど、公立中学に行く子が多い印象です。
恐らくスマホを渡していると子供が静かにしているからだと思います。。無駄・・・。
中学は学校にも寄るとは思いますが、我が家の息子の学校の場合、学校内ではスマホはしまっておくルールになっており、見つかると取り上げになります。
学校外ではスマホOKであり、部活の連絡など、LINEやメールを使うことが多い状況です。
どちらかというとスマホがないとキツそうです。
ちなみにスマホ禁止の中学校もあるのでそこはチェック必要です、が、そういう学校に行ってる子達も割とスマホを持ってます・・・。
中学生の必須のアイテムかも、もはや。。
結論・方針(我が家の対応・対処)
よって、中学入学後の4月から以下の通り、方針確定し、現在、運営中!
(方針)
- 小学生までは、こども用携帯電話とする。
- 中学生になったら、スマホとする。但し、パスワードは親にも開示必須で、アプリ制限/時間制限などの制約をシステム的に実装する。
- 中間/期末試験の結果に応じて取り上げを行う条件付きとする。
(小学生方針に関する理由)
- LINEでの連絡は不要。学校や習い事でオープンにコミュニケーションをして欲しいため。
- ゲームやYouTubeする時間があれば、勉強するべし。もしくは外で遊ぶこと。不健全な遊び防止のため。
- 調べ物について、親に言えば、親のスマホで調べるべし。(不要なため。)
(中学生方針に関する理由)
- スマホでの事件が多いことから中学生までは適宜、中身を見れるようにパスワードは親に教えることで未然に事件・事故を防止するため。
- LINE(1)について、APP使用時間の制限を設けることで過度の利用を禁止するため。
- ゲームやYouTube(2)について、APP使用時間の制限を設けることで過度の利用を禁止するため。
- 調べ物(3)について、許可するがAPP使用時間の制限を設ける。
(不要な通信過度を防止するため) - 休止時間(4)として、21時から翌日6時までは全てのAPP使用をシステム上で制限・禁止する。
(過度の利用を禁止するため。)
実装手段(iOS vs Android)
私がMAC Book、iPad、iPhone、iPod Touchを持っていることもあり、こどもも割とApple大好きで、そもそもiPhoneを基本として考えてはいました。
ですが、Androidの方が制御できるアプリケーションも多いし、コスパも良いのでそちらにしようか迷っていたところ、息子の大反対発生。
Androidは使い難いので嫌だと。
まあ、それは気持ちが分かる。
よって、どうしようかなあ、と思っていたところ、iOS12からスクリーンタイムという制御機能があり、そこで指定したAPPのみ/APPごとに使用時間の制限が出来、iPhone全体として休止時間をコントロール出来ます。
ほぼ相違なく、方針に記載した(1)〜(4)全てを個別コントロールできます。市販のデバイスコントロールアプリだと、上記みたいな細かな制限やWiFi環境だと実現できない等あるのでiOSレベルでの制御が最高に強いです。
SoftBankだと安価ではないのですが、ワイモバイルだと型落ちiPhoneで学生用に安いプランがあったのでそちらで確定し、今、保有しています。
このやり方でかなり円滑、&制御ががっつり効くので息子も、止む無く時間制限の効果でスマホいじりしてても、途中で止めます。
お勧めの方法だと思います!
スマホを子供に渡すのに抵抗があるご家庭へ
スマホは中学生にとっては必須アイテムであることは間違いないです。
部活の連絡もLINEを活用したりするので無い場合には連絡が取れないという不都合すら発生する可能性が高いです。
よって、きちんと管理や制御を行い、無法地帯な使い方にならないようにして持たせた方が良いと思います。
一方で、中学生同士で情報交換して制御を突破していくこともあるので、出来る限り、諭しながら啓蒙をしていくことが重要です。
ぜひ、問題ないスマホ・ライフを送れるように保護者にてルールの明確化/サポートをしていきましょう。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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