今回は、我が家のママが実践していた受験ママとしての伴走テクニックについて特に子供に対してのマネジメント(管理)の具体的な技法をテーマに記載します。
受験ママの伴走テクニックについて、他のをまだ見ていない方は以下も参照お願いします。
中学受験に向けた自宅タイムマネジメントについて
どの塾であれ、宿題は出ると思います。
受験ママはきちんと何が宿題になっているのか、確認し、国語・算数・理科・社会に関して、いつまでに何をやるのか、タイムマネジメントを実施します。
やはり小学生が各教科でいつ、どれをやるかまでは管理が自分で出来ないのでそこを計画してあげることは時間を無駄にせず、大事です。
サピックスは特に紙が多いのでファイリングしますし、日能研であればテキストに付箋を使って管理を行います。
次に毎日必ず何かの教科の勉強をさせています。(一気にやるように促しません。)
子供に勉強を毎日やることが日々大事であり、何も勉強しない日があると人はどんなに積み上げても忘れてしまうのでどれかの教科は必ず宿題含め実施させるスタイルを取っています。
ただ全ての教科を全部毎日実施させているようではなく、バランスをみて教科を選んで実施させているようです。
子供の中でこれを「鬼管理」と称していましたね。。
まあ、この管理スタイルでないとだらけるだけなので非常に重要です。
塾の宿題チェックについて
塾でやった単元の復習を受験ママは一緒に復習し、宿題については基本的に子供にて自主的にやらせます。
受験ママは、場合にもよりますが、子供だけで勉強を任せて、自分はちょっと休む事もありますが、答え合わせは必ず同席してチェックをしています。
その際、算数が特に分かり易いのですが解法をチェックします。
ものにも寄るのですが、解答が問題集の後ろに付いているケースがあるのですが、いきなり解答となる数字のみが記載されていたり、数式が飛ばされているケースの場合、例え、答えが合っていても、どのように答えを導いたのか、説明するよう、子供に伝えます。
仮に答えられない場合、ゲキ詰めします。
「じゃあ、なんでこの数字を書けているの?(疑&怒)」と。
子供は、答えが分からず、書き写しているか、解法をすっ飛ばして、分からなくなるケースもあるようですが基本的に前者で受験ママは、「そんなことをしてまで宿題をする意味はない!」と烈火の如く、子供を叱ります。
子供は「ひえーっ」となるのですが、何週間かすると同じことを繰り返します。
(うーん、懲りないタイプなのか、肝が座っているのか。。。)
その都度、般若のようになり、怒号が飛びます。
コレを我が家の子供の間では「鬼チェック」と読んでました。。
もちろん、母親が怒り役ですので、父親である私は子供のフォローに回ります。
(そりゃあ、怒られるでしょ、と。そんなことせず、分からない問題は分からないと伝えなさいと。)
マンスリーテスト/組み分け/公開模試等の試験結果について
塾のなにがしかのテストがあると、その結果をみて偏差値や点数だけでなく、受験ママは解答内容のチェックをします。
なお、以下の4つのパターンがあった場合には受験ママは、烈火の如く、子供を叱ります。
解答欄が空白である。
限られた時間の中で、「何でも良いから埋めるクセをつけないとダメ。」と。
「何か書けば、正解になる可能性があるので試験の時間までママはいないので自分で試験の時間内できちんと時間の使い方を計画して進めないと、入試でも損するよ。」と。
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同じミスを繰り返している。
これはサピックスの「組み分けテスト」や日能研の「全国公開模擬」で、過去のテストで似たような問題で同じミスを繰り返していると判断した場合、その過去のテスト問題を見せて「何度もやっている問題をまた間違えている。これが出来るようになんないとまた次出ても間違えるよ!」と。
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文章をきちんと読んでいない。
きちんと問題を読めば、間違えるはずがない問題に対して、すっ飛ばして読んでるが故に間違っている。
例えば、以下のパターンがあります。
- 算数で「この図形の”周の長さ”を答えなさい」と言う問題において、「XXX㎡(長さではなく、面積を答えている)」
- 国語で「以下の中から正しいもの複数選びなさい」と言う問題において、1つしか選択していない。
- 理科で既にグラフの説明があるのにも関わらず、その説明を読んでおらず、グラフの読み間違いをしている。
- 社会で「以下の選択肢ア〜オの中から選びなさい」という問題で「奥羽山脈」と解答している。
「問題をきちんと読んで不正解なのはしょうがないけれど、問題をきちんと読まずに間違うのは全くもって意味が違う。それは全然、ダメ。」「答え合ってるのに、答え方が間違ってるって、悔しくないの?」と激おこ発動。
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問題の余白等の解法やメモ書きを見て、意味の分からない解法をしている。
「なんで、その解き方をしているの?」と激詰め。主に算数や理科。
なお、ここはなんで、そういう解法に至ったかを聞いて原因の確認を実施している。
子供、ぐうーの音も出ず。
上記の受験ママの有難い指導によって、子供は時に逆ギレをし、子供と受験ママのバトルが勃発する。
パパの任務として「ママ怖いね〜」とお茶を濁して、子供と受験ママを引き離す。
(感情論になっているので、普通の会話をしても、無理なので。
個別に子供に悔しかったら、ママの言う通りにやって点数を取ろうと、諭す。)
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マンスリーテスト/組み分け/公開模試等で間違った箇所について
受験ママは、全てのテストは例外なく、間違った箇所の”直し”を子供に指示します。
解法が分からない場合、一緒に考えて教えます。
定常授業、夏期講習、冬季講習、関係なく、小テストの問題においても間違えた問題は必ず”直し”を子供に指し示し、実施させます。
まさに伴走そのものです。
こうやって、整理すると、なかなか中学受験でママは頑張っているなあ、と振り返ります。
♪( ´θ`)ノ←他人事
いえいえ、母親が熱心にやっている中で父親も熱心だと子供が疲弊していくので良いんです。
私は心得てわざとやっております、わざと。
いつも母親に感謝しております、ホントに。
母親の伴走テクニックに興味ある方は引き続きチェックを!
※ちなみに当時、中学受験であった息子は、今、中1でもう流石に自分でやって。ということで受験ママは、一切タッチしていません、勉強に対して。(娘に対する戦闘態勢にシフト済みでございます。同じ鬼オペで。)
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時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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