「目指すべき学校のチェック・ポイント」ということで学校における説明会や文化際で私自身の経験談を基に何をチェックした方が良いのか、そのチェックポイント基準をテーマに以下に記載します。
中学受験に向けての心得に関する他の記事を見たい方は以下を参照お願いします。
学校を見て、チェックすべき項目について
結論として、目指すべき学校のチェックポイントとして、以下が重要だと思います。
- 学校の先生の言動と思想
- 学校全体の清潔感
- 文化祭の時の学生の雰囲気と会話
- 学校の設備(※特に食堂)
- 校則の厳しさ(※子供の特性に合うかどうか)
それぞれなぜ?そうなのかについて後述していきます!
学校の先生(校長・副校長など)の言動と思想
ある学校では先進的な学校のツールや授業スタイルを言っている学校がありました。
私自身の職業柄、直感で「これは授業料高そうだな」と思いました。
途中で、補習も有償という話がでました。
(”補習が有償”について実はよくある話なのですが赤点の補習で金取るという学校は少なく、それにびっくりしました。)
もはや、教育業ではなく、サービス業と言った感じ。
生徒も商売道具なんだろうな、と感じてしまいました。
但し、きちんと難関大学に入学させます!というフルコミット型の学校スタイルではありました。
日能研の偏差値で60以上の超難関校として有名な学校ですが、我が家としては先生のスタイルに共感が出来ませんでした。
一方で上記とほぼ同等の超難関校では有名な大学に入学する事だけを目標に学習されたいご家庭は他校に言ったほうが良いです、とピシャリ。
自由な教育をモットーとし、まだ直面していない課題に対して解決できる力をもたせたい、と。
その2校は非常に対象的です。
でも偏差値上は、この2校ほぼ一緒です。
あなただったら、どちらに通わせたいですか?
重要なのは、あなた(保護者自身)が共感出来る学校を選定する事だと考えます。
学校全体の清潔感
学校の教室や廊下、講堂や体育館など学校の設備について各種存在すると思います。
それは学校の歴史が長く、建屋が古いとか新築で新しいという議論ではなく、きちんと掃除がされている環境かどうかというのが焦点になります。
ほとんどの箇所は生徒自身が掃除を行うはずですので、各種学校全体の環境の清潔感はその学校の教育そのものの鏡とも言えるかもしれません。
ある学校は自由を売りにする学校で生徒の自主自律のもと文化祭も運営されておりましたが、まずもって教室が汚い。
自由と自律を履き違えた典型だと思います。
文化際のときの学生の雰囲気および会話
文化祭では通っている子供とダイレクトに話ができます。
そのときに雰囲気や学校のカルチャーに触れられるような気がします。
また、ゴミ箱付近を見ると良い学校程、人が立って積極的にゴミ収集してくれます。
これって親にとって安心感があると思いませんか?きちんと教育されているんだな、と。
生徒の行動を見て、こういうふうに育って欲しい、と思える学校を連想できるとぜひ、通わせたいと思ってしまいます。
ちなみに文化祭で説明用のしおりってほとんどの学校が無料だったのですがある超難関中学だけ100円(有料)で提供していました。
お金取るのか、とその学校の印象が変わりました。
食べ物とかはわかるけれど、学校のそれも文化祭の説明する小さな冊子をくれないって、失礼な学校だな、と思い、超難関校の一角でしたが我が家は学校選定から外しました。
あなた自身の子供をその学校に通わせたいと思えるかどうかが重要と感じます。
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学校の設備について
学校の設備は揃っていれば、尚良いですが、漏れがちで重要と思うのは”食堂”です。
中高一貫校として6年間通うので食堂がないと常時、お弁当をお母さんが作らなければなりません。
これはしょうがない事ですが非常にお母さんの負担は大きいです。
よって出来る限り、食堂、もしくはお弁当を配給してくれるような学校は魅力的です。
次に男子校や共学校は特にそれほど気にする必要ありませんが、女子校に関しては古き良き学校程、自販機がほとんど置いてません。
そうなると水筒を常時持って行くなどが必要になってきます。
通学した場合に家族(特にママ)の負担を考慮して楽がある程度出来そうかどうかも見た方が良いでしょう。
是非、そこも気にして校内を見てみましょう。
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校則の厳しさ
校則については、学校の宿るカルチャー等でかなり異なります。
子供の関心どころをズバッというと、スマートフォンです。
この扱いもかなり学校によって異なります。
ある学校は、持ち込みも自由。ある学校は、持ち込んで良いが回収ないし電源OFF。ある学校は持ち込みも禁止。など千差万別です。
保護者にとっては無駄なものなので無くて結構と思うかもしれませんが、子供のストレスは半端ないものになりえます。
その校則の厳しさについて、親も共感でき、子供も耐え切れるものなのかがイメージ出来るかどうかが重要です。
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