戦略135)中学受験における塾のテスト 〜熱望校との相関性編〜

志望校の選び方
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以下の通り、今回も塾のテストに着目し、その中で特にテスト結果を通じての”熱望校との相関性”をテーマに記載したいと思います。

昨今、サピックスではサピックスオープンと呼ばれる志望校判定があったり、日能研でも公開模試と呼ばれる志望校判定が実施されています

各学年でも日々、マンスリーテストや育成テストなど色々と塾のテストが催され、ヤキモキしている世のママはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

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前提

志望校を決める最終タイミングは小学校6年の9月くらいかと思いますが、その前にどこに行きたいか等、小学校4年等からおぼろげに意識する子供や親も多くいると思います。

その断面ではドリームで全く問題ないと思います。

今回は、塾に通う各学年での日頃のテストを通じての熱望校に関する合否の相関性に関する一定の推奨できる考え方みたいなものを示したいと思います。

もちろん、それは我が家の基準ですのであくまで参考までにご参照ください。

塾でのテスト結果と熱望校への気になる相関性

各学年で目指すべき熱望校に対して、今、どの立ち位置にいるのか?気になる方は多いと思います。ここではそれぞれの学年での目安などにおける考え方を示したいと思います。

小学校1年〜3年について

この学年では、以下の記事で伝えた通り、中学受験時期の偏差値との相関が薄い傾向にあると思います。

とはいえ、ドリーム、もしくは目標として目指す学校を決めることは意欲を高める意味でも良いと思います。

言うなれば、目指す山(熱望校)を決めて、登る行為に近いと思います。

またそれは、気高い山(熱望校)であればあるほど、登るための基礎体力(勉強)を多くつけて行く必要があります

それを踏まえて、日々のテスト結果は、受験生の相関結果である偏差値を1つの指標とし、目指す山(熱望校)に向かって進んで行くことが重要と思います。

低学年までは特に強く偏差値を意識する必要はまだなく、行きたい学校に行くために基礎体力を付けることに注力した方が良いという結論は変わりません。

この段階では熱望校を持つことの方が大切だと思います。

小学校4年〜5年について

ここから徐々に登る山の険しさや思いとは裏腹に山を登りきれるかどうかが悩ましくなってくると思います。

ですが、ここでもまだ途中地点なので、現時点の実力値を日々のテストで理解した上で先の記事で記載した通り、効率的な勉強で理解を深化させ、且つ、幅広い知識をつけて行くことが重要だと思います。

ただこの段階から現実的な選択肢もきちんと現時点の偏差値をもとに学校を選別して行きましょう

この段階の日々のテストの持ち偏差値-5〜+5に該当する学校群は、小学校6年の受験時期においてもおおよそ検討することになる学校群と近似になり得ます。

ドリームを持ちつつ、現実解もセットで検討して行くのがこの時期だと思います

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小学校6年の夏まで

この段階も小学校5年の延長ですが、徐々に精緻なポジションになってきます

日々のテストで注目すべきは、男子校を熱望する方は男子順位、女子校を熱望する方は女子順位に着目し始めた方が良いです。(共学校を熱望する方は、従来通り男女合算の順位で問題ないと思います。)

偏差値は男女が合算した数字になっており、実質、男子校、女子校を狙っている子からするとやや精緻ではありません

過去に以下の記事で記載しましたが、男子と女子では入試の特性も異なります。

小学校6年では、更に学校別の順位が出てくるテストもあると思います。

そこでの順位に関して通っている塾にて例年その学校に合格している人数をチェックし、その合格数を順位として捉え、合格圏内に入っているかどうかみて見ることをオススメします
(例えば、桜蔭を希望していた場合にその塾では昨年50人が合格しているなら、上位50位以内に入っているかどうかをみてみましょう。)

もちろん、上位の中でも不合格になるケースはありますが、明らかに順位/ポジションとして低い場合は、テストそのものは相対順位ゆえにそこを目指している他の子供の方がより実力が上回っていることを意味するため、より一層頑張らないとマズイことが判ります

きちんと目指す熱望校への順位・ポジショニングを見定めるツールとして、テストを利用することが大事だと思います。

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小学校6年の秋以降について

基本的には、先の考え方を踏襲し、各順位を意識することが重要ですが、見過ごしてはいけないのは熱望校との相性です

この段階からは順位を意識しながらも相性とのチェックとして、熱望校の過去問を解きつつ、その相性が年末までに解消されない場合、危険です

解消されないの定義は、過去問題を解いても全く点数が伸びないケースを指します。特に初めて解く問題や2度目の問題に手も足も出ないという事象が年末まで繰り返し続く場合、相性が悪いかもしれません。

この相性の不一致が起こるメカニズムについて、主に以下の3つの傾向があると推察しています。

  • 論述/記述が多く、きちんと言語化して解答出来ない。
    • 論述が弱い子供は訓練して克服する必要がある。
  • 問題数が多過ぎて、時間内で解ききれない。
    • 正確に且つ、迅速に解答出来るスピード強化が不可避。
  • 独特の世界観の問題(例:社会において国際的な見知から日本の考察を述べる問題など)に適切な解を導けない。
    • 独特の出題傾向を掴み、塾での予想問題を上手く活用し、克服する必要がある。

また、同偏差値帯で気になる学校がある場合、その過去問を試しに活用し、差分を確認した方が良いです。もしかするとそちらの方が相性が良いケースがあります。

この段階になると偏差値とは別に相性のチェックを見ておかないと偏差値が足りていても不合格となるケースがあり、そのリスクを除去して他校を受けるか、その相性を克服するかのいずれかの選択をしないといけません。

相性の克服は、塾の先生へ足りていない部位への対策や個別指導塾ないし家庭教師などを活用して潰しに掛かるなど実施しないと同じ過ちを入試本番でも実施することになるかと思います。

ちなみに過去問を10回解くなどの回数を重ねることは辞めましょう

ここまでやり抜いても過去問題はその学校の入試においては出ませんので、あまり意味を為しません。(なお、我が家の知り合いでガチで10回以上過去問をやり抜いて、熱望校に不合格となったご家庭は普通におり、非常に悔しがっておりました。)

それよりもその過去問を通じて、どのような出題傾向があるか、どのような知識が求められるかを掴むことの方が重要です。

まとめ

熱望校への合否や今のポジショニングは非常に気になる方多いと思います。

偏差値は、相対的な順位を確認できるので、小6の夏までは熱望校の偏差値帯に出来る限り、近づける努力を行う

小6の秋・冬からはその偏差値を維持、もしくは向上しながら、熱望校の出題傾向を掴む努力にシフトしていくことが非常に重要になってくると思います。

ぜひ、前向きに頑張りましょう。

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