番外編15)教師という職業 〜教育実習時代〜

雑談
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昨今、教師による問題が非常に多く、世間を賑わせています

一方で、私自身は、中学と高校の教員免許を持っていました。

更新制に今、なっているので既に失効済ですが思えば10年以上前に私は教育実習に行っております。教育実習は通った公立中学に行きました。その頃を思い返しつつ、昨今の問題に関して考えてみたいと思います。

思い出話が多いので、暇つぶしと思って読んでいただけると幸いです。

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前提

私自身は、もともと先生という職業、特に教師になる気はサラサラありませんでした。
こう書くとなんで??話が違くない?と思う方も多いと思います

私は中学・高校通じて尊敬出来る教師に出会っていません。むしろ、先生って何なんだろう?と思う方が多かったです。私の中・高時代が特に不況全盛だった話は以前、以下の記事に書いていたと思います。

当時、パソコン通信やインターネットが流行り始めた先駆けの時代でした。

高校生の時に観たサンドラ・ブロック主演の「The Net(ザ・インターネット)」でサンドラブロックが指折りのITエンジニアでバグ修正等をインターネットを通じて実施しており、別のハッカーに陥れられて、インターネット越しに情報を書き換えられ、追い詰められていく中で持ち前のIT技術を活かしてインターネットを通じてハッキングし返して何とか平穏無事な日常に戻るというストーリーなのですが、当時は全くもってまだインターネットが日本では普及しておらず、なんて、スゴイ世界なんだ、今後、必ず、こんな世界になっていくんだ!と興奮していました自分もハッカーのようになりたい!という気持ちが強くなり、将来、IT技術者になる!と漠然と思っていました。

その中で調べた時に当時、SEという職業がそれに当たるらしく、数学科か情報科学、もしくは電気・電子工学科、情報工学科を卒業するとその職業になりやすいということを知り、大学にてその学科に入りました。

将来やろうと思う職業は明確だったのですが教職課程も大学では取得できるということでうだうだと教師の悪口を言っていても自分は教壇に立った経験もないので相手の立場に立って見て「本当にクソだ」と思えば、それを言えば良い、教師になったことない人が「教師はなんたらかんたら」っていうのもおかしな話と思い、教職課程を受講し続けました

振り返ると嫌いだった教職課程が結構、面白くて成績は3段階評価でほぼ全ての科目で最上位の評価を取っていました。皮肉なものです。専攻の科目の成績の方が見るも無残・・・

そうこうするうちに就職活動時期に入り、教育実習って6月ということで予め決まっています。

そこまでに内定がないとかなりピンチなのでせっせと就活を行っておりました。結果、無事、GW前には内定をGet出来、安心して母校である公立中学校へ教育実習に行くことになりました。

教育実習前の中学の印象

私が通っていた頃の中学はかなり大荒れで不良軍団ばっかりでトイレは破壊されてるし、授業中に爆竹が投げ込まれたりと、結構な荒れっぷりでした

ただ、生徒同士でいじめとかはなかったものの結構、喧嘩だとか争いごとは多かったです。当時ジャンプやマガジンで「ろくでなしブルース」「疾風伝説 特攻(ぶっこみ)の拓」「湘南純愛組!」「カメレオン」などの不良漫画全盛で気張った奴らが多かったというのも原因な気はします。

なので、なんとなく「中学=大荒れな場所」と普通に思っていました。どんな悪ガキ達がいるんだろうか、と。また先生方も当時は不良軍団に四苦八苦して居た方ばかりだったので、先生も信用出来ないんだよな、と心の中で思っておりました。

つまり、実は教職課程において一番身構えていたのが教育実習でした。

先生方について

いざ、教育実習に行くと、教頭先生が朝から早く来ており、挨拶もほどほどにぞろぞろと先生も登校され始め、朝の職員会議が始まります

そこにドアがガラガラっと空いて一部の生徒達が「忘れ物しましたー!」「先生!!」とか入って来ようとし、「今は職員会議中だからちょっと待ってて!」とある先生が声掛けしており、なんとなく中学時代の自分を振り返るとともに当時は見えなかったドアの向こう側(職員会議)に今、この瞬間自分はここにいるのか、と感慨深くなりました。まさに先生の世界に来ているのだと実感した瞬間でした。

先生方で当時もいた先生も一部いましたが、まあ、それほど仲が良いわけでもなかったので挨拶はほどほどにしていましたね。

あと私の場合、中学1年生を担当することになったので、中1のあるクラスの担任の先生に付いていました。また科目に関してはその担任の先生とは別で数学のある先生が担当として付きました。基本的にこの二人に付いて、教育実習を進めるという感じです。

また持ち授業がない時限については、他の先生の授業も生徒と一緒に受ける/見学することが出来、そこも割と新鮮でした。今回、教育実習に行って非常に学ぶことが多かったです

  • 黒板での板書の書き方には創意工夫がされている。
    • 普段何気なく見てましたが、大事なところは赤字、次に重要なところは青字などとにかく分かりやすくせよ、と。普通に考えればそうなのですが、私はいろんなチョークを使って見たいと思い、黄色とかも使ってたら、普通にそれぞれに意味が必要なので赤と青と白の3種類でOKだよ、と言われました。確かに。
  • 学校は勉強を教えるだけでなく、教育するところ。
    • きちんと整列させる、挨拶をさせる、そのような当たり前が出来ていないことの方が多い。「当たり前を当たり前にさせる教育」が必要ということを言っており、非常に印象に残っています。

言われてみればなるほど、と。中学の時とか授業になってなかったりしてたので、あんまり授業が役立った印象なかったので黒板での板書を舐めてましたね。また当たり前を当たり前にすることの難しさというのがあるのはまさにその通りで、当時の中学は当たり前が出来ない学校でした。

うーん、この学校の先生達はとても良い先生が多いんだなあ、と私の中学時代には考えられない程に良い学校に変貌していました

教育実習の同期

当時、もう1人教育実習生がいました。私の2個上の先輩で私は知ってましたが向こうは私の事を知っておりませんでしたが、挨拶し教育実習の同期として一緒に居ました。

2浪して私と同じ教育実習となったわけです。(科目は社会です。)

休憩時間は一緒にいつつ、気さくな方だったので良かったです。ただ中学時代はその先輩はヤンチャな方だったのでなんとなく覚えていましたが、2浪の末、史学科に行ってるということでちょっと驚きました。

笑えたのが、彼のメインは中2の学年で歴史の授業をした際に「木戸孝允」の「孝」で板書したようで中2の生徒から「先生、漢字間違ってますよ!」とツッコミが入った上、授業終了後、担当の社会の先生にガチで怒られるという失態をしておりました。「あの漢字間違いは有り得ない、ウケ狙いなら教育上、良くなのでやめなさい!」と。

本人はガチで間違えたらしく「そんなに怒んなくても良いじゃんか、なあ」と若干、凹み気味。うーん、さすが、ヤンチャな先輩。ヤンチャぶりが消えてないな、なんて思って見てました。

生徒について

生徒はいろんな子がいましたが、総じて良い子が多く、この学校、相当変わったなあ、という印象でした。たまたま、当時、私と同い年の友達の年の離れた妹がおり、学校内でも声掛けされ、一緒に授業をするというミラクルも有りました

そして、たまたま教育実習の時に運動会が有り、皆んなと一緒に走ったりとか面白かったです。

また運動会の最後の方で当時、私と付き合っていた彼女が学校に駆けつけており、ポールの付近で話をしていました。

運動会って私も教育実習生でありながら当時、知らなかったのですが最後にポールの方を向いて「旗を上げる」儀式がありました。

「右向け右」からの「目の前のポールから旗が上がる」という感じでそれを当時の彼女と私がポール付近でいたのを担当のクラスの子ががっつり見ており、めちゃくちゃ指さされて「あー!」みたいな感じで目立ってしまい、且つ、その時、教頭先生がこちらをじーっと見ている視線が非常に痛かったことを思い出します

良い中学と悪い中学について(まとめ)

私の中学時代は今思うと本当に悪い中学校だったと思います。一方で、同じ場所なのに、驚くほどに良い中学に変貌を遂げていた良い中学校を目の当たりにして思うことがあります。

公立中学だと特に良い先生が寄り集まる学校になっているかどうかで相当に違って来ます

これは一種の運かもしれません。良い先生が寄り集まっていると先生同士でもきちんと正義を貫いたり、指導をしたりとアツイものがあります。

生徒もそれに呼応する形で連鎖し、良し悪しの分別も付くし、結果的に学校そのものが健全となる。

今回の神戸市の事件は、良い先生が少しずついなくなって増長した悪い先生が学校を掌握し、結果、不幸にも若い先生の人生をも変えてしまいました。

恐らく、生徒もそんな環境でまっすぐに育つ可能性の方が少なくなってしまうので問題も多く抱えている現状があるんだろうなあ、というのは想像に難しくないです

私は教育実習に行って、授業で関わる以外の時間に各先生が色々な準備をしていること、朝は生徒よりも遠いところに住んでいるのに生徒よりも早く来て準備をしていること等、改めて見えていなかった大変な事柄・作業なども見ることが出来ました

教師が扱うのは生徒というか”人”そのものなので、その教師自身の正義や倫理が非常に重要になる職業です。きちんとしていない、悪ふざけするような人はそもそも教師になってはいけないと思います。

教師は教師という自覚を持って、教壇に立つ、行動するということが強く求められます。

私も街中で当時の生徒にたまたま遭遇する機会もあったので「きちんとしないとな」と自然と襟を正すような気持ちになりました。
(変な話ですが、アノ教育実習行っている間は、Hなビデオも見ることが出来ませんでした、私は。倫理的に教育実習中とはいえ、こんなハレンチなものを見てはいけないとw)

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惰性で教師をやっていたり、当初の志を忘れて権力を振りかざすような教師が昨今、事件を起こしていると感じます。

私達の子供の先生、いわゆる教師に正義やポリシーがあるのかどうかは非常に重要だと振り返ってそう思います

ここがふわっとしている教師は良い教育・指導を行うことは出来ないはず、なぜなら根幹となるポリシーがない中でどういう指針で生徒へ指導して良いか、迷いが出るか、毎回、コロコロ変わった事を生徒に言う/指示してしまうと思います。

ただ、先生や教師をディスることは簡単ですが、構造上、そうなってしまう学校があるのはなんだかイメージが付きますよね

良くない人々が集団になると場全体がおかしくなるという仕組みがあり、それは学校でも極端な話、会社でも同じことが言えると思います。

公立学校も私立学校でもそうですが、きちんと指導できる学校は先生がきちんとしているはずです。(会社であれば、経営者や役員層がしっかりしているはずです。)ぜひ、この教訓を持って、学校を見てみると案外発見があるかもしれませんよ。参考まで。

 

 

 

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