我が家の息子は現在、鉄緑会指定の超難関中学の1年生です。楽しそうに今でも通っています。
部活や勉強も頑張っているようで何よりです。
YouTubeも相変わらず全開で見ています。ママ、キレています。
そんな中、最近、なんとなくエリート意識が高まっているなあ、と感じる出来事が多いです。
その度、親として色々言ってますが周りの環境含め教育って難しいなあ、なんて思います。
今回は超難関中学に通っている方に共通して芽生えてしまう可能性のあるエリート意識について記載したいと思います。
合格してからを振り返る(調子に乗り始める息子・・・)
超難関中学に合格し、通学し始めてから息子は近所の方にも褒められることが多くなっていました。
(゜▽゜) ←近所のママ友(子供が今、受験生)
「あら、やっぱりその制服良いわね〜。我が家も頑張りたいは〜。勉強頑張ったんだもんね。」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「はい。勉強頑張りました。」
(^ν^) ←親戚のおばちゃん
「あそこはなかなか受からないわよ。凄いわ。」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「合格出来て、良かったです。」
こんな感じで色々な方に声掛けされて行きます。
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「なんだか偏差値上がらない・・・そういえば日能研だとお兄ちゃんはどのくらいの偏差値なの?」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「俺の学校の友達は日能研で偏差値70って言ってたから、70じゃね?」
(;๏д๏#) ←パパ(自分)
「それお前のクラスの優秀な奴だろ。そいつは日能研偏差値70でもお前はそいつより中間・期末が全然下なんだから偏差値70じゃねえよ。リアルに考えると偏差値64とか65とかだろうが。」
(๑•﹏•) ←我が家の娘
「無理無理。それ。」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「俺の学校は全国でX位で凄いんだよ♪だから俺は凄い。(←「2019年 東大・京大・難関大学合格者ランキング」をしっかり見てマウント取ってくる息子。)」
(;๏д๏#) ←パパ(自分)
「それお前の学校が凄いのであって、お前が凄いってわけではない。本当に凄いならその学校内でもっと良い成績取れよ。つーか、それ、お前の小学校の友達に言ってみ、速攻ハブられるよ。」
( ´ ▽ ` #) ←我が家のママ
「性格悪いといくら頭良くても人として駄目。しかも、女の子の友達とかに言ったら、多分、サイテーと思われるよ。」
こんな感じで家庭内とはいえ、なかなか調子に乗った発言をしつつ、その度にママ&パパ(自分)に怒られるという繰り返しを実施しています。
まず、希望のところに合格しても褒め過ぎず、むしろもっと頑張れ!というようなエールを送った方が良いかもしれません。
これが我が子だけなのかなあ、と思っていたらどうやら違いそうなことも分かってきました。
学校の様子について
我が家の学校については時折どんな事をやっているか聞いてます。
もちろん授業全体感でいうと驚くほど高度な事をやっており、非常に魅力的な授業を行なっていることは間違いないですが、時折にエリート意識を植え付けるような話も聞いたりします。
(°◇、°)ノ ←超難関中学の非常勤講師(ブラックな事を言うから面白いらしい)
「はい、この問題は高校2年レベルの問題なので難しいです。他校(←鉄緑会指定の中学)でも教科担当持ってるけどまだこの問題はやってません。君たちなら出来るよ!まあ、ただ偏差値の低い学校は高校入っても多分、やらない、って言うか一生やらない問題だとは思います。」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「ってな感じで毒を吐く教師がいるんだよ。」
(;๏д๏) ←パパ(自分)
心の声:(そんなんだから、いつまでたってもその教師、非常勤なんじゃね。)
その他部活の合宿にて。
( ° ꈊ ° *)←部活の先輩
「この合宿所には別の中学も一緒らしいぜ。」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「関西の学校みたいですね。学校名をググると。(←電脳ボーイ)」
( ° ꈊ ° *)←部活の先輩
「スマホで見てみるとふーん、偏差値XXか、頭悪いな。(←毒付く先輩)」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「てな感じで、他の学校を調べてたよ、先輩が。」
(;๏д๏#) ←パパ(自分)
「お前ら、偏差値以外の尺度はないの?」
( ´ ▽ ` #) ←我が家のママ
「そんなん調べるくらいなら合宿なんだから早く寝ろ!」
無意識なように見えますが、環境そのものが何となく勉強面でマウント取るような風習が宿りつつあるように見えます。
「良くないな」と思います。
学校の帰りにて
昨今、息子と帰りが一緒になり、コンビニである買い物をしていた際、息子は制服のままでしたが、私がレジでやりとりしていたところ何やら後ろのおじさんサラリーマンと話をしていました。
(* ·ω· )←おじさんサラリーマン
「ジー。(何かを見てる)」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
心の声:(なんかこのおっさん俺をずっと見てる。というか制服を見ている。)
(* ·ω· )←おじさんサラリーマン
「君、どこの学校?」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「え?▲▲中学です。」
(* ·ω· )←おじさんサラリーマン
「君、すげえな。」
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「はい?有難うございます。」
そのおじさんは制服を見てあまりこの界隈で見かけない制服だったので気になったのかもしれませんが、息子からすると喧嘩を売られるのかと思ったそうです。
但し、制服着てると悪さ出来ないということも同時に分かったようでしたが、
(*´∀`)ノ←我が家の息子
「パパ、やっぱり俺、上級国民だな。(←最近覚えた言葉)」
(;๏д๏#) ←パパ(自分)
「お前は上級国民でも何でもなく、ただの中1。」
良い学校に入るとエリート意識が強くなり、「偏差値が高い学校=偉い」というふうに勘違いしがちです。
また社会に出れば更にそうですが頭が良いから偉いという図式ではないので言い続けて是正していくことが重要と感じる今日この頃です。
勉強以外の価値観/人生観を持つ事が大切
中高一貫校で特に上位の学校は良い教育等はすると思うものの、勉強以外の価値観を持つ事・人生観とか大事な気がします。
学年が上がればOB講演や社会見学など増えれば是正されると思いますが、勉強面だけを重視し過ぎると頭でっかちな人間になる気がしますのでご家庭での指導・教育がやはり重要なのだと思います。
特に中学1年生などは勉強以外の尺度は部活など閉じた世界なので特に視野が狭いのはしょうがないとは思いますが、良くないぞ!ということは口酸っぱく指摘することは大事だと感じます。
学歴偏重でみる大人も多いですが、こういった環境で是正タイミングがなく、親もそうだそうだ、というような同質の人種だったらそのまんま学歴偏重人間が増幅するのかもしれません。
運が良いことに我が家はそんなに学歴偏重の考えを持っていないのできちんと子供達にインプットし、勉強でマウント取るのではなく魅力的な人間になるべくいろんな事に努力できる人間になってくれればなあ、と思ってます。
が、今の中1のタイミングだとそれを理解するのは難しそう。反抗期も合間って。。。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。
既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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