中学受験の際に色々なママ軍団と接触すると思います。
その際のタブーというかやめておいた方が事柄について触れたいと思います。
ママ友は特に妬みや嫉妬が渦巻くので注意が必要で時に距離を置く事も大事です。
我が家の受験ママは絶妙に動いていたのでその事例も踏まえて、今回は、ママ友をテーマに記載します。
中学受験の失敗談について、他の記事をまだ見ていない方は以下も参照お願いします。
ママの振る舞いとポリシーで中学受験をノー・トラブルへ!
まず、ママ友と上手く過ごしていく為のNG行動は以下の通りです。
- 中学受験すること自体を隠している。
- 心配性でママ友についつい中学受験に関して相談してしまう。
- 子供に中学受験に関する情報の統制をさせていなかった。
- 志望校について公言してはいけない。
- 滑り止め校を公言してはいけない。
- 値や塾のクラスを公言しない。
- 「自信がない」とか「どうしよう」とかは基本的に言わない。
- 他人の情報について話をしない。
- 変なマウンティングはしない。
- 塾の行き帰りを友達と一緒に行く。
中学受験の間でママ友の付き合いに変化が生じてきます。
当然ながら、付き合い続けるママ友もいたり、塾のママ友も出来たりします。
中学受験を通じて同じカルチャーとしてのシンパシーを感じれるママ友ネットワークを構成して行くことが大事です。
加えてママ自身がきちんとしたポリシーを持ち、普遍な軸を持って、行動や発言をして行くことも重要です。
では、具体的にそれぞれ深掘って説明していきます。
中学受験すること自体を隠している。
色々詮索されたくないという気持ちは分かりますが、中学受験する・しないを聞かれた場合に嘘をつくのは良くないです。
子供もセットで嘘に付き合うことになる為、教育上も良くありません。
「中学受験する」と言えば、同じように中学受験するママ友仲間はいると思うので情報交換も出来ます。
中学受験を隠しているとネットの情報のみで現場/ローカルの生な情報が入って来ないため、情報戦でもデメリットの方が多いです。
但し、大事なのは付かず離れずでそんなに深く話しする必要もないので必要最小限のタッチがベストです。
深く話しをしてしまうとふとした人間関係がこじれた時に厄介です。
ママ友同士だと子供等含め何かをキッカケに仲が悪くなるケースは往々にしてあるため、それなりの距離感を保つことが大事です。
心配性でママ友についつい中学受験に関して相談してしまう
ママ友と言っても同じ地域で子供を介して知り合っており、ママ友自身も子供がいます。
ママ友はどうしてもあなたの話を聞きつつ、心の中で自分の子供と比べて考えてしまいます。
例えば、志望校とか偏差値の話は、結局、妬みや恨みを買いやすいので自分から話をしない方がベターです。
相手から話してくる分には良いかと思いますが仮に相談する場合は、塾などの限定的な方が良いでしょう。
出来れば、既にお兄ちゃんとかお姉ちゃんがいて、弟か妹が同学年みたいなママ友がいればベストです。
なぜならば、上記のようなママ友の場合、既に中学受験も経験しており、色々な見識も兼ね備えています。
そして、第一子は色々と初めてなので学校に顔を出すケースが多い反面、第二子の場合、手を抜くようになる為、第二子の学年に知り合いが多くいない傾向が高いです。
その為、相談しても情報が漏れ難い(広がらない)です。
息子さんがいるのであれば、性別が異なる娘を持つ親とかに塾に関してとか相談するのは特に利害関係がほとんどないのでありかと思います。
我が家の場合、息子が通っていたサピックスに幼稚園が一緒で小学校が異なる女の子も通っており、そのママと我が家のママが仲が良く、お互いに相談していました。
お互いに小学校も違うのでそもそも情報の広がりようがないのでリスクもない、といったところです。
ちなみに同性の子供を持つママ友に相談する場合は注意が必要です。
特にこちらは気にしていないのに勝手にライバル視してくるようなママ友はトラブルの元ですので絶対に接触してはいけません。
あと頭が良い子供のママは何かと妬みを買いやすいのでそれを自覚して話をしないと危ないです。
調子に乗ってるとか、反感を買いやすいので注意しましょう。
子供に中学受験に関する情報の統制をさせていなかった。
これは非常に重要です。
恨み・妬み等の根源は子供からも発生するケースがあります。
我が家も情報統制していたのですがふとしたことでトラブルが起こりましたね。
以下は子供に対しての禁止事項となります。
トラブルを起こさないために中学受験の勉強に集中させるためにも子供に以下はお約束として守らせた方が良いです。
志望校について公言してはいけない。
基本的に「まだ決めていない」と言いましょう。
子供は無邪気に自分の目指している学校を口にしたりします。
その発言は子供同士をつたってママ友にも声が届くのではっきり言ってバレバレになります。
目標にしていて偏差値が下がってきて受けれない、とか、受験したけど落ちた時にもツライですよ。
我が家の場合、その地域で賢い子が目指す学校がある程度決まっていた事もあり、目指していた学校は既にバレバレ状態でしたが、そこに落ちて別の同じ偏差値帯の中学に合格し、そこに入学することが周りに知られた時に大変驚かれました。
ソッチかー、みたいな。
結果オーライですが両方落ちた場合、結構、キツかったと思います。
まあ、見栄の世界でもあるのですが。不要に子供も心に傷を追うことがなくなるので言わない方が無難。
ちなみに我が家では以下の感じで小6の時に軽くトラブルになりました。
—学校—>
( ´Д`;)←我が家の息子
「一緒に▲▲中学受けようぜ!」
(·ε·`)←我が家の息子の友達(同じ学校の中学受験生)
心の声:(その学校知らないなあ)
—友達の家—>
(·ε·`)←我が家の息子の友達(同じ学校の中学受験生)
「▲▲中学って俺、受けれんの?」
(; =Д= ) ←我が家の息子の友達の親
「あんたのレベルで受けれるわけないでしょ!!!」
(·ε·`)←我が家の息子の友達(同じ学校の中学受験生)
「なんだよ、アイツ、俺をバカにしてるな!」
—学校—>
( `Д´ `)←我が家の息子の友達(同じ学校の中学受験生)
「お前、俺のことからかってるだろ!(怒)」
( ´Д`;)←我が家の息子
「は?」
我が家の息子としては一緒に行きたかったようですが相手はそういう受け取り方をせず、若干揉めました。
安易に「一緒に受けよう」は言わせないようにした方が良いです。
滑り止め校を公言してはいけない。
自分の子供の滑り止め校がママ友の子供にとって第一志望校と言ったケースも往往にして考えられます。
これは毎年、あるあるな鉄板な話だと思います。
言われた方は良い気はしませんよね?
滑り止め校の話は基本的にするな、と子供には言いましょう。
偏差値や塾のクラスを公言しない。
子供はペラペラ喋る子がいたりしますが、頭が良ければムカつくと言われ、頭が悪ければ、バカにされる。
つまり、言うこと自体に得が全くないので聞かれたら言うくらいで基本的に言うな、と子供には言いましょう。
ちなみに我が家の周辺事例でいうと良くも悪くもサピックスに通っている事自体が非常に子供達(&ママ友)の間でブランディングされており、最強の称号を得ているようです。
以下は全国学力テスト(公立小学校向けの全国で実施の学力テスト)の結果が帰ってきた時の息子に聞いた学校での一幕。
(! ゚Д゚)←我が家の息子の小学校の気の強い女の子(Wアカデミー)
「あんたサピックスに行ってるらしいけど私の方が頭良いんだからね!」
( ´Д`;)←我が家の息子
心の声:(コイツはなんなんだ?)
小学校6年の時の全国学力テストで我が家の息子はいくつかの教科で100点満点を取っていました。
その女の子は塾では頂点にいるようでしたが学力テストでは微差で我が家の息子に負けて、上記のような発言が発動されたようです。
サピックスは塾カーストの頂点に立っているようで喧嘩を売られやすいです。
そこでクラスがあーだこーだ偏差値が・・・とやると火に油なので気を付けましょう。
「自信がない」とか「どうしよう」とかは基本的に言わない。
これは学校でもそうですが塾での話です。
我が家の場合、本当に自信がないとか、どうしようとかは家で言うように伝えていました。
と言うのも、我が家の息子や娘は塾の中では上位クラスにいた為、
この「自信がない」「どうしよう」は周りから見た時にムカつく、どうせ出来てるんでしょ、と反感を買いやすく、それ以外は何も生みません。
心の中だけに閉じておくよう、子供に伝えましょう。
他人の情報について話をしない。
アイツはどこどこを志望校にしている、とか塾ではどのクラスにいる、とかはなんとなく漏れ伝わってきます。
それは家の中で話すのは別に構わないけれど学校等の外で話しはしないように、と子供に伝えましょう。
結局、その情報を誰から聞いたのか、みたいな感じで当人の知らないところでバラした犯人のようになっても得がありません。
そもそも他人がどうであれ、まず、自分が志望校に受かるように努力せよ、ということで話をしていました。
ゴシップ好きの女子は要注意です。
変な噂でトラブルに巻き込まれないようにしましょう。
変なマウンティングはしない。
これは実際に我が家の息子も小5くらいの時にあったのですが、以下が学校でのやり取り。。。
( ´O`)←我が家の息子の友達
「おーい、一緒にXXX中学、入ろう!」
( ´Д`;)←我が家の息子
「俺が第一志望校に落ちたらな。」
本人は悪気がなく、単純にそこの中学にそれほど興味もなかったようですがこの一言は害しか生みません。
受験ママはそう言う言い方するな、と叱ってました。
変なマウンティングをしないように指導しましょう。
塾の行き帰りを友達と一緒に行く。
基本的にこれまたトラブルの引き金になりやすいです。
我が家の息子は最初、複数人で電車に乗って通ってましたが男の子なので1人をハブにしたり、遊びながら帰るようなこともちらほらありました。
その保護者の方々は理解のある方だったので運よく問題にはならなかったですが普通ならトラブルになり得ます。
どのママも付き合いが上手であまり接近戦のような付き合いをしないママ同士だったこともあり、きっぱりと一緒に行くと嫌な思いをする子が出るなら、皆、バラバラで通いましょう、と言うことで基本的にばらけて通う形になりました。
ある意味シンプル。
我が家の娘はふざけたことをしないタイプで友達も静かなので、普通に仲良く塾に行き来を友達と一緒に行っています。
トラブルもないのですがやはり問題になりそうならバラバラで通ってもらいます。
トラブル面倒ですから。
ぜひ、子供へのしつけ、統制、そして、ママ友の絶妙な距離感を保って、安全な中学受験ライフを送りましょう。
時事ニュースの習得/強化に向けて
最後に本記事とは直接関係ない宣伝となりますが、小学校の低学年の方、及び現在、中学受験真っ只中の方向けの話です。
中学受験では国語での読解力や社会において時事問題が出るケースが多々あります。
そういう情報はもちろん塾でも小学校6年生の終盤に重点的に学習ケースが設けられますが、日々の修練が非常に重要になります。
塾に頼らず、日々の生活の中で時事ニュースや中学受験の過去問題をイラスト付きで触れられ、子供向けとして中学受験の基礎教養を身につくことが出来る方法があります。
それが子供用の新聞です。
中学受験を検討されているお子さんだと小学校低学年から読み出すご家庭も多くいらっしゃいます。
幼い頃から時事ニュースに触れることは読解力向上や社会という知識を基礎的に固めていく上で重要です。
子供用の新聞は、読売KoDoMo新聞と朝日小学生新聞の2種類が有名で発刊部数も1位、2位となっています。
読売KoDoMo新聞は、週刊で気楽に暇な時に読めてリーズナブルな月額550円という価格設定です。
週に1回お試しに利用しようという方にはこの読売KoDoMo新聞をお勧めさせて頂きます。
ちなみに我が家の息子/娘も読んでましたし、今も引き続き購読しています。

既に本などが好きで書籍を読むことそのものに慣れている子供の場合は、毎日新しい内容を学べる日刊の朝日小学生新聞をお勧めします。
どちらもオススメの子供向け新聞で中学受験生の多くの方が購読していますのでぜひ、ご検討を!!
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